「陽」の意味、読み方や画数は?陽に込める願い、陽を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。など。
- ▼「陽」の漢字データを見る
- 漢字の意味から「陽」は「明るい おおらか 生命力 自然 春 夏」のイメージがあります。 ▼「陽」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「陽」は様々な読み方があり、一文字の名前では「はる、ひなた」など、二文字名は「陽翔(はると)、陽葵(ひまり)、陽菜(ひな)、陽葵(ひなた)」などがあります。 ▼「陽」を使った名前一覧を見る
画数 | 12画 |
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種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | あき・あきら・お・おき・きよ・きよし・たか・たかし・なか・のぼる・はる・ひかる・や |
訓読み | 【表外読み】ひ・ ひなた・ いつわ(る) |
音読み | ヨウ |
部首 | 阝(こざと/こざとへん) |
学習漢字 | 学習漢字3年 |
熟語 | 山陽(さんよう)・夕陽(せきよう/ゆうひ)・太陽(たいよう)・春陽(しゅんよう)・重陽(ちょうよう)・洛陽(らくよう)・陰陽(いんよう)・斜陽(しゃよう)・朝陽(ちょうよう) |
他字体 | 昜 異体字・本字 |
意味 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「陽」の意味
- おひさま、太陽
- ひなた、日の当たる場所
- あたたかい、明るい
- 山の南側、川の北側
- 易学における積極的、能動的なもの
- 表に現れる
- いつわる、見せかける
「陽」は、太陽そのものを意味し、日の当たる場所(ひなた)や、あたたかさ、明るさなど、太陽にまつわる意味も多く表しています。
また、中国の易学では「積極的、能動的」と言う意味もあります。易の基本概念である「陰陽」は、宇宙の万物はすべて、陰と陽の二元論によって表されると言う考えです。 陽が太陽なら、陰は月、白と黒、天と地、と言った具合に、互いに対立し、かつ影響しあうものであり、陰の「消極的、受動的、後退、マイナス」という性質に対し、陽は、「積極的、能動的、前進、プラス」と言う性質を持っています。 何事にも前向きでアクティブ、と言う意味に捉えることができますね。
陽の漢字の成り立ち、由来
こざとへんは、神様が天地を行き来するためのはしご、つくりの「易」は、光り輝く玉とそれを支える台座を表しています。 四方に光り輝く様が、太陽に見えたことから、陽は、太陽そのものを指す漢字になったとされています。
「陽」のイメージ、名前に込める願い
「陽」という漢字は、太陽や明るい光を意味し、明るくポジティブなイメージを持つ漢字です。
名前に使用することで、周囲を明るく照らす存在や、活力をもたらす存在をイメージすることができます。
しかし、同じ太陽でも、朝陽は新たなるスタートと言ったポジティブなイメージ、夕陽は安らか、平穏と言った対照的なイメージがあります。
また、春の生命を慈しむような太陽、夏のギラギラと生命力あふれる太陽、など、季節によっても表情が異なりますね。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

太陽のようにエネルギッシュで、前向きな人生を送る人に
生命を育む太陽のイメージから、前向きでエネルギッシュな性格を表現することができます。
困難な状況にもくじけないポジティブ思考で、周囲の人々に希望や活力を与えるような存在をイメージできます。
また、地球上のさまざまな生命に平等に光を届ける太陽のように、誰にでも分け隔てなく接し、広く影響を与えるような存在を示すこともできます。

太陽のような明るさを持ち、笑顔の絶えない毎日が送れるように
太陽は周囲を明るく照らし、すべての生命に活力を与えるように、人々を元気づける存在です。
このことから、いつも明るい笑顔で社交的な性格を持つ人物に育ってほしいという願いが込められます。
困難にも負けず、自分らしさを失わずに周囲に良い影響を与える人をイメージさせる名前になります。

穏やかで心安らぐ存在になるように
夕日や冬の太陽は、穏やかで心を落ち着かせる効果を持つことから、癒しや安らぎをイメージできます。
このことから、周囲の人々に安心感を与え、穏やかな心を持ち続ける優しい人物に成長してほしいという願いが込められます。
「陽」の読み方いろいろ
陽は、色々な読み方ができます。 音読みでは「ヨウ」、訓読みでは「ひ、ひなた」と読みますが、名前に使える読み方は「 あき・あきら・お・おき・きよ・きよし・たか・てる・なか・のぼる・はる・ひかる・お・や」と実に様々。
また、陽炎(かげろう)、紫陽花(あじさい)、陰陽(おんみょう)のような読み方もあります。
名付けでも、陽葵(ひまり)、陽向(ひなた)、など、漢字のイメージから音を付けた名前が人気です。
「陽」を名前に使う際の注意点
「陽」は男女共、名付けに大変人気があり、名付けランキングの常連漢字です。その為、他のお子さんと名前が被る可能性も少なからずあります。
名前としての読み方がたくさんあるので、被りを避けるため、珍しい読み方の名前を付ける事もできますが、その場合は「難読名」になることもあるので注意しましょう。
また、良い意味が多い「陽」ですが、凶作用がある漢字の一つとして挙げられることがあります。ただ、一部の説に過ぎず、実際には多くの方が「陽」を使っているのであまり気にする必要はないでしょう。
「陽」の漢字の説明の仕方
- 太陽の陽、陽気の陽
- こざとへんに、易
- 南野陽子の「陽」
「陽」を使った熟語
- 陰徳陽報(いんとくようほう)
- 陰徳は、陰で徳を積む(良いことをする)こと、陽報は、表(陽)に現れる良い報い、を意味します。 つまり、誰に見られるでもなく人知れず良いことをしていれば、必ず報いを得られる事を言います。
- 陽炎 (かげろう)
- 天気が良い日に、地面から空気中に立ち上る透明な炎のようなゆらめきのことです。 暑い空気と冷たい空気が混じることで、光が様々な方向へ屈折して起こる自然現象。 俳句では、春の季語となっていますが、条件が揃えば春以外でも起こります。 はかないもの、ほのかなものを表す言葉でもあります。
山陽(さんよう)・夕陽(せきよう/ゆうひ)・太陽(たいよう)・春陽(しゅんよう)・重陽(ちょうよう)・洛陽(らくよう)・陰陽(いんよう)・斜陽(しゃよう)・朝陽(ちょうよう)
「陽」がつくおすすめの名前
「陽」がつくおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になった名前があったらチェックしてみてください。
陽がつく男の子の名前
陽大(ひなた)

「大」は添え字として人気の漢字。大きい、多い、広い、と言う意味があり、太陽をイメージする「陽」と組み合わせることで、より雄大さや逞しさが強調されます。 「大」も読み方は様々あるので、「ひなた」意外にも、「はると」「はるまさ」「はるひろ」などと読ませても良いでしょう。
おすすめの名前ピックアップ
陽がつく女の子の名前
心陽(こはる)

「心」は思いやりの気持ちや、物事の中心と言う意味があります。名付けでは2000年代に入ってから人気が出始めた漢字で、「ここ」「こ」と当て字で使う事が多いようです。 「陽」と組み合わせると、心(内面)の豊かさ、穏やかさが強調されるので、女の子の名前にピッタリです。
おすすめの名前ピックアップ
「陽」を使った名前
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前日(4月16日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
2 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
4 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
5 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
6 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
7 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
10 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 |