「藤」の意味、読み方や画数は?藤に込める願い、藤を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- フジ。マメ科のつる性落葉木。かずら。つる性植物の総称、またはそのつる。藤原氏を指す語。 など…
- ▼「藤」の意味や由来
- 印象・願い
- 優雅で親しみやすい人になるように。しなやかに夢をつかむ力を。伝統を紡ぎ新しい美を生む人へ。
- ▼「藤」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「藤」は一文字の名前として「ふじ、とう」などの読み方で使われています。
- ▼「藤」を使った名前一覧を見る
画数 | 18画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | かつら・つ・ひさ |
訓読み | ふじ |
音読み | トウ |
部首 | 艹(くさ/くさかんむり/そうこう) |
他字体 | |
意味 | とう、ふじ。藤の花、かずら、つる性植物の総称、藤原氏の略語。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「藤」の意味
- フジ。マメ科のつる性落葉木
- かずら。つる性植物の総称、またはそのつる
- 藤原氏を指す語
「藤」とは植物のフジを示す漢字で、美しい紫色や薄紫の花が特徴です。、藤の花言葉には「優しさ」や「歓迎」などがあり、日本の風景や文化を彩る身近な存在として親しまれてきました。
藤の丈夫なつるは、かごや家具などの工芸品に利用され、一般に「かずら」と呼ばれるつる性植物の総称としても用いられます。
また、歴史上の名族である「藤原氏」を表す字としても知られています。
「藤」のイメージ、名前に込める願い
「藤」は、柔らかく流れるように咲く花房と、空へ伸びるしなやかなつるが印象的な植物を表す漢字です。
薄紫の花は古くから和歌や絵画の題材となり、雅やかで奥ゆかしい美しさを象徴してきました。
一方で太く丈夫なつるは、かごや家具の素材として人々の暮らしを支え、粘り強さや実用性も感じさせます。
姓に多く用いられることから、伝統を受け継ぐイメージも強く、落ち着きと品位を併せ持つ漢字です。
優しさ・歓迎といった花言葉に加え、「しなやかに支え合う」「縁を結ぶ」など、温かな人間関係を想起させます。

優雅で親しみやすい人になるように
たおやかな花姿からは上品さが、甘い香りや花言葉からは柔らかな包容力が伝わります。
「藤」には、周囲を和ませながら自然体で振る舞える姿が重なります。
初対面でもほっと安心させる雰囲気をまとい、人を歓迎し大切にできる人物像が浮かびます。

しなやかに夢をつかむ力を
藤づるは絡まりながらも高い所へと伸び続けます。
困難にぶつかっても柔軟に形を変え、折れずに目標へ向かう粘り強さを表現できます。
学びや挑戦の場で、環境に合わせて成長し、やがて大きな花を咲かせる──そんな未来を思い描かせます。

伝統を紡ぎ新しい美を生む人へ
古くから親しまれてきた「藤」は、日本文化を象徴する漢字のひとつ。
一方で近年は建築やデザインにおいても「藤色」「藤編み」のモチーフが再評価され、現代的なセンスと融合しています。
過去から学びながらも新しい価値を創造し、次世代へ魅力を伝えていく人に成長するよう願いを託せます。
「藤」を使った名前
4 件の名前がみつかりました
前日(9月10日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
2 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
3 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
4 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
5 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
6 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
7 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
10 | 楓 | 13 | ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。 |