海に関する男の子の名前・漢字197個 - 元気なイメージの名付けに

[更新日] 2024年2月8日

自然の壮大さ、優美さを名前に込めたいと願うパパ、ママは多いと思います。

自然モチーフの中で特に人気なのが「海」です。命を育む雄大な「海」に関連した名前は、心の豊かさや、元気で溌溂とした印象があるので男の子の名前に相応しいモチーフです。

海は人々の心を弾ませ、癒し、時に自然の厳しさも教えてくれる存在。そんな海の様々なイメージから魅力的な男の子の名前を集めてみました。

この記事の執筆者

工藤ユカ: 漢字検定2級、WEBライティング技能検定取得。趣味は文章を書くことです。現在、さまざまなWEBメディアで記事を執筆しています。男の子女の子のお母さんです！

【航、湊、碧…】海に関連した漢字一覧

「海」以外にも海に関連する漢字はたくさんあります。その中から名前に使いやすいものをピックアップしました。

クリックで、その漢字を使った名前リストが表示されます。

一文字で名前として使える漢字

一文字で名前として使える海にちなんだ漢字です。もちろん、他の漢字と組み合わせてもOKです。

海（うみ、かい）海のスケールそのままに、雄大で大らかなイメージが浮かびます。
航（わたる、こう）航海、航路などに使われるように、船で海や川などの水上を渡る事を指します。のびやかでグローバルな印象もある漢字なので世界で活躍できるよう願いを込めることもできます。
港（みなと、こう）船着き場を指す言葉です。様々な船が行き来する様子から、たくさんの良い出会いに恵まれる人生を連想させます。
湊（みなと、そう）水や人、物が集まる場所を指し、「港」と同じように船が停泊できる場所でもあります。
洋（よう、ひろ）太平洋、大西洋、など広く大きい海を指します。洋楽、洋食、など西洋の意味もあるので、海外を意識した名付けにもおすすめです。
碧（あお、あおい）碧は、ブルーグリーンを指し、青い海を「碧海」、木々が青く茂った山林を「碧山」と言うので、豊かな自然を思わせる美しい名前となります。
潮（うしお）月の引力によって海面が満ち引きすることで、潮は特に朝方の満潮を指します。
汐（しお、きよ、うしお）潮に対し、汐は、夕方の満潮を指します。潮よりもロマンチックな印象で名付けに人気の漢字です。
渚（なぎさ）波打ち際と言う意味があります。中性的な響きで男女ともに人気です。
岬（みさき、こう）海から突き出た陸地のことです。名前では「みさき」が一般的ですが「コウ」の読みでも名付けに使うことができます。
漣（れん）漣の意味は「さざなみ」です。名付けでは「レン」の読みで使われます。似た漢字の「蓮（レン・はす」は花の名前です。
凪（なぎ）凪は、風が静まり、穏やかになった海の状態を指します。平和で落ち着いた印象の名前になります。
舷（けん、げん）船の側面（ふなべり、ふなばた）を意味する漢字です。「けん、げん」とクールな響きの名前になります。
浬（かいり）海里（かいり）と同じ意味で、海上での距離の単位を指します。一文字で表せるのですっきりした名前にしたい時におすすめです。
湘（しょう）中国の川名「湘水」や、中国湖南省の別名にあたる漢字ですが、日本では「湘南」でおなじみです。
櫂（かい）船をこぐ道具（オール）のこと。躍動的で骨太なイメージがある言葉です。
澪（れい、りょう、みお）小舟などの航行に適した水路、水の流れに沿ってできる溝を指す言葉です。サンズイに零なので繊細な印象です。
青（あお、せい、しょう）海を表す色と言えば青です。海、空など自由で壮大なイメージが浮かぶ色ですが、知性やクールな印象もあります。

他の漢字との組み合わせにおすすめ

二文字以上の名前に使える添え字に向いている海関連の漢字です。

帆（ほ、はん）帆は船を走らせるために欠かせない動力です。順風満帆という熟語もあるように、夢や希望に満ちた順調な人生をイメージさせます。
波（なみ、は、ば）青い海とのコントラストが美しい白い波。寄せては返す波は海ならではの情景です。「なみ、ハ」の読みがあり、個性的で雰囲気のある名前になります。
瑚（こ、ご）瑚は、海のオアシスと言われる珊瑚（さんご）に使われている漢字です。一部の珊瑚は宝飾品としても人気です。珊瑚の石言葉は、「幸福」「長寿」など。男の子には「ご」の読みで止め字に使うと品のある名前になるでしょう。

【海、湊、航など】海モチーフの二文字以上の男の子の名前

海の雄大さや美しさだけではなく、別の願いや想いを込めたい場合は、他の漢字と組み合わせた名前がおすすめです。夏生まれ以外にも使いやすい名前になります。海と対照的な漢字を使ったり、あえて添え字に使うのも素敵ですね。

