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サッカー日本代表選手の名前一覧- ワールドカップカタール2022

[更新日] 2022年12月16日

サッカーワールドカップカタール大会2022が開幕しました。
サッカーファンにとっては眠れない日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

我らが日本代表、スペイン、ドイツが同居する死の組を奇跡の逆転劇で、首位通過を果たし決勝トーナメントに進みましたね!

残念ながらクロアチアにPK戦で敗れはしたものの、前評判を覆す活躍は、今大会のハイライトの1つと言ってもいいのでないでしょうか。W杯の歴史に刻まれたハズ。

今後もますます目が離せないサムライブルー、日本代表メンバーの名前をまとめました。名前の由来やエピソードもありますので名付けの参考にしてみてください。

サッカー好きな編集が選手プロフィールも書いていますので、次の戦いに向けて予習したい方はそちらもご覧ください。

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名付けポン編集部
子育て中ママ多数在籍。名付けの基本から姓名判断まで、名付けのヒントを発信しています。

1 川島 永嗣(かわしま えいじ)

1983年3月20日(39歳)185cm/82kg
埼玉県与野市 / ストラスブール所属(フランス)
W杯選出歴:4大会(2022年カタール、2018年ロシア、2014年ブラジル、2010年南アフリカ)

2010年南アフリカ、2014年ブラジル、2018年ロシアの3大会を正GKとして活躍。ヨーロッパを主戦場に国際経験豊富で頼れるベテラン。

川島選手の名前は、名付けの先生に付けてもらったそうです。4つの候補の内、名前として読みやすい「永嗣」を選びました。「」は、永遠、永久などの熟語で知られるように時間が長いことを意味し、「」は、あとを継ぐと言う意味があります。川島選手は日本代表として史上最年長記録を更新、最多タイとなるW杯4度目の代表選出です。名前のように長く第一線で活躍していますね。

12 権田 修一(ごんだ しゅういち)

1989年3月3日(33歳)187cm/84kg
東京都世田谷区 / 清水エスパルス所属
W杯選出歴:2大会(2022年カタール、2014年ブラジル)

各アンダー世代から日本代表に選ばれ、2012年ロンドンオリンピックではスペインを破る大金星にも貢献しました。

」は、学ぶ、直す、かざる、物をまとめる、などの意味があります。読み方の「しゅう」はシュートを思わせる響きなので「修人(しゅうと)」など、サッカーでの活躍を願う名付けにも良いでしょう。権田修一選手はゴールキーパーなので、シュートを一早く止める、と言う意味付けもできますね(こじつけですが…)。

23 シュミット ダニエル(矢吹 ダニエル 勇二)

1992年2月3日(30歳)197cm/88kg
アメリカ イリノイ州 / シント=トロイデン所属(ベルギー)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

ドイツ系アメリカ人の父と日本人の母を持つ。197cmの長身を活かしたセービング、足元の技術に定評あり。本名は矢吹・ダニエル・勇二。

5 長友 佑都(ながとも ゆうと)

1986年9月12日(36歳)170cm/68kg
愛媛県東予市(現:西条市) / FC東京所属
W杯選出歴:4大会(2022年カタール、2018年ロシア、2014年ブラジル、2010年南アフリカ)

W杯は4大会連続で主力の左サイドバックとして活躍。イタリアの名門インテル・ミラノへの電撃移籍で話題となり、世界有数の選手を何度も抑えて世界を驚かせた。対人の強さはいまも健在。妻は女優の平 愛梨(たいら あいり)さん。

佑都(ゆうと)の名前の由来は「世界で活躍するように、世界とまではいかなくても《》で活躍するように」と言う願いから。ご両親の想い通り、海外の複数のクラブで活躍し、2022年W杯は4大会連続となる日本代表入り、出場選手として最多出場、最年長記録を更新しました。名前の「」は、たすけると言う意味があります。サッカーのディフェンダーとしての役割に通じるものがありますね。また、W杯はベテランとして場を盛り上げるなど、影での尽力にも注目が集まっていました。長友選手の存在は、多くの選手の助けになったはずです。

