「荻」の意味、読み方や画数は?荻に込める願い、荻を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 植物の名前。イネ科の多年草で、水辺に群生する。植物の茎。すだれや屋根葺きなどに用いられる。地名や人名 など…
- ▼「荻」の意味や由来
- 印象・願い
- しなやかに強く生きられるように。美しさと実用性を兼ね備えた人になるように。移ろいゆく季節美を感じ取れる心を持てるように。
- ▼「荻」のイメージ、名前に込める願い
画数 | 10画 |
---|---|
種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
名のり | |
訓読み | おぎ |
音読み | テキ |
部首 | 艹(くさ/くさかんむり/そうこう) |
他字体 | 藡 異体字・同字 |
意味 | てき、おぎ。いね科の多年草、おぎよし。よもぎ、くさよもぎ。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「荻」の意味
- 植物の名前。イネ科の多年草で、水辺に群生する
- 植物の茎。すだれや屋根葺きなどに用いられる
- 地名や人名に使われる漢字
「荻(おぎ)」は、イネ科の多年草をさす漢字です。
「荻」は、川辺や湖のそばなどの水辺を好んで群生する植物で、細く柔軟な茎が特徴的です。秋になると銀白色に輝く穂が美しく、その穂が風にそよぐ姿は風情ある景色として親しまれます。
また「荻」の茎部分は丈夫で耐久性があるため、昔から人々の暮らしの中で屋根を葺いたり、すだれや簾(よしず)などを作る材料として利用されてきました。さらに、「荻」は日本各地の地名や人名にもよく用いられ、私たちにとても馴染み深い漢字です。
「荻」のイメージ、名前に込める願い
「荻」は、風にそよぐ優美な姿や、しなやかで強靭な茎の特徴から、しなやかな強さや優雅さ、美しさなどをイメージすることができます。
秋の風情ある景色を連想させることから、季節の移ろいを感じる繊細な感性も感じられます。
また、昔から人々の暮らしに利用されてきたことから、周囲への思いやりや、協調性、順応性なども感じ取れます。
「荻」という漢字からは、しなやかに強く生きる人、美しさと実用性を兼ね備えた人、周囲と調和しながら生きる人、などの人物像を思い描くことができるでしょう。
名付けにおすすめなのは、美しさと強さ、優しさを兼ね備えた女の子の名前です。

しなやかに強く生きられるように
「荻」は、風になびく姿が美しい一方で、丈夫で粘り強い茎を持つ植物です。
その特徴から、しなやかでたくましく生きる力強さを感じ取ることができます。
どんな逆境にも屈することなく、しなやかに乗り越えていける強さを兼ね備えた人になってほしいという願いを込めることができるでしょう。
柔軟な心と強い意志を持ち、たくましく生きる人物像を思い描くことができます。

美しさと実用性を兼ね備えた人になるように
「荻」は、秋の風景に映える美しい姿が印象的ですが、その一方で昔から人々の暮らしに役立ててきた実用的な一面も持ち合わせています。
美しさと実用性のバランスの取れた、文武両道のような魅力を感じさせます。
外見の美しさだけでなく内面も充実した、器用で有能な人になってほしいという期待を込めることができるでしょう。
見た目と中身のバランスが取れた、魅力的な人に成長することを願った名前といえます。

移ろいゆく季節美を感じ取れる心を持てるように
「荻」は、秋風に揺れる姿が風情ある景色として親しまれてきました。
一年の中で色づき実り、やがて枯れ行く植物の姿は、季節の移ろいを感じさせます。
四季折々の美しさに心を寄せ、繊細で豊かな感性を育んでほしいという願いを込めることができるでしょう。
自然の営みに感謝し、その美しさを心で感じ取れるような情緒豊かな人に育ってほしいという期待を込めた名前だといえます。
「荻」を使った名前
気になる名前は [ ] で保存!LINEでシェア!!
「お気に入り(画面上部)」で確認できます
前日(5月27日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
8 | 斗 | 4 | 水や酒をすくう柄のついた道具、ひしゃく。穀物、液体などの量をはかるます、とます。容量の単位、一斗は10升で約18リットル。北斗、南斗など星座の名。小さい、わずか、少ない。たちまち、急に、にわかに。 | |
9 | 結 | 12 | むすぶ、ゆう、ゆわえる。束ねる、つなぐ、まとめる。ちぎる、取り交わす。実を結ぶ、まっとうする、結果が出る。組み立てる、構える。むすび、しめくくり、終わり。ふさぐ、閉ざす。 | |
10 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 |