「利」の意味、読み方や画数は?利に込める願い、利を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 切れ味がよい。鋭い。役に立つ。便利。都合がよい。利益。もうけ。利息。金銭のもうけ。 など…
- 「利」は「聡明、裕福」のイメージがあります。
- ▼「利」の意味や由来
- 印象・願い
- 賢く、どんな危機も冷静に乗り越えられるように。視野が広く、物事の正しい判断を的確に下せるように。優しく穏やかで、周囲の人の助けになる人になるように。
- ▼「利」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「利」は、名前として「利空(りく)、利都(りつ)、利空(りく)、利空(りそら)、利斗(りつ)、利奈(りな)、悠利(ゆうり)」などの読み方で使われています。
- ▼「利」を使った名前一覧を見る
画数 | 7画 |
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種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | さと・と・とおる・とし・のり・まさ・みち・みのる・よし・より・かず・かが |
訓読み | き(く)【表外読み】するど(い)・ と(し)・ よ(い) |
音読み | リ |
部首 | 刂(かたな/りっとう) |
学習漢字 | 学習漢字4年 |
熟語 | 不利(ふり)・巨利(きょり)・水利(すいり)・功利(こうり)・地利(ちり)・有利(ゆうり)・舎利(しゃり)・便利(べんり)・栄利(えいり)・単利(たんり)・冥利(みょうり)・勝利(しょうり)・営利(えいり)・福利(ふくり)・複利(ふくり)・権利(けんり)・鋭利(えいり)・薄利(はくり)・仏舎利(ぶっしゃり) |
他字体 | |
意味 | するどい、賢い、聡い、はたらきのよい。よい、役立つ、都合がよい。順調な。(刃物が)よく切れる、するどい。もうける、もうけ。利益をうむ。物を言うこと(口を利く)。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「利」の意味
- 切れ味がよい。鋭い。
- 役に立つ。
- 便利。都合がよい。
- 利益。もうけ。
- 利息。金銭のもうけ。
「利」という漢字には、「都合が良く便利であること」や「利益、もうけ」といった意味があります。
「利」は禾(穀物)と刀を組み合わせた形から生まれ、「鋭さ」や「切れ味の良さ」といった、優れた機能性を表しています。そこから広がって、「役に立つこと」「便利であること」を表すようになりました。
また仕事や商売などで用いられる場合には、「利益」「利息」といった金銭に絡む意味としてよく使われます。
日々の生活でも「利便性」「利益」など、「利」を含む言葉は身近に数多くあり、非常に親しみやすく、便利で役立つ漢字だと言えるでしょう。
「利」のイメージ、名前に込める願い
「利」は、利発などの意味で知られているように賢さを連想させる漢字です。
賢い判断をするには、冷静な判断力やいかなる時も状況を見定めることのできる視野の広さも必要になります。
「利」には聡いの意味もあるため、優れた洞察力や物事の本質を見抜ける聡明さなどもイメージできるでしょう。
よく切れる刃も意味するのため、クールな印象も与える漢字です。
商才に長け、お金に困らない人生
「利」は、利益や利子のイメージから商才に恵まれた意味合いもあります。
お金管理がきちんとできる人は、几帳面で真面目です。
商売を成功させるためには、先見の明も必要でしょう。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 賢い
- 聡明
- 思慮深い
- 判断力
- 洞察力
- クール
- 冷静
- 真面目
- 穏やか
- 優しい
- 才能豊か
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

賢く、どんな危機も冷静に乗り越えられるように

視野が広く、物事の正しい判断を的確に下せるように

優しく穏やかで、周囲の人の助けになる人になるように
「利」は偉人の名前に多い漢字
「利口」や「有利」などの熟語でも知られる「利」は、偉人の名前に多い漢字としても知られています。
大久保利通、川路利良、森蘭丸の名前でも知られる森成利の名前にも「利」が用いられています。
「名は体を表す」とはよく言いますが、全員日本の歴史に名を遺すほどの偉業を成し遂げた立派な人物です。
子どもの名づけに「利」を用いる際、偉人達の思いを受け継いでくれるようにと願いを込めることもできます。
「利」の読み方いろいろ
「利」の音読みは「リ」、訓読みは「き(く)、するど(い)、と(し)、よ(い)」です。
名前に使える読み方は「かが、かず、さと、と、とうる、とおる、のり、まさ、みち、みのる、よし、より」です。
「利」は、男の名づけの中でも「とし」の響きが人気です。近年では女の子の名づけにも用いられることが多く、「り」の響きがよく用いられます。
利を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「利」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 君利(きみとし)
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男の子の名前に人気の「君」を頭字に用いた名前です。
「君主」の言葉でも知られる「君」は、諸侯や大名の呼び方以外に相手を尊んで呼ぶ漢字として使われています。
立場が上に上がれば上がるほど、人は傲慢になる傾向があります。
どんな時でも自分を助け支えてくれる人に感謝し、尊敬の念を抱くことはとても大切です。
困っている人を助け、感謝し感謝される人になるようにと願いを込めることができます。
- 将利(しょうり)
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例年男の名づけに用いられる漢字ランキングの中でも上位にランクインする「将」を頭字に用いた男の子の名前です。
「将」とは、「将軍」のイメージから優秀なリーダーシップや行動力、勇猛果敢さなどが連想できます。決断力や判断力は、経験や知識などによって培われます。
常に冷静で、みんなを引っ張っていける人は貴重です。
視野が広く、周りの人を助けられる強い人になるようにと願いをこめることができます。
- 利斗(りと)
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北斗七星の漢字として知られる「斗」を添え字に用いた男の子の名前です。
もともと柄杓の意味を持つ「斗」は、男の子の名前の添え字として高い人気があります。
柄杓は水などの液体をすくう道具であるため、人の気持ちを汲み取れる優しさや器の大きさを連想できる漢字です。
「利」と合わせることで、響きが海外風なものになるのも魅力です。
優しく、人に気持ちや痛みがわかる人になるようにと願いが込められます。
- 笑利(えみり)
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笑顔を意味する「笑」を頭字に用いた女の子の名前です。
花が咲いたような笑顔は、純真無垢な様子や愛らしい印象を与えます。
周囲も笑顔にさせるだけでなく、いつでも穏やかで情緒が安定している人は側にいて安心できる存在です。
賢さを意味する「利」と組み合わせることで、大和撫子のような芯の強さも連想できるでしょう。
笑顔が多い豊かな人生を歩めるようにと願いを込めることができます。
- 嘉利奈(かりな)
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おめでたいことを意味する「嘉」を頭字、「利」を中間字、女の子の名づけに人気のある「奈」を添え字に用いた名前です。
縁起が良い「嘉」は、出産や結婚など祝いの席には欠かせない字として愛されています。
疑問を表す意味や大きな実のなる木を意味する「奈」からは、快活さや実り豊かな人生をイメージできるでしょう。
頭の回転が速く、祝福に満ちた人生を送れるようにと願いを込めることができます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「利」を使った名前
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前日(9月8日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
6 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
7 | 楓 | 13 | ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
10 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 |