「崇」の意味、読み方や画数は?崇に込める願い、崇を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- たかい。山が高くそびえる様子。とうとぶ、たっとぶ、うやまう、あがめる。重んじる、褒める。大事にする。品格が高い、気高い。終わる、終える。満たす、満ちる。など。
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- 漢字の意味から「崇」は「上品」のイメージがあります。 ▼「崇」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「崇」は一文字の名前として「たかし、さとし、しゅう、たか、むね、すう」などの読み方で使われています。 ▼「崇」を使った名前一覧を見る
画数 | 11画 |
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種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | し・たか・たかし・たけ・かた |
訓読み | 【表外読み】たか(い)・ たっと(ぶ)・ とうと(ぶ)・ あが(める)・ お(わる) |
音読み | スウ【表外読み】シュウ |
部首 | 山(やま/やまへん) |
他字体 | |
意味 | たかい。山が高くそびえる様子。とうとぶ、たっとぶ、うやまう、あがめる。重んじる、褒める。大事にする。品格が高い、気高い。終わる、終える。満たす、満ちる。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「崇」の意味
- たかい。山が高くそびえるさま。
- たっとい。とうとい。けだかい。
- たっとぶ。あがめる。うやまう。おもんじる。
- おわる。
「崇」は、高い山や「崇高」といった尊い様子を意味する漢字です。
また、「崇拝」「崇信」のように相手を崇めたり重んじたりといった意味で使われます。
終わるという意味もあります。
三笠宮崇仁天皇について
「崇」を名前に持つ偉人の中で特に知られている人が、三笠宮崇仁親王です。
大正天皇の第四皇子であり、今上天皇(徳仁天皇)の叔父にあたります。
三笠宮家の初代当主です。
皇族としてだけでなく、古代オリエント史の研究者であり日本オリエント学会の初代会長も務めました。
レクリエーションの普及にも尽力され、各地でフォークダンスなどを指導された、社交的なお人柄であったと伝えられています。
「崇」の漢字の成り立ち・由来
「崇」は山を意味する「山」と「宗」が組み合わさって成り立ちました。
高くそびえる山を表しており、そこから「崇める」という意味が生まれました。
「崇」のイメージ、名前に込める願い
「崇」は、尊敬や偉大、立派な様子を連想することができます。
「崇める」から、信頼や大きな器、立派で人望を集める様子や精神力が強い様子などもイメージすることができます。
品格があり、高い理想を持って努力を重ね、功績を上げることも期待できるでしょう。
ポジティブなイメージが強いことから、さまざまな願いを名前に込めることができます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

力強く大きな人になるように
「崇」はそびえる山脈のように「力強く大きな人になるように」という願いを込めることができます。
堂々とした態度や胆力、どんなことにも臆さない強さやたくましさも連想することができます。
頼りがいから多くの人に慕われ、明るく優しい生活の持ち主への成長も願うことができるでしょう。
心身ともに大きく、穏やかで分け隔てない公平さも持ち合わせる様子をイメージすることができます。

人を尊重できる立派な人になるように
「崇」は、人を尊重できる立派な人への成長を願うことができます。
器が大きく余裕がある人は、他者の気持ちも大切にすることから、一目置かれることが多い傾向にあります。
頑張っている人を見守り、時には助け舟を出せるような立派な人になることを期待できます。
「叱咤激励できる仲間や先生に恵まれ、自分も尊重される人になるように」といった願いも込めることができるでしょう。

努力家で慕われる人になるように
「崇」は、努力家で自分が目指す目標や夢に向かって努力できる人への成長を願うことができます。
忍耐力と精神力で努力を重ね、夢を叶えることができるでしょう。
苦難に遭ってもひたむきに頑張る人は応援されたり慕われたりするため、たくさんの仲間に恵まれることも期待できます。
「明るい人生を自分の手で切り開き、深みのある人へ成長できるように」という願いを込めることができます。
「崇」の読み方いろいろ
「崇」の音読みは「スウ、シュウ」、訓読みは「たか(い)、たっと(ぶ)、とうと(ぶ)、あが(める)、お(わる)」です。
名乗りに用いられる読みは「かた、し、たか、たかし」です。
特に「たかし」の読みで知られています。
崇を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「崇」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 照崇(てるたか)
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「照」は、明るさや笑顔、優しさを連想することができる漢字です。
太陽のように眩しく、周囲の人の希望になる様子を連想することができます。
「崇」と組み合わせることで、尊敬を集める立派で品がある人となることが期待できるでしょう。
道徳的で周囲の人を慮り、節度ある言動をすることができる様子もイメージすることができます。
「周囲を暖かく照らせるような立派な人柄になるように」という願いを込めることができます。
- 崇人(たかと、たかひと)
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「人」は「崇」と組み合わせることで、「尊敬されるような人になるように」「真面目で向上心がある人になるように」といった人柄や性格に関する願いを込めやすくすることができます。
字面が整っており、読みやすく誠実できちんとした印象を与えることができるでしょう。
日本らしく、伝統や和風な印象も感じることができます。
また、人間関係を円満に築く様子や協調性を大切にする人柄も連想することができる名前です。
- 歩崇(ほたか)
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「歩」を名前に用いることで、前進や成長といった願いを込めやすくなります。
マイペースでも一歩ずつ前を進むための努力や、悲しいことがあって立ち止まることがあっても再び歩き出すことができる勇気や強さも連想することができます。
「崇」と組み合わせることで、力強く責任感がある人への成長を願うこともできるでしょう。
先見の明があり、失敗をしても臆さない姿から人として大成していくこともイメージすることができます。
- 崇司(しゅうじ)
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「司」は、卓越した技術や知識を持つことができる様子を連想することができます。
確かな才能や才知に恵まれ、良いものを見分けられる目や繊細さもイメージすることができます。
尊敬をイメージできる「崇」と組み合わせることで、「優れたリーダーシップを持つ人になるように」という願いも込めることができます。
シンプルな字面と親しみやすさから、周囲の人に愛される心穏やかな人になることを期待することができます。
- 崇世(たかよ)
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「世」を用いることで、上品で淑やかな印象の名前にすることが期待できます。
「世」は世界や社会を連想することができるため、社交的で明るく、人と楽しいことを分かち合うことができる人への成長を連想することができます。
「崇」と組み合わせることで、スタイリッシュで格好良さも兼ね備えた女性をイメージすることができます。
「分け隔てなく優しく、たくさんの人に尊重されるように」という願いを込めることができます。
「崇」を使った男の子/女の子の名前リスト
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「崇」は名前に良くない?名付けの際の注意点
「崇」はポジティブなイメージがある一方で、「祟る(たたる)」という漢字と似た字面であることが気になるという人も多いようです。
意味は全く正反対であるにも関わらず、パッと見た時によく似ているため誤解を招く恐れがあると言えるのです。
また「神を崇める」という言葉にも使われるため、子どもにとって重すぎる名前になるのではないか?という意見もあります。
一方で「名は体を表す」という言葉通り、名前のように立派な人になることが期待できます。
「崇」は古くから名付けに使われてきたため、過剰に心配する必要はないと言えるでしょう。
「崇」を使った名前
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前日(5月5日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
6 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
7 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
8 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
9 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
10 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 |