「海」を使った男の子の名前

海のスケール感、美しさを表す名前にするなら「海」そのものを使うのがおすすめです。

海の読み方は、「うみ、カイ」、名のりは「あま、うな、み」などがあります。「か」や「う」だけを切り取った使い方も人気です。

添え字や読み方によっておしゃれでかっこいい名前になったり、中性的でやわらかい雰囲気になったりします。

さまざまな漢字と組み合わせて、海の雰囲気を活かした名前を集めました。

広海（ひろみ）「大海」で「ひろみ」も素敵です。
望海（のぞみ）母なる海は希望に満ち溢れています。そんな印象を込めた名前です。
海翔（かいと）「カイト」は英語で凧の意味があります。青い海の上をのびやかに飛翔するイメージにピッタリです。
海音（かいと、かいん）波の音が思い浮かぶ落ち着きのある名前です。
海晴（かいせい）夏の海の気持ちの良い快晴を思わせます。青い海を表した「海青」も爽やかです。
匠海（たくみ）匠は、その道のプロ（熟練者）を意味する言葉です。実力で世の中を生き抜く逞しさを感じます。
海斗（かいと）斗は、ひしゃくや、容積の単位を表す漢字ですが、スマートな見た目で止め字に人気です。
海來（みらい）夢と希望に満ちた未来を思わせる名前です。「来」の旧字を使うと雰囲気が出ます。もちろん通常の「来」でも素敵です。
海生（かいせい）今風の漢字と古風な響きの組み合わせが洗練された印象です。「せい」と読む漢字は、正、成、星、などたくさんあります。

「湊」を使った男の子の名前

湊は、近年名付け人気が上昇している漢字です。読み方は「みなど、そう」がよく使われますが、読み方が少ないので被りたくない場合は添え字を工夫してみましょう。

湊斗（みなと）湊は一文字でも「みなと」と読めますが、止め字を付けることで引き締まった印象になります。
湊介（そうすけ）「そうすけ」は男らしさのある名前ですが、湊を使うことで爽やかな印象に。
湊丞（そうすけ）おなじ「そうすけ」でも止め字の漢字を「丞」にすると古風な印象になります。

「港」を使った男の子の名前

湊とほぼ同じ意味を持ちますが、読み方は「みなと、こう」と少し違います。湊（そう）の響きは爽やかな印象、港（こう）はクールな印象があるので、音の好みや字形で選んでも良いでしょう。

「航」を使った男の子の名前

航は「わた（る）、こう」などの読み方があり、名のりでは「わたる、かず」などがあります。広い海を勢いよく航海するように、人生も順調に進みそうです。

航大（こうた）広大な海原を航海するイメージです。「こうだい」でも素敵ですね。
航輝（こうき）太陽で輝く海面を颯爽と走る船の姿が思い浮かびます。「航希」だと希望に満ちた名前に。
航貴（かずき、こうき）「航」は「かず」とも読めます。難読になりますが個性を出したいときにおすすめです。
航太郎（こうたろう）普遍的な名前でも「航」を使うと洗練された印象になります。

「洋」を使った男の子の名前

昔から名付けに定番の洋は読み方がたくさんあり、「ひろ、よう」のほか、名のりでは「うみ、きよ、なみ、み、わたる」などがあります。あまり一般的ではない読み方は難読になるので使い方に注意しましょう。

大洋（たいよう）大きな海、外海、を意味する「大洋」から。太平洋、大西洋、北極海など地球上の主要な海を表す言葉なので、国際社会を意識した名付けにもおすすめです。
太洋（たいよう）「太」の漢字は元気で健康なイメージがあります。海と相性の良い太陽も思い浮かびます。
空洋（たかひろ）空は「たか」とも読めます。大きな空と海を組み合わせた名前です。
洋翔（ひろと）太平洋を飛び越えて世界で活躍できるよう願いを込められます。
洋臣（ひろおみ）昔風の「臣」を使うと古風な印象に。和洋折衷で雰囲気のある名前になります。
智洋（ちひろ、ともひろ）賢さを表す「智」と自由なイメージの「洋」を合わせた名前。「ちひろ」は千洋でも。どこまでも広がる海を連想させます。

「碧」を使った男の子の名前

碧を使った名付けは男女共人気です。読み方は「あお、みどり、へき」の他、名のりでは「きよし、たま」などがあります。青色の美しい宝石や、美しい青緑色を表す漢字なので名前に華やかさを持たせることができます。

碧海（あおみ）碧（あお）い海を表現した名前。同じ青色を指す「蒼（あお）」でも良いでしょう。

「凪」を使った男の子の名前

凪は「なぎ、な」の読み方で人気の漢字です。「風が止み波が穏やかな様子」という意味の通り、やわらかで平和な印象の名前になります。

また、日本で作られた国字（和製漢字）であることも人気の理由となっています。

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