『花咲くいろは』登場人物／キャラクターの名前一覧！

主人公 - 母が恋人と逃避行したせいで面識のない祖母が経営する温泉旅館「喜翆荘」の仲居として働く。活発で明るく前向きな性格で、たまに変な想像をする夢想家。カラーは、寒色と暖色の両方を持つ。

喜翆荘のアルバイト仲居。亜麻色のロングヘア―が特徴で、カラーは暖色系。愛称は「なこち」。引っ込み思案な性格だが、緒花の教育係を務める。スタイルの良い美少女だが、普段は地味な存在。

喜翆荘のライバル旅館であり、全国的にも有名な老舗旅館「福屋」の一人娘。カラーはなく、色彩豊かなファッションを好む。日本各地の方言を話す気分屋で、緒花ともすぐに打ち解けた。

喜翆荘の二番板前で民子の教育係も務める青年。23歳。仕事に厳しくミスをした民子を大声で叱る。本来は気さくな青年だが、好意を寄せる民子の想いには一切気がついていない。

黒髪のロングヘア―が特徴の板前見習い。カラーは寒色系。愛称は「みんち」。美しい容姿と清楚なイメージだが、不器用な性格で言動も辛辣。当初、場の空気を読まない緒花を嫌っていた。

喜翆荘の仲居頭。カラーはピンク。左眼の下にある泣きボクロが特徴。明るく面倒見が良い性格だが、噂とのぞき見が趣味。三十路を前にしても彼氏を作る暇がないため、常に焦燥感を抱いている。

喜翆荘の女将で緒花の母方の祖母。皐月を勘当したが、緒花を引き取った。凛とした佇まいの老女で、旅館の仕事に誇りと揺るぎない信念を持っているため従業員にも自分にも厳しい。

喜翆荘の番頭。スイの長男であり緒花の叔父にあたる。優柔不断な性格で、出来の良い姉である皐月にコンプレックスを抱いている。喜翆荘を支えたいという思いが人一倍強い。

喜翆荘の板長。強面な見た目をしており、男気を旨とする寡黙な人物だが、話をするとコミカルな面が顔を出す。料理人としての腕は確かだがプレッシャーに弱く、色恋に耐性がない。

喜翆荘の営膳。40年前からずっと喜翆荘で働いている唯一の古株で業務日誌もつけている。あだ名は「豆じぃ」。無口で何を考えているか良く分からない性格。喜翆荘を立ち上げた1人。。

喜翆荘に長逗留している売れない小説家。一流作家によくあるカンヅメ状態に憧れていたが、実際はまともに書けないほど落ち込んでいた。宿泊費を返すために喜翆荘で働き始める。

故人。喜翆荘の先代でスイの夫。スイとは同じ旅館で料理人として働いており、跡取りのいない知り合いの旅館を喜翆荘として立ち上げた。屋号である「喜翆荘」の名付け親。

緒花の母でスイの娘だが、勘当されている。優秀だが、業界でも便利で厄介だと有名なライター。ポジティブな性格だが、「母」よりも「女」を優先するため緒花にも大きな影響を与えている。

劇場版に登場。緒花の父。東京在中のカメラマン。ひょんなことから出会った皐月と恋に落ち、その後結婚するが、緒花誕生からほどなくして急逝する。緒花の髪質は父親譲り。

幼馴染である緒花に好意を持つ少年。自分よりも相手の幸せを願うタイプ。母の夜逃げで石川県に行く事になった緒花に気持ちを伝えるも、長い間明確な返事をもらえなかった。