22 吉田 麻也(よしだ まや)

1988年8月24日(34歳)189cm/87kg
長崎県長崎市 / シャルケ04(ドイツ)
W杯選出歴:3大会(2022年カタール、2018年ロシア、2014年ブラジル)

W杯は2014年ブラジル大会から3大会連続で主力のセンターバック。現日本代表キャプテン。日本人センターバックとしてヨーロッパクラブの扉を開いたパイオニア的存在です。

名前の由来は、のように揉まれるほど強い人間になってほしいと言うご両親の願いから。「まや」と言う響きは女性的ですが、男性名の止め字に多い「」を使うことで、中性的な魅力のある名前になっていますね。吉田選手は三兄弟の三番目。一番上のお兄さんの名前は穂波ほなみ)さん、二番目は未礼みれい)さんと、兄弟そろって中性的な名前です。

19 酒井 宏樹(さかい ひろき)

1990年4月12日(32歳)183cm/78kg
長野県中野市生まれ、千葉県柏市育ち / 浦和レッズ
W杯選出歴:3大会(2022年カタール、2018年ロシア、2014年ブラジル)

W杯は2022年のカタールで3大会目、いずれも主力の右サイドバックとして活躍。日本人離れしたパワー、俊敏性、スピード、持久力など身体能力に優れる。フィジカル勝負の多いリーグアンのマルセイユ時代では欠かせない主力として活躍しました。

宏樹(ひろき)と言う名前は、父親の名前の一字「」を取って名付けられたそうです。樹は、樹木の他に、うちたてる(樹立、樹功)と言う意味があります。樹木のような生命力や、何かを極めて成功させる人を連想できますね。「」は「」と同じく、ひろい、おおきい、と言う意味があります。宏樹と言う名前には、大地にしっかりと根を張り、世界まで枝葉を広げて活躍する、などの意味付けができます。

3 谷口 彰悟(たにぐち しょうご)

1991年7月15日(31歳)183cm/75kg
熊本県熊本市東区 / 川崎フロンターレ
W杯選出歴:初(2022年カタール)

過去5年間でJ1優勝4回を誇る川崎の守備の要でありチームの柱。空中戦にも強く足元の技術もある。現代型のセンターバックとして欠かせない長短のパスを使ったビルドアップ能力も魅力です。W杯スペイン戦後にカタール1部・アルラヤンへの移籍が発表されました。

2 山根 視来(やまね みき)

1993年12月22日(28歳)178cm/72kg
神奈川県横浜市青葉区 / 川崎フロンターレ
W杯選出歴:初(2022年カタール)

代表歴は2021年からと日は浅いが見事にW杯メンバーに初選出された。近年重要視されてきたサイドバックからのビルドアップ、ポジション取りにおいて重要な役割を果たす。適切な状況判断ができ、豊富な運動量と持ち前のオフェンス能力も魅力。

4 板倉 (いたくら こう)

1997年1月27日(25歳)186cm/75kg
神奈川県横浜市青葉区 / ボルシアMG(ドイツ)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

ドイツ戦、逆転弾をアシスト

空中戦、対人の強さ、守備の予測能力に優れるセンターバック。危険を察知すれば試合中に修正できる対応力の高さも特徴。足元の技術もあり、ボランチにも対応できるユーティリティ性を備えています。ドイツ戦の逆転弾となった浅野選手へのアシストは「正確に蹴る技術」と「タイミングを計るセンス」が合わさったもので、日本代表の武器となっています。

名前に使われている「」は、水が広く深い様子を意味します。心が広く、懐が深い印象がある名前です。漢字のつくりの「」は、光輝く、あきらかなどの意味がある漢字なので、サンズイが付くことにより少し違った趣の名前となりますね。「滉」は、板倉選手の名前「こう」以外にも「あきらひろし」の読み方もできます。

