「筆」の意味、読み方や画数は?筆に込める願い、筆を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 毛筆など、文字や絵を書く道具。筆を用いて書くこと、またはその書き方・筆致。筆で書かれた文字や文章。 など…
- ▼「筆」の意味や由来
- 印象・願い
- 自由な発想で世界を彩る人に。伝える力で人と心を結ぶ人に。新たな時代の「物語」を描く先駆者に。
- ▼「筆」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「筆」は、名前として「土筆(つくし)、土筆(つくし)、筆子(ふでこ)、一筆(ひとふで)、筆光(ふでみつ)、筆道(ふでみち)」などの読み方で使われています。
- ▼「筆」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 12画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | |
| 訓読み | ふで |
| 音読み | ヒツ |
| 部首 | 竹(たけ/たけかんむり) |
| 学習漢字 | 学習漢字3年 |
| 熟語 | 一筆(いっぴつ)・三筆(さんぴつ)・才筆(さいひつ)・文筆(ぶんぴつ)・毛筆(もうひつ)・主筆(しゅひつ)・代筆(だいひつ)・石筆(せきひつ)・末筆(まっぴつ)・朱筆(しゅひつ)・加筆(かひつ)・自筆(じひつ)・曲筆(きょくひつ)・乱筆(らんぴつ)・弄筆(ろうひつ)・直筆(じきひつ/ちょくひつ)・真筆(しんぴつ)・能筆(のうひつ)・執筆(しっぴつ)・特筆(とくひつ)・悪筆(あくひつ)・運筆(うんぴつ)・偽筆(ぎひつ)・随筆(ずいひつ)・絶筆(ぜっぴつ)・試筆(しひつ)・達筆(たっぴつ)・鉛筆(えんぴつ)・硬筆(こうひつ)・鉄筆(てっぴつ)・漫筆(まんぴつ)・擱筆(かくひつ)・鋼筆(こうひつ) |
| 他字体 | 笔 異体字・同字 |
| 意味 | ひつ、ふで。文字や絵を描くための道具。文字や絵を描く、かいたもの。散文。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「筆」の意味
- 毛筆など、文字や絵を書く道具。
- 筆を用いて書くこと、またはその書き方・筆致。
- 筆で書かれた文字や文章。
「筆」という漢字は主に「ふで」を表す文字であり、文字や絵を描く道具、つまり毛筆そのものを指します。
また、実際の筆という道具にとどまらず、「筆をとる」といったように文章を書くことや、作家がテーマについて書く行為自体も含んでいます。
さらに、「筆跡」や「文筆家」といった熟語に用いられるように、「筆」という漢字は書物や記録、そして文章表現の技術や能力を表す場合もあります。
昔から人々が文字や想いを伝えるために使ってきた「筆」は、時代を超えて人の心や思考を表現する大切な道具であることがわかります。
「筆」のイメージ、名前に込める願い
「筆」は毛筆そのものを示す漢字であり、そこから「書く」「描く」「表す」といった創造的な行為を連想させます。
白い紙に自由な線を走らせるように、思考や感情をのびのびと表現できる人物像をイメージできます。
また、書物や記録を残す道具であることから、学びを深め知恵を後世に伝えていく知性的な印象も持ちます。
表現力・知性・誠実さを兼ね備えた印象を与え、芸術や学問など幅広い分野での活躍を願う思いも含められます。

自由な発想で世界を彩る人に
筆は墨や絵の具の色を自在に操り、真っ白な紙に個性豊かな世界を描き出します。
この漢字には、固定観念にとらわれず独自の感性で新しい価値を創り出す力への願いが込められます。
芸術・デザイン・企画など、創造性が求められる場面で輝く人になることを期待できます。

伝える力で人と心を結ぶ人に
古くから筆は、想いを文字に変えて誰かへ届ける重要な道具でした。
「筆」という字には、言葉や表現を通じて人の心をつなぎ、信頼関係を築ける人物像が重ねられます。
コミュニケーション力に優れ、人を惹きつける文章やスピーチで周囲に温かな影響を与えてほしいという願いを映し出します。

新たな時代の「物語」を描く先駆者に
デジタル全盛の現代でも、筆跡にはその人だけのリズムや温度が宿ります。
アナログとデジタルを行き来しながら、自身の手でまだ見ぬ物語を描き、未来の文化を切り拓く──そんな独創的で革新的な道を歩む願いを込められます。
作家やクリエイターはもちろん、最先端のテクノロジーを扱う分野でも、人間らしい温かみを忘れないリーダーとなることを後押しする漢字です。
「筆」を使った名前
6 件の名前がみつかりました
前日(12月27日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 3 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 5 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 6 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 7 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 8 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
| 9 | 橙 | 16 | だいだい。ミカン科ミカン属の果物、お正月の鏡餅やしめ縄中央の飾りなどに使われる。先祖代々栄えるとかけて縁起のよい果物とされる。 | |
| 10 | 桜 | 10 | さくら、バラ科の落葉小高木。しなみざくらや中国原産のゆすらうめを指すことも。桜色の略。 |
