「蕪」の意味、読み方や画数は?蕪に込める願い、蕪を使った名前一覧

蕪

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意味・イメージ
かぶ。野菜の一種。雑草が生い茂り、荒れ果てる様子。乱れる。まとまりがなく雑然としている様子。 など…
「蕪」の意味や由来
印象・願い
実り豊かな人生を育むように。逆境でもぐんぐん成長する強さ。枠を超え発想を解き放つ自由さ。
「蕪」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「蕪」は様々な読み方があり、一文字の名前では「しげる」など、二文字名は「蕪村(ぶそん)、亜蕪路(あむろ)、蕪実(しげみ)、蕪昌(かぶすけ)」などがあります。
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画数 15画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり しげ・しげる
訓読み あ(れる)・しげ(る)・みだ(れる)・かぶら
音読み ブ・ム
部首 艹(くさ/くさかんむり/そうこう)
他字体
意味 ぶ、む、かぶら。雑草が生い茂って荒れる、茂る。みだれる、すさむ。草むら、荒れ地、草原。かぶ、かぶら。

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「蕪」の意味

  • かぶ。野菜の一種
  • 雑草が生い茂り、荒れ果てる様子
  • 乱れる。まとまりがなく雑然としている様子

「蕪」は、野菜の「かぶ」を指しますが、それだけではありません。

植物が茂りすぎて乱雑になったり、土地が雑草に覆われ荒れ放題になっている様子も表現します。

また、同様に物事がまとまりを失い、雑然として乱れている状態にも使われる漢字です。

身近な食べ物だけでなく、乱れや荒廃のようなマイナスのニュアンスまで含んでいる、幅広い意味をもつ漢字なのです。

「蕪」のイメージ、名前に込める願い

「蕪」は身近な野菜である“かぶ”を表す一方、草木が鬱蒼と茂るさまや、秩序から外れて自由に広がる姿も示します。

大地にしっかりと根を張り丸く実るかぶは、素朴さ・滋養・家庭的な温かさを連想させます。

一方で雑草が伸び放題になる様子からは、環境に負けずたくましく伸びる生命力や、型にはまらない自由さも感じられます。

素朴さとワイルドさという対照的な二面性を持つため、地に足をつけながらも枠にとらわれない人物像を思い描ける漢字です。

珍しい一文字で人とかぶりにくく、草冠の柔らかい印象も相まって、個性的でありながら親しみやすい印象を受けます。

実り豊かな人生を育むように

丸くふくらむかぶは、土の恵みをたっぷり蓄えた“実り”そのもの。毎日の努力がしっかり身を結び、人や経験の養分を吸収しながら豊かな人生を歩めるよう願いを込められます。

逆境でもぐんぐん成長する強さ

荒れ地に広がる雑草のように、「蕪」には環境を選ばず逞しく伸びるイメージがあります。困難をしなやかに乗り越え、どこでも自分の色を発揮できる強さを願うことができます。

枠を超え発想を解き放つ自由さ

“まとまりを失い乱れる”という側面をポジティブに捉えれば、それは常識に縛られない自由奔放さ。固定観念をほぐし、新しい価値を生み出すクリエイティブな力を託すユニークな願いにもなります。

「蕪」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 9 しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚
192
2 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
562
3 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
591
4 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
239
5 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
169
6 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
165
7 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
289
8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
330
9 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
379
10 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
386

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