「凱」の意味、読み方や画数は?凱に込める願い、凱を使った名前一覧

凱

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意味・イメージ
かちどき。戦いに勝って叫ぶ声。やわらぐ。楽しむ。なごやかなさま。 など…
「凱」の意味や由来
印象・願い
心身ともにつく、人を守れる強さを持てるように。文武両道で、みんなから好かれる人になるように。芯が強く、栄光に満ちた人生を歩めるように。
「凱」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「凱」は、名前として「響凱(きょうがい)、凱柊(かいしゅう)、凱宗(かいしゅう)、凱修(かいしゅう)、凱脩(かいしゅう)、隆凱(りゅうがい)、凱充(かいしゅう)」などの読み方で使われています。
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画数 12画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり たのし・とき・やす・よし・かつ
訓読み かちどき・やわ(らぐ)
音読み ガイ・カイ
部首 几(つくえ/きにょう)
他字体
意味 がい、かちどき。戦いや競技に勝った時にあげる声。

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「凱」の意味

  • かちどき。戦いに勝って叫ぶ声。
  • やわらぐ。楽しむ。なごやかなさま。

「凱」は、勝利した時にあげる叫び声を意味する漢字です。

「凱旋」や「凱歌」は、勝利の時に奏でる歌や音楽を意味します。

また、あまり知られていませんが、やわらぐ、楽しむ様子を意味する漢字でもあります。

勝利を讃えるための「凱旋門」

凱旋門は、戦争に勝利した軍隊の功績を讃えるために造られた立派な門のことです。

世界的に有名な凱旋門といえば、やはりフランスにある凱旋門です。

正式名称は「エトワール凱旋門」。「エトワール=星」は、空から見た際にパリ市内へ続く12本の道路が星のように見えることに由来します。

フランス皇帝ナポレオンが建設を命じ、迫力ある見た目と繊細で美しい彫刻、フランスのシンボルであることから多くの人から愛されています。

「凱」の漢字の成り立ち・由来

「凱」は、会意兼形声文字です。

上部に飾りがついた太鼓を意味する象形の「豈」と祭りに使われる机を意味する象形の「几」が組み合わさって成り立ちました。

戦いに勝ったことを祝い、踊る様子を表しており、そこから「かちどき」「楽しむ」といった意味が生まれました。

「凱」のイメージ、名前に込める願い

「凱」は、字のイメージから強さや勝利をイメージできる漢字です。

戦いに勝つ=今まで積み重ねて来た努力が報われるといった様子もイメージできるでしょう。

成功や華々しい人生が送れるように、という想いも名前に込めることができます。

たくましさや忍耐強さだけでなく、人知れず努力できる努力家な面や仲間思いな人物への成長も期待できるでしょう。

文武両道な様子も連想できる漢字です。

強さとユーモアのある人に

「凱」は、見た目のいかつさだけでなく、楽しいという意味も持つ漢字です。

ユーモアがあって物腰が柔らかく、笑顔が人懐こい愛嬌のある姿もイメージすることができます。

一緒にいて楽しい人物は、自然と周りに人が集まります。笑顔が溢れ、爽やかで優秀な様子もうかがえます。困っている人を助け、支えてくれる芯の強さも持てるでしょう。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 勝利
  • 栄光
  • 強さ
  • たくましい
  • 忍耐強い
  • 努力家
  • 才能豊か
  • 頼りがい
  • 愛嬌
  • 物腰が柔らかい
  • 爽やか
  • 芯が強い

これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

心身ともにつく、人を守れる強さを持てるように

文武両道で、みんなから好かれる人になるように

芯が強く、栄光に満ちた人生を歩めるように

「凱」の読み方いろいろ

「凱」の音読みは「がい、かい」、訓読みは「かちどき、やわ(らぐ)」です。

名乗りに用いられる読みは「かつ、たのし、とき、やす、よし」です。

男の子の名前に人気を集める「凱」は、「凱士(がいし、ときと)」「千凱(ゆきよし)」などの名前に用いられます。

凱を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「凱」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

凱(がい、とき)

「凱」は、「がい、とき」の読みで1文字で名付けることができます。

字面の重厚さから、男の子の名前として人気があります。

1文字にすることでスタイリッシュさやおしゃれでクールな雰囲気になる名前です。

凱は、見た目のイメージとは対照的な楽しいという意味から、ユーモアのセンスに恵まれるようにという願いも込められます。

男性らしい強さだけでなく、優しさやユーモアに溢れた人柄が連想できる名前といえます。

⇒ 凱の姓名判断をチェック

凱聖(かいせい)

「聖」を添字に用いた男の子の名前です。

「神聖」「聖人」など、神々しさや清らかで汚れのない様子をイメージできる漢字です。

悪意とは無縁でいつまでも純粋な心を持つように、などの想いを込めることができます。

「聖」と組み合わせることで、男らしい強さや純粋さを感じる名前になるでしょう。文武両道で冷静な様子も連想できます。

優しさと頼り甲斐があり、清らかな心の持ち主になるようにという願いが込めることができます。

⇒ 凱聖の姓名判断をチェック

凱晴(かいせい、ときはる)

「晴」を添字に用いることで、晴れやかな人柄をイメージできる名前です。

太陽の光や明るさを連想できるため、勝利や栄光をイメージできる「凱」との相性も良い漢字といえます。

爽やかで一緒にいて心が温かくなる人柄や、優しく、困っている人を迷わず助けられる様子などもうかがえます。

周囲から愛され、協力し合える姿もイメージできるでしょう。

明るく、心身ともに強い人に成長できるように、という願いが込められます。

⇒ 凱晴の姓名判断をチェック

凱翔(かいと、よしと)

例年名付けに高い人気を誇る「翔」を用いた名前です。

広い大空や爽やかな青を連想できるため、笑顔が素敵でスポーツが得意な様子を連想できます。

「凱」同様、画数が多いため、重みがある名前になります。

頼り甲斐があり、爽やかで誰からも好かれる人柄が連想できる名前といえるでしょう。

海外に飛び立つ豊かな才能に恵まれる様子も連想できます。多くの人から愛され、光輝く人生を歩めるようにといった願いが込められます。

⇒ 凱翔の姓名判断をチェック

凱史(かつし、かつふみ)

歴史の漢字である「史」を添字に用いた名前です。

「歴史」「史跡」などの言葉で目にすることも多い「史」は、文学や教養を連想することができます。

思慮深く、歴史から過去に起こった出来事や当時の人々の思いを受け継ぎ、次につなげていける様子もイメージできる漢字です。

「凱」との相性も良く、メリハリのある字面も整った印象を与えることができます。

賢く、勝利が続く人生を歩めるようにといった願いが込められる名前です。

⇒ 凱史の姓名判断をチェック

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「凱」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
207
2 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
500
3 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
165
4 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
367
5 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
253
6 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
117
7 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
126
8 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
335
9 9 (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。
87
10 8 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。
45

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