「郎」の意味、読み方や画数は?郎に込める願い、郎を使った名前一覧

郎

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意味・イメージ
男子。若い男や夫を敬って呼ぶ語。家来。召使い。中国・日本古代の官職名。男子名の末尾に付ける語。「太郎 など…
「郎」は「勇ましい、元気、古風・和風」のイメージがあります。
「郎」の意味や由来
印象・願い
若さと勇気を持ち続けるように。仲間に信頼される誠実な人に。伝統を受け継ぎつつ革新を生む存在に。
「郎」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「郎」は、名前として「虎太郎(こたろう)、涼太郎(りょうたろう)、琥太郎(こたろう)、健太郎(けんたろう)、杏寿郎(きょうじゅろう)、太郎(たろう)、悠太郎(ゆうたろう)」