「介」の意味、読み方や画数は?介に込める願い、介を使った名前一覧

介

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意味&イメージ
たすける、たすけ、たすける。そばにいて付き添う、世話をする、助ける。助ける人。間をとりもつ、なかだちをする。なかだちをする人。隔てる、分ける。堅い、堅く守る。外側を覆って身を守るもの。際、境目。など。
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漢字の意味から「介」は「古風・和風」のイメージがあります。 ▼「介」のイメージ、名前に込める願い
画数 4画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あき・すけ・たすく・ゆき・よし・かたし
訓読み 【表外読み】たす(ける)・ すけ
音読み カイ
部首 人(ひと/にんべん/ひとがしら)
熟語 一介(いっかい)・厄介(やっかい)・仲介(ちゅうかい)・紹介(しょうかい)・魚介(ぎょかい)・媒介(ばいかい)
他字体
意味 たすける、たすけ、たすける。そばにいて付き添う、世話をする、助ける。助ける人。間をとりもつ、なかだちをする。なかだちをする人。隔てる、分ける。堅い、堅く守る。外側を覆って身を守るもの。際、境目。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「介」の意味

  • 間に入る、はさまる
  • 仲立ちをする
  • 助ける、助ける人、側に付き添って助ける
  • 鎧、甲羅、貝殻
  • 昔の役人の階級

「介」は男の子の名付けで人気の漢字です。

「介護・紹介・介添え・魚介」など日常的な熟語にも多く使われているため、とても馴染みのある漢字でもあります。

漢字の成り立ちから、もともと「鎧・外側から覆って中身を守るもの」という意味を持っていて、そこから「助ける」や「物の間に入る」などの意味に広がって行ったと考えられます。

昔は次男に付けられていた

「昔の役人の階級」という意味を持っていますが、これは日本の古来の階級制度の中で、上から二番目の長官に次ぐ次官を「スケ」と称し、役職により名前に「介、助、輔」などの漢字を付けていたことに由来します。

このことから、昔は「介」は次男の名前向きだという説があったようですが、現在では長男次男関係なく使われているのでこの点を気にする必要はありません。

介の漢字の成り立ち・由来

「介」の漢字は象形文字で、人間の身体の前後を鎧で挟んだ形、つまり鎧を着た人の姿を表しています。

身を守り、身を助ける鎧が由来となっていることから様々な意味が生まれました。

「介」のイメージ、名前に込める願い

「介」は男の子らしく、そして古風な雰囲気も持っている漢字です。

熟語に多く使われていることから、イメージも膨らみます。

  • 助け合う
  • 支え合う
  • 調和
  • 逞しさ、男らしさ
  • 古風

これらのイメージから、名前に様々な願いを込めることができます。

人を助ける優しい心を持つように

周囲と支え合いながら成長していけるように

心身共に逞しく成長するように

「介」はとてもシンプルで、小さい子どもでも書きやすく、流れるような優しい字体をしています。

そのような優しい見た目に反して「鎧を着た人」という、とても逞しい由来も併せ持っています。

最近では古風な雰囲気を持った名前が人気になっているようですので、そのような希望を叶えるにもピッタリの漢字です。

貝類、甲殻類の意味も

「魚介類」という言葉があるように、魚介の「介」は貝類や、甲羅を持つエビ・カニ類、さらには貝の仲間であるタコやイカ等の軟体動物をも含めた水産動物の総称として用いられています。

しかし、名付けにおいてはこの水産動物のイメージや、海・川のイメージで用いられることはほぼ無いようです。

「介」の読み方いろいろ

「介」の読み方は音読みでは「カイ」、訓読みでは「たす(ける)、すけ」、名前に用いられる名のりでは「あさ、かつ、たかし、たすく、ゆき、よし」と意外に多くあります。

名付けにおいては男の子の名前に「スケ」の読みで使われることがほとんどのようです。

そのため、名前の読み間違いもほとんど無い漢字です。

シンプルさが好まれる「介」

他に「スケ」の読みを持つ漢字では「輔、助、佑、亮、丞」など数多くあります。

その中でも「介」は4画と非常にシンプルで、左右対称、画数の多い漢字と組み合わせても、3文字の名前に用いても重くならないというメリットがあり、数ある「スケ」の漢字の中でも一番多く使われています。

他の漢字と組み合わせて使われることが多いですが、「介」一文字で「カイ」と読む名前も考えられます。

「介」の漢字の説明の仕方

  • 介護の介(かい)
  • 北島康介の介(すけ)

「介」を使った熟語

介在(かいざい)
二つのものの間にはさまって存在すること。両者の間に存在することを表す言葉です。主にそこにあることで、両者に何かしらの影響を与えるものを指します。
「~の間に介在する・介在している」のように用いられます。
狷介不羈(けんかいふき)
自分の意志を堅く守って、何者にも縛られないことを表す言葉です。
「狷介」とは「自分の意志を守り頑ななこと、妥協しないこと」を意味し、「不羈」は「束縛出来ない、決して縛られない」ことを意味しています。

「介」を使ったおすすめの名前

「介」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

陽介(ようすけ)

「陽」はお日様、太陽そのものを表す漢字で、明るく温かなイメージを持っています。
陽は男の子にも女の子にも人気の漢字ですが、止め字に「介」を組み合わせることにより男の子らしさが生まれます。
多くの人に囲まれて、周りの人を助け明るく照らしてくれるような存在になるように等の願いが込められる名前です。

慎之介(しんのすけ)

「介」を止め字に用いた3文字の名前です。「慎」は誠実さ、真面目さ、慎ましさ等のイメージを持っている漢字です。
この組み合わせによりサムライのような古風な日本男児をイメージさせる格好良い名前になります。
3文字の名前ですが「之」「介」ともシンプルで画数の少ない漢字なのでスマートな印象になります。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「介」を使った男の子の名前をすべて見る

「介」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
317
2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
191
3 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
141
4 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
111
5 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
487
6 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
314
7 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
110
8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
243
9 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
325
10 7 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。
137

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