「恵」の意味、読み方や画数は?恵に込める願い、恵を使った名前一覧

恵

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意味&イメージ
めぐむ、めぐみ。情けをかける、憐れんで親切にする、かわいがって大切にする。思いやる、かわいそうに思う。神仏が幸福を与える。物を与える。賢い、さとい、気が利く。素直、従う。美しい。贈る、賜う(たまう)。など。
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漢字の意味から「恵」は「幸運 希望」のイメージがあります。 ▼「恵」のイメージ、名前に込める願い
画数 10画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あや・さと・さとし・しげ・とし・めぐみ・めぐむ・やす・よし
訓読み めぐ(む)
音読み ケイ・エ
部首 心(こころ/りっしんべん/したごころ)
熟語 恩恵(おんけい)
他字体  旧字体・人名用漢字
 異体字・俗字
意味 めぐむ、めぐみ。情けをかける、憐れんで親切にする、かわいがって大切にする。思いやる、かわいそうに思う。神仏が幸福を与える。物を与える。賢い、さとい、気が利く。素直、従う。美しい。贈る、賜う(たまう)。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「恵」の意味

  • めぐみ、めぐむ
  • 情けをかける
  • ものを与える
  • 賢い
  • 縁起が良くめでたい

「恵」の意味は、相手に情けをかけ、恵む、与えることを指します。また、相手から敬意を持たれ物を贈られる漢字でもあります。

知識の知恵や恩恵といった熟語でも使われているとてもポジティブな意味を持つ漢字です。

またそのポジティブなイメージとともに縁起が良くめでたいという意味もあるのが「恵」です。無事に生まれてきた事を祝福し、これからの人生に恵が多いよう願われる名付けにぴったりと言えるでしょう。

恵の漢字の成り立ち・由来

「恵」はという漢字は、旧字ある「惠」の略字でもあります。上部は口をくくった袋の形を表しており、慎むという意味を持ちます。

元々は、糸巻を意味する象形文字と心臓を意味する象形文字の組み合わせであり、一途に心を傾けるという意味でした。それが後に、めぐむ、いつくしむと言った意味を持つ「恵」になったと言われています。

「恵」のイメージ、名前に込める願い

「恵」は、めぐまれ、情け深いという意味を持つ漢字です。人や環境、チャンスに恵まれる、人から尊敬されるというポジティブな意味から、男女ともにとても人気のある漢字です。

恵まれた人というのは、知的で誰に対しても誠実、終始穏やかという印象があります。

そんな「恵」は、恵まれているという印象から、思慮深く皆から愛されてるというイメージもあります。どんな時でも人に平等に接することが出来て、人を引っ張るリーダーシップも持っていると連想する人もいるでしょう。

敬意を持たれるということはそれだけ優秀で人格者だと連想出来ますよね。

めぐみや情けをもつ人は、それだけ気が付き穏やかな人柄と言った印象もあることから、知的で礼儀正しい人物といったイメージもあります。

  • 運に恵まれている
  • 豊か
  • 情け深い
  • 慎み深い
  • 穏やか
  • 誠実
  • どんな人に対しても平等
  • どんな時も気配りが出来る
  • 素直
  • 愛らしい
  • 優しい
  • 知的
  • 気高い
  • 敬意を持たれる

人に情け深いという意味のある「恵」は、恵の多い人生を歩んで欲しいと言う意味で名付けによく使われます。また、人となりや性格にも願いを込めて、これからも祝福が多くなるようにという願いも込められています。

【幸運】
・恵まれた豊かな人生を歩めるように
・良い人、環境などに恵まれるように
・祝福が多い人生になるように

【心の豊かさ】
・思いやりに満ちた人生を送れるように
・誰に対しても穏やかで誠実な人に育つように
・情け深く、どんな人にも分け隔てなく接することが出来るように

【人格者】
・慎み深い人になるように
・たくさんの人から敬意を持たれるような立派な人になれるように
・知的で気高い人になるように
・類まれな人物になれるように

「恵」の読み方いろいろ

「恵」の音読みは、ケイ、エ、訓読みでは、めぐみ、めぐむ、です。しかし、「恵」は、さとし、やす、しげ、とし、よし、といった名付け特有の読み方があります。

男女ともに人気があり、一文字でも名付けに使われる「恵」ですが、他の漢字の意味との相性もとても良いのが特徴です。 2文字でも可愛いですが、3文字で組み合わせても響きが良く、思いやりに溢れた名前になるでしょう。

「恵」を名前に使う際の注意点

名付けの漢字の中でも良い意味が多い「恵」ですが、恵む、情けをかける、物を与える、などの意味から、自分ではない誰かに恵みすぎて自分の幸福は顧みない、自己犠牲精神が強い、と言う見方をすることもできます。

しかし、漢字の意味からイメージを膨らませた一側面に過ぎません。漢字そのものはとても明るく良い意味を持つので、悪い方にばかり考えず良い面を重視しましょう。

「恵」の漢字の説明の仕方

  • 恵まれるの「恵み」
  • 戸田恵梨香の「恵」

「恵」を使った熟語

文殊知恵(もんじゅのちえ)
たぐいまれなほど優れた知恵。素晴らしい考えという意味です。文殊とは、仏教の知恵を司る文殊菩薩の事を指します。慣用句でも良く用いられる「三人寄れば文殊の知恵」も同じ意味合いを持ち、凡人でも三人集まって相談すれば素晴らしい知恵が出るということです。
恩恵(おんけい)
めぐみ。なさけ。他人や自然などから受ける幸福や利益をもたらすとされるもの。「恩」は恵む事を指し、受けたことでありがたく思うべきという意味の漢字。情けをかけることで、誰かや物を助け豊かにする、チャンスを与えるという意味です。

「恵」を使ったおすすめの名前

「恵」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

女の子の名前

恵那(えな、けいな)

女の子の名付けでも人気のある名前です。豊かで思いやり溢れる女性になれるようにという願いがこもっています。また、発音しやすい「え」は、呼ぶたびに可愛らしい印象を持つでしょう。「那」は、多いさまや美しいさまを表します。美人で、芯の強い知的な女性を連想しますね。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「恵」を使った女の子の名前をすべて見る

男の子の名前

恵太(けいた)

恵みがある「恵」と豊かな大きさを意味する「太い」が合わさった名前です。周囲に対して情け深く、器が大きい人に育つようにと願いが込められています。賢く穏やかで、とても素直そうな名前だと印象を受けます。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「恵」を使った男の子の名前をすべて見る

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242
10 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
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