16 冨安 健洋(とみやす たけひろ)

1998年11月15日(23歳)187cm/84kg
福岡県福岡市博多区 / アーセナル(イングランド)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

世界最高のフィジカルエリートが集まるプレミアリーグでも高い対人勝率を誇る。戦術を高いレベルで理解でき、それを実行できる技術と身体能力を備えています。所属クラブでは本職ではないサイドバックでの起用が中心ですが、ワールドクラス(世界トップレベル)の評価を受けるなど、ポテンシャルの高さを証明しています。

名前の由来は「健康で、太平洋のように広い心を持った人間に育ってほしい」と言う想いから名付けられました。「」は、健やかに育つようにと言う願いが込められるので普遍的に人気のある漢字です。「」は、大きい海と言う意味の他、外国、主に西洋をさすので、世界で活躍できるようにと言う願いを込めることもできます。冨安選手も名前の通り、イングランド・ロンドンを本拠地とするアーセナルで高い評価を受ける選手となっています。

26 伊藤 洋輝(いとう ひろき)

1999年5月12日(23歳)186cm/78kg
静岡県浜松市東区 / VFBシュツットガルト(ドイツ)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

長身を活かした守備、左足から放たれる正確なロングボールは大きな武器です。シュツットガルト加入当初はBチーム予定だったところ、翌月からスタメンとして抜擢されて以降、主力として活躍しています。J2時代の伊藤のポテンシャルを見抜きシュツットガルトに引き抜いたのは、J2時代の香川真司の才能に気づき、ドルトムント移籍に導いたスカウトその人です。

 中山 雄太(なかやま ゆうた)※

1997年2月16日(25歳)183cm/76kg
茨城県龍ケ崎市 / ハダースフィールド(イングランド)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

カタール大会のメンバーに選ばれたものの、所属クラブの試合中にアキレス腱を負傷しW杯を欠場した。強靭なフィジカル、強烈なシュート、正確なクロスが特徴。ユーティリティ性にも優れ、サイドバック、センターバック、ボランチと複数ポジションを任せられる数少ない選手。

7 柴崎 (しばさき がく)

1992年5月28日(30歳)175cm/64kg
青森県上北郡野辺地町 / CDレガネス(スペイン)
W杯選出歴:2大会(2022年カタール、2018年ロシア)

2018年ロシア、2022年カタールと2大会連続の選出。試合の流れを読む力、攻撃的なセンスに優れる司令塔。妻は女優の真野 恵里菜さん。

6 遠藤 (えんどう わたる)

1993年2月9日(29歳)178cm/76kg
神奈川県横浜市戸塚区 / VFBシュツットガルト(ドイツ)
W杯選出歴:2大会(2022年カタール、2018年ロシア)

フィジカルの強いブンデスリーガで2年連続のデュエル王(1対1のボールの奪い合い)。豊富な運動量に加え球際や空中戦の強さ、日本人離れした対人の強さは、サムライブルーに欠かせない選手の一人です。

14 伊東 純也(いとう じゅんや)

1993年3月9日(29歳)176cm/66kg
神奈川県横須賀市 / スタッド・ランス(フランス)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

日本代表のポジション争いで一番激しい右MFの1番手。スピードを武器に相手の守備陣を切り裂くことから「イナズマ純也」の愛称を持つ。スピードで相手を抜き去って個人の力でゴールを奪えれば、味方への決定的なパス、コンビネーションによる崩しからも得点を演出できます。昨シーズン(2021-22シーズン)所属したベルギーリーグのアシスト王。

じゅん」と読む漢字は多く、「」以外にも「」などがあります。純粋、純真、純情、などの熟語で知られる「純」はピュアで真っ直ぐな印象がありますね。イナズマ純也のゴールに向かうひたむきな姿と重なります。

13 守田 英正(もりた ひでまさ)

1995年5月10日(27歳)177cm/74kg
大阪府高槻市 / スポルティング(ポルトガル)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

名門スポルティングに所属。ボールを止めて蹴る技術が高いため、選手同士が近くて狭いエリアでもボールを奪われない。視野も広く状況判断に優れ、常に適切なポジションを取れるため安定感をもたらしてくれる。球際の強さや豊富な運動量は日本代表にとって欠かせない存在です。

15 鎌田 大地(かまだ だいち)

1996年8月5日(26歳)180cm/72kg
愛媛県伊予市 / アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

サッカーIQが高く、試合のなかで適切な判断ができて決定的な役割を担える。ボールを扱う技術もリーグトップレベルで、守備面での評価も高い。クールで無駄な動きをしないため、しばしばやる気がないと(主にフランクフルトサポーターに)誤解されますが、闘志は内に秘めるタイプ、実はめちゃめちゃ熱い。同クラブには元日本代表主将の長谷部 も所属しています(クラブでも当然レジェンドの扱い…すごい)。実弟はベガルタ仙台の鎌田 大夢選手。

「だいち」と言う響きは男の子の名付けで人気があり、漢字は他に「大智大知」などがあります。「大地」は広く大きい地、地球の表面などを指す熟語そのものなので、覚えやすく、大らかでのびのびとした印象の名前となります。

24 相馬 勇紀(そうま ゆうき)

1997年2月25日(25歳)166cm/68kg
東京都調布市 / 名古屋グランパスエイト
W杯選出歴:初(2022年カタール)

縦へのスピードと豊富な運動量が特徴のサイドアタッカー。1対1でのドリブル突破から精度の高いクロス、サイドから中央に切り込んでからのシュートなど的を絞らせない攻撃が得意。小柄ながらフィジカルコンタクトも厭わず守備面での貢献も高い。愛くるしい見た目からドラミちゃんの愛称でも知られていますが、この名付け親はウッチーこと内田 篤人さん(元日本代表で現在は引退)。

8 堂安 (どうあん りつ)

1998年6月16日(24歳)172cm/70kg
兵庫県尼崎市 / SCフライブルク(ドイツ)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

「逆転劇の立役者」ドイツ戦、スペイン戦同点ゴール

左足の強烈で正確なシュートが武器。とくに右サイドから中に切り返しての左足シュートは最も得意とする形。カタールW杯スペイン戦の同点弾も得意の位置から決めてみせた。ボディバランス、ボールキープ力も高く、中盤の複数ポジションもこなせる器用さも備えています。実兄に元プロサッカー選手の堂安 憂さんがいます。

名字が珍しいこともあり、ファンの間でもかっこいい名前と評判です。「」は、おきて、物事の法則、などの意味があり、礼儀正しく人の見本になるような人に、と言う願いを込めることができます。堂安選手のお兄さんも元プロサッカー選手で、名前は「憂(ゆう)」さん。一文字二音の名前は覚えやすく、スマートな印象なので人気です。

9 三笘 (みとま かおる)

1997年5月20日(25歳)178cm/73kg
大分県生まれ、神奈川県川崎市宮前区育ち / ブライトン(イングランド)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

「世界がミトマを知る」スペイン戦の奇跡的な逆転アシスト

ドリブル突破が最大の武器。シュート精度、パス、状況判断なども優れる。個人で局面を打開できてチャンスを多く生みだせるため「戦術三苫」ともいわれる。筑波大学での卒業論文のテーマは「なぜ、自分のドリブルは抜けるのか」と、ドリブルは理論でも検証済み。ブラジル代表のネイマールのプレーを昔から参考にしていたとのことです。孤独のグルメで知られる、俳優の松重 が、家族ぐるみの付き合いがあったことを公表して話題になりました。三苫選手が幼少期のころの隣人で、両親が不在の際は預かっていたそうです。

男女とも付けられる中性的な名前は昨今の流行ですが、薫(かおる)は昔から男女の隔たりなく名付けられていた中性的な名前の定番とも言える名前です。「薫」は良いかおり、香草、など「かおり」に関連する意味以外にも、薫化、薫育、薫染、など、徳で人を感化すると言う意味もあります。想像力が広がる魅力的な名前ですね。

17 田中 (たなか あお)

1998年9月10日(24歳)180cm/75kg
神奈川県川崎市宮前区 / デュッセルドルフ(ドイツ)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

スペイン戦逆転ゴール

後方からの長短を使い分けたビルドアップ、ゲームメイク力に定評がある。適切なボール保持やコントロールで中盤に安定感を与えてくれます。チャンスとみればゴール付近に駆け上がってゴールを狙う。このような積極的な姿勢がスペイン戦の歴史的な逆転勝利へつながりました!

碧(あお)と言う名前は、生まれた時の空の色に由来するそうです。元々は違う名前候補があったようですが、名前に付けたくなるほど印象深い美しい青空だったのでしょう。サムライブルーにもリンクする素敵な名前ですね。田中選手が生まれた1998年では珍しい部類の名前だったと思いますが、時を経てランキングの上位に入る人気名となり、2023年の名前ランキングで男の子の1位なりました。

11 久保 建英(くぼ たけふさ)

2001年6月4日(21歳)173cm/67kg
神奈川県川崎市麻生区 / レアル・ソシエダ(スペイン)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

世界有数のビッグクラブ、FCバルセロナのカンテラ(若手育成組織)で鍛えられた戦術眼と足元の技術、持ち前のドリブルセンスが特徴。日本人選手の鬼門とされるラ・リーガにおいて、所属クラブでは10代から主力として活躍。1シーズン毎に課題を克服して成長する姿はポテンシャルの高さを感じさせられます。

「建英」で「たけふさ」と読みます。父親の建史さんから「」をもらったのだと思われます。「建」は建築、建設と言う熟語があるように、コツコツ努力をして物事を成し遂げる姿が思い浮かびます。「」は優れていると言う意味があり、昔から名付けの定番の漢字です。と言う意味や、英語の略としても知られています。久保選手は幼少時からサッカーの才能を見出され、小学生で名門バルセロナの育成組織に加入しスペインに渡っています。海外でのプレーは彼の能力をさらに向上させるものになったでしょう。名前の通り世界で活躍する一流選手となっていますね。

18 浅野 拓磨(あさの たくま)

1994年11月10日(27歳)173cm/71kg
三重県三重郡菰野町 / VFLボーフム(ドイツ)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

「Mr.ドラマチック」ドイツ戦逆転ゴール

代表歴は2015年から、W杯出場はカタールが初。スピードと相手ディフェンスの裏のスペースへの飛び出しが武器。ドラマチックなことが起きる人間(本人談)のとおり、劇的なゴールで日本中を歓喜の渦にすることも度々。7人兄弟の三男。

ジャガーポーズでおなじみの浅野 拓磨選手。名前の「」は、未開地を切り拓くと言う意味があり、「」は磨く、励む、と言う意味があります。逆境にも負けない強い精神力と高い向上心を感じる名前ですね。名前の通り、ドイツ戦での劇的な逆転ゴールで決勝トーナメントへの道を切り拓いてくれました。

10 南野 拓実(みなみの たくみ)

1995年1月16日(27歳)174cm/68kg
大阪府泉佐野市 / モナコ(フランス)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

10代から注目を集め日本代表歴は長いものの、W杯のメンバー入りはカタール大会が初。ゴールへの嗅覚に優れ、たびたびゴラッソと呼ばれるスーパーゴールを生み出す。ゴールへの積極性と相まってペナルティエリア内では危険な存在で、特にゴール前では得点の匂いを感じさせてくれます。ドイツ戦の同点劇も南野のシュートを相手ゴールキーパーが弾き、こぼれたところを堂安が押し込みました。

拓実の由来は「開拓して実る」と言う願いを込めて名付けられたそうです。開拓は、荒れ地を切り拓いて田畑にすること。そこからさらに立派な実を育てるには並々ならぬ努力が必要です。高い向上心とひたむきな努力が実を結び、ドイツ戦での同点劇を生んだのでしょう。

25 前田 大然(まえだ だいぜん)

1997年10月20日(25歳)173cm/67kg
大阪府南河内郡太子町 / セルティックFC(スコットランド)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

スコットランドの名門セルティックに所属。50mを5秒台で走る俊足と加速力が持ち味。とくに1試合におけるスプリントの回数(短距離のダッシュを繰り返し行う)では世界でもトップクラス。ゴールパフォーマンスでお決まりのアンパンマンポーズを披露できるか。同クラブには現役引退を先日発表した中村 俊輔さんもかつて在籍し、レジェンドとして今なお語り継がれている。

スピードスターとして活躍しているのも納得の大自然の逞しさを感じる名前です。前田選手は5人きょうだいで、全員自然にちなんだ名前だそうです。長女は千咲ちさき)さん、長男の大然(たいぜん)さん、次女は野乃花ののか)さん、次男は草原そうげん)さん、三女は野原のはら)さん、と言う名前です。ご両親のこだわりを感じますね。

21 上田 綺世(うえだ あやせ)

1998年8月28日(24歳)182cm/76kg
茨城県水戸市 / サークル・ブルッヘ(ベルギー)
W杯選出歴:初(2022年カタール)

フィジカルの強さ、一瞬で抜け出すスピードが特徴。相手ディフェンダーとの駆け引きで裏をとり、ゴールを奪うのを得意とします。鋭い反応とゴール前での絶妙なポジショニングは生粋のゴールハンターならでは。

美しい、煌びやかと言う意味がある「」を使ったジェンダーレスな名前です。「あや」と読む漢字は、、などがあり、昔はどちらかと言うと女性名に多く使われていましたが、昨今では男性名でも見かけるようになりました。

20 町野 修斗(まちの しゅうと)

1999年9月30日(23歳)185cm/77kg
三重県伊賀市 / 湘南ベルマーレ
W杯選出歴:初(2022年カタール)

負傷した中山に代わり追加招集された。185cmの長身フォワードではあるが、プレースタイルは万能タイプ。ポストプレー、裏抜けなど複数の攻撃の形を持つ。高さを活かしたヘディングも強みだが、シュートも右足、左足から得点を狙えるパターンを持っています。

町野選手の名前の由来は不明ですが、「しゅうと」と言う名前はサッカー由来の名前として付けられることも多いです。「しゅう」は他にも、、などがあり、最近ではの音読みも人気です(訓読みはひいらぎ)。「止め字のと」は、、などがよく使われています。

監督 森保 (もりやす はじめ)

1968年8月23日(54歳)174cm/68kg
静岡県掛川市生まれ、長崎県長崎市育ち / 日本代表監督

言わずと知れた我らがサッカー男子日本代表監督。通称森保ジャパン。現役時代のポジションはボランチ、日本代表としても活躍しドーハの悲劇を経験した一人。引退後にサンフレッチェ広島の監督として6年間で3度のリーグ優勝を果たす。守備面での安定、相手の強みを消す戦術を得意とします。批判も多いですが歴代の日本代表監督の戦績で最高勝率(※1)を誇ります。愛称はポイチ(森保一 ⇒ 保一 ⇒ ポイチ)

※1 スペイン戦を終えての通算成績が61試合41勝8分け12敗(PK戦は引き分け扱い)

ここまでの森保ジャパンには、多くの批判もありましたが、見事に結果で黙らせた形です。

試合前の国歌斉唱で涙するシーンもあり、代表監督としての重責、一部からの中傷など、言葉にされませんが抱えている思いは相当あるでしょう。

悲願のベスト8進出は叶わなかったものの、森保ジャパン続投ということで、日本代表のさらなる躍進を期待しています。


※ 所属クラブ、選手の年齢は執筆時点です。
参考:JFA.jp 日本代表招集選手 / スタッフ

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