「保」の意味、読み方や画数は?保に込める願い、保を使った名前一覧

保

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意味・イメージ
たもつ。もつ。もちつづける。やすんじる。たすける。やしなう。うけあう。ひきうける。 など…
「保」は「おおらか、堅実、平和」のイメージがあります。
「保」の意味や由来
印象・願い
慈しみ深く、自分よりも弱い存在を守り通す強い人になるように。穏やかで安定した人生を歩んでほしい。健康で長生きができるように。
「保」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「保」は一文字の名前として「たもつ、まもる、やすし、より、やす」などの読み方で使われています。
「保」を使った名前一覧を見る
画数 9画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり お・たもつ・まもる・もち・もり・やす・やすし・より
訓読み たも(つ)【表外読み】も(つ)・ やす(んじる)
音読み ホ【表外読み】ホウ
部首 亻(ひと/にんべん/ひとがしら)
学習漢字 学習漢字5年
熟語 担保(たんぽ)・確保(かくほ)
他字体
意味 たもつ、ある状態を続ける。守る、かばう、助ける。養う、育てる。安らかにする。大切に世話をする、お守りをする。責任をもって引き受ける。付き添う。頼む。とりで。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「保」の意味

  • たもつ。もつ。もちつづける。
  • やすんじる。たすける。やしなう。
  • うけあう。ひきうける。

「保」は、「保持」「保有」など保つや持つといった意味で知られる漢字です。

「保育園」「保護」など、やすんじるや助けるなどの意味の言葉にも見られます。

また、「保証」など受け合うという意味もある漢字です。

生命と繁栄の象徴「保食神(ウケモチノカミ)」

保食神(うけもちのかみ)は、日本神話に登場し、飢饉を退け、食物の収穫と豊穣を授ける神として知られています。

保食神は古事記と日本書紀の両方で、切られて亡くなった後に世界に五穀をもたらしました。

生活の中で切っては切れない「食」は、健康維持のためだけでなく、豊かさの象徴でもあります。

「保」は、保食神の伝説から「食べ物に困らないことは当たり前ではないことを忘れないように」といった願いも込められる漢字と言えます。

「保」の漢字の成り立ち・由来

「保」は、会意兼形声文字です。

横から見た人を意味する「人」と乳児を抱きかかえている様子を意味する「孚」が組み合わさって成り立ちました。

母親が乳児を抱いている姿から「たもつ、まもる」といった意味が生まれました。

「保」のイメージ、名前に込める願い

「保」は、「保つ」「守る」という意味から、安定感や安心感を与える文字として知られています。

「そのため、親が子どもに対して「安全で穏やかな人生を送ってほしい」「大切なものを守り、責任感のある人に育ってほしい」といった願いを込めて使うことが多いです。

優しさと慈しみ

「保護」「保育」から、他者を守り、大切にする優しくて慈しみ深い人柄を表せます。

このことから、自分よりも弱い立場の人を助けることができる人物像が思い浮かぶでしょう。

長寿と健康

「保健」や「健康を保つ」といった言葉から、健康で長生きを願う意味合いも表せます。

誠実さと責任感

「保証」や「保守」といった言葉から、信頼される存在であることや、責任感を持って物事に取り組む姿勢を表しています。

万が一の事態に備えて準備をすることから、思慮深く賢明で、指導者としての役割も担う様子もうかがえます。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 守護
  • 安心
  • 慈しみ
  • 優しい
  • 誠実
  • 頼りがいがある
  • 責任感
  • 健康
  • 長寿

これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

慈しみ深く、自分よりも弱い存在を守り通す強い人になるように

穏やかで安定した人生を歩んでほしい

健康で長生きができるように

「保」の読み方いろいろ

「保」の音読みは「ホ、ホウ」、訓読みは「たも(つ)、やす(んじる)、も(つ)」です。

名乗りに用いられる読みは、「お、たもつ、まもる、もち、もり、やす、やすし、より」です。

古くから男の子の名前に人気がある漢字であり、「重保(しげやす)」「晃保(あきほ)」などの名前で名付けることもできます。

保を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「保」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

保希(ほまれ)

「希」を用いた名前です。希望から、将来が明るく、たくさんの幸運に恵まれる人生をイメージできます。

「ほまれ」は、中性的でおしゃれな響きを持つ読みと言えるでしょう。

「希少」から、類稀な才能や出会いにも恵まれる姿を連想できます。

「保」と組み合わせることで、真面目で安定した人柄がうかがえます。

「堅実で光り輝くような道を歩んでいけるように」といった願いが込められる名前です。

⇒ 保希の姓名判断をチェック

保(たもつ、まもる)

古くから男性の名前に用いられてきた「保」は、大切な人や物を守り抜く様子をイメージできることから、現在でも人気がある漢字です。

些細なことで動じることがなく、頼りがいや強さ、度胸などが連想できるでしょう。

優しさや勇気がある様子もうかがえる名前と言えます。

家族を大切にする人は、思いやりにあふれ、笑顔が素敵な印象があります。

「大切な人に恵まれて生涯にわたって幸せになって欲しい」といった願いが込められます。

⇒ 保の姓名判断をチェック

保仁(やすひと)

「仁」を名前に用いることで、思いやりや人情にあふれた人への成長を願うことができます。

「仁義」は、恩を返したり義理堅い印象を与えたりするため、男の子の名前に人気がある漢字です。

「保」と組み合わせることで、勇猛果敢で男らしさや強さ、大切な人を守り抜く優しさなども連想できるでしょう。

直線が多いシンプルな字面であるため、真面目で誠実、思いやりの溢れた姿をイメージしやすい名前と言えます。

⇒ 保仁の姓名判断をチェック

春保(はるやす、はるお)

「春」を頭字に用いた男の子の名前です。植物の芽が芽吹き、新しい命が誕生する「春」は、春生まれの子どもや新しく誕生した命を祝福するといった思いを込めるのにおすすめの漢字です。

素朴で温かみが感じられる字面や読みから、素直で思いやりを持つ朗らかな人への成長が期待できるでしょう。

大切な人を守ることができる強さを持ち、どんどん新しいことに挑戦する様子もイメージできます。

⇒ 春保の姓名判断をチェック

志保(しほ)

「志」は「志す」といった言葉から、責任感が強く、取り組んだことに対して最後までやり抜く姿がうかがえる漢字です。

スタイリッシュなイメージを持つ漢字であるため、女の子の名前に用いることで理知的で賢くクールな印象になるでしょう。

真面目で努力家、冷静で粘り強い様子も連想できる名前と言えます。

「大切な人に恵まれ、幸運や幸せがたくさん舞い込む人生になるように」といった願いも込めることができる名前です。

⇒ 志保の姓名判断をチェック

「保」を使った男の子/女の子の名前リスト

男女どちらにも名付けられる名前

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「保」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
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207
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362
4 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
498
5 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
124
6 13 ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。
105
7 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
335
8 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
116
9 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
252
10 4 水や酒をすくう柄のついた道具、ひしゃく。穀物、液体などの量をはかるます、とます。容量の単位、一斗は10升で約18リットル。北斗、南斗など星座の名。小さい、わずか、少ない。たちまち、急に、にわかに。
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