「弦」の意味、読み方や画数は?弦に込める願い、弦を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- げん。弓のつる、弦楽器に使われる発言体としての金属製の糸、弦楽器の略称。など。
- ▼「弦」の漢字データを見る
- 漢字の意味から「弦」は「幻想的 古風・和風 芸術 音楽」のイメージがあります。 ▼「弦」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「弦」は一文字の名前として「げん、いと、ゆずる、ゆづる、つる、づる」などの読み方で使われています。 ▼「弦」を使った名前一覧を見る
画数 | 8画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | いと・お・ふさ・ゆづる |
訓読み | つる |
音読み | ゲン |
部首 | 弓(ゆみ/ゆみへん) |
熟語 | 上弦(じょうげん)・下弦(かげん) |
他字体 | |
意味 | げん。弓のつる、弦楽器に使われる発言体としての金属製の糸、弦楽器の略称。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「弦」の意味
- つる。ゆみのつる。
- 弓張り月。
- 弓なりの月。
- 楽器に張る線。
「弦」は、弓に張られた糸を意味する漢字です。
弦楽器に張る糸を意味し、「弦楽」や「弦声」などにも用いられています。
また糸を張った弓のような半円形が美しい月のことである「弓張り月」の意味もあります。
月の満ち欠けの名称である「下弦」「上弦」を一度は聞いたことがあるという方は多いはずです。
邪気を払う弦の音
神社での神事にも使われる弓は、古くから弦を鳴らして邪気を祓うために使われてきました。
ピンと強く張った弦の音は、魔を寄せ付けない強さを感じることができます。
武器としても長く使われてきた歴史を持つため、弓の弦は特別な存在と言えるのです。
また弦は、美しい音を奏でる弦楽器にとってなくてはならないものです。
強さだけでなく繊細さも兼ね備えているため、「弦」を用いた名前は美しさを感じます。
「弦」の漢字の成り立ち・由来
「弦」は、形声文字です。
弓を意味する象形文字である「弓」と細い糸を意味する象形文字である「玄」が組み合わさって成り立ちました。
弓の細い糸とは弓づるを表しており、「つる」の意味が生まれました。
「弦」のイメージ、名前に込める願い
「弦」は、ヴァイオリンやピアノなどの弦楽器のイメージから奥深さや繊細さをイメージできる漢字です。
美しい音色を奏で、聞く人を魅了する弦楽器の歴史は古く、多くの人から愛されてきました。
オーケストラにもなくてはならない存在であるため、協調性や調和を連想することができます。
周囲の人を癒し、協力し合える温和な姿が思い浮かびます。感性が豊かで才能あふれる努力家な人物像も連想できるでしょう。
力強さ、神聖なイメージも
また弓に張られた弦のイメージからは、強さや清廉さをイメージすることができます。
武器としてだけでなく神事にも用いられるため、神聖さな様子も感じられます。
弓の弦は、矢を放てるだけあってしなやかで強靭です。
細く美しい弓張り月からは、幻想的な宇宙をイメージできるでしょう。
冷静で思慮深い様子もうかがえる漢字と言えます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 繊細
- 美しい
- 癒し
- 音楽
- 調和
- しなやか
- 強い
- 清廉
- 神聖
- 宇宙
- 幻想的
- 思慮深い
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

美しく、洗練された人になるように

幻想的で人々を魅了する人になるように

弓づるのようにしなやかで協調性のある人になるように
「弦」の読み方いろいろ
「弦」の音読みは「ゲン、ケン」、訓読みは「つる」です。
名乗りは「いと、お、づる、ふさ」です。
近年男の子の名前を中心に人気がある「弦」は、フィギュアスケーターである羽生結弦選手の名前にも用いられています。
シャープなイメージがあるため、男の子の名前だけでなく「妃弦(ひづる)」「奈弦(なお)」のように女の子の名前にも用いられます。
弦を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「弦」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 千弦(ちづる)
-
「千」を頭字に用いた名前です。
男女問わず「ち」の読みで名前に用いられる「千」は、縁起が良く中性的なイメージがあります。
千は膨大な数であるため、幸福や才能に恵まれるように、何不自由なく成長するようになどの願いが込められます。
千歳の漢字でもあるので、強さや魔除けなどのイメージがある「弦」との相性も良いと言えるでしょう。
響きも古風で日本らしいです。強く健康に育つようにという願いが込められます。
- 由弦(ゆいと、ゆづる)
-
「ゆ」の響きで用いられる「由」を頭字に用いた名前です。
「弦」を用いた名前の響きの中でも人気のある「ゆづる」は、古風な美しさを感じます。
「由」は、基づくや頼るという意味がある漢字です。ポジティブな意味からは、人に寄り添える優しさや頼りがいのある姿などが連想できるでしょう。
画数が少ないため、バランスも良い名前と言えます。
人を惹きつける心優しい人になるようにという願いが込められる名前です。
- 弦士(げんと)
-
男の子の名付けに人気の「士」を添え字に用いた名前です。
武士の「士」は、逞しさや弱い人を守れる勇敢さを連想することができる漢字です。
武士のように義理堅く、受けた恩を返そうとする人になれるようにという想いを込められます。
優しく、人を守れる強さをイメージできるでしょう。
「士」は「弦」との相性も良く、シンプルな字面なため全体的にメリハリのある名前になっています。「げんと」の響きも実直な印象を抱きます。
- 弦乃(つるの)
-
「の」の響きで人気の「乃」を添え字に用いた女の子の名前です。
「弦」同様、日本を感じる「乃」は古風で大和撫子が連想できる漢字です。
「乃」は接続の助字であるため、人と人とを結ぶ橋渡しになるように、協調性を重んじる優しい人になるようにといった想いを込めることができます。
シンプルな字面なので、覚えやすく周囲の人から親しまれる人に成長するでしょう。
美しく優しい人になるようにという願いも込められます。
- 弦華(いとか)
-
「華」を添え字に用いた女の子の名前です。
「花」よりも絢爛豪華なイメージのある「華」は、華やかで上品なイメージを与える漢字です。
大輪の花を思い浮かべることができるため、明るく麗しい雰囲気を持ちます。
クールなイメージを与える「弦」と組み合わせることで、甘すぎず大人っぽい名前です。
響きも古風で、芯の強さといった雰囲気が伝わってきます。上品でしなやかな人になるようにという願いが込められる名前です。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「弦」を使った名前
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前日(4月25日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
4 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
5 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
8 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
9 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
10 | 琉 | 11 | 玉の名前。宝石の名「琉璃(ルリ)」。深い青から藍色をした宝石。七宝のひとつ。 |