『ゴールデンカムイ』登場人物／キャラクターの名前一覧！

「江渡貝剥製所」代表の青年。歪んだ愛情で自分を育てた母の剥製を作り、生きていると妄想して精神の均衡を保っている。慕う鶴見の依頼で、偽の刺青人皮を作製した。

高級絵画の贋作や偽造紙幣などを手掛ける贋作師。乗っ取ったコタンで偽札を作っていた。杉元達との乱闘中に毒矢を受けた際、江渡貝について自分と同じ「拘り」があるはずだと言った。

樺太集治監の四代監獄長。樺太に来た永倉達に熊岸が脱獄時に射殺されたと伝える。実際は、鈴川の手引きで脱獄に成功しており、処分を免れるために囚人らを死亡扱いしていた。

超能力者。かつて炭鉱会社の依頼で万田炭鉱を発見している。詐欺師で義兄の青葉の金儲けに利用されるが、詐欺の片棒を担ぐ罪悪感から逃亡。インカㇻマッに忠告をしている。

実在した作家と同姓同名だが、本作では少し異なる時期に釧路新聞社で遊軍記者をしている。土方から世論を動かすための依頼を受ける。遊び好きで、白石とは馬が合う。

実在した写真家。実際に土方の写真を撮影した人物で、今作でも土方からの依頼で杉元・土方一味の写真を撮影した。

ウラジオストクで長谷川写真館を営む眼鏡をかけた青年。ロシア語が堪能でロシア人の妻と娘を持つ。ウイルク達に日本語を教えた。妻子を亡くしている。

アシㇼパの従妹。アイヌの風習に倣い、病魔除けの幼名として「オソマ(糞)」と名付けられている。和人の耳で日がな一日遊んでいる。谷垣に懐いており、幼いながらも彼の窮地に助力した。

アシㇼパの母方の叔父でオソマの父。和人相手に商売をしている。杉元の事は、アシㇼパが懐いているために一応信頼している。アイヌの生き方から外れた金塊を「呪われたもの」と評している。

釧路付近のコタンに住むアイヌ。未だに弓と毒矢で狩りをするアシㇼパを「変わった子ども」と評した。杉元達が去った後にコタンが蝗害に遭い、出稼ぎ先で土方と知り合った。

樺太アイヌの少女。チカパシと同年代だがしっかり者で物怖じしない性格。日本語だけではなくそろばんも達者。コタンに残ったチカパシと仲が良い。

故人。杉元の幼馴染で梅子の夫。視力を失う病気になった梅子のために北海道で砂金を探してアメリカに渡ろうとするも日露戦争で戦死。死の間際、杉元に妻子を託した。

白銀の毛並みを持つ雄のエゾオオカミ。幼獣の頃にクマに襲われた際にアシㇼパが保護。家族同然に過ごす。成長後はアシㇼパの下を去るが、今もアシㇼパの危機には駆け付けて彼女を護る。

アイヌ人に育てられ、二瓶が猟犬として連れていたアイヌ犬。ヒグマも恐れない優秀で勇敢な忠犬。二瓶死後はアシㇼパのコタンに保護される。その後チカパシとともに樺太に残留した。

杉元と寅次の幼馴染で、杉元とは両想いだった女性。清楚だが気丈な性格。寅次と結婚し、子どもを設けるも、目を患い夫を戦争で亡くしたために戦争未亡人となった。杉元が金塊を探す動機となった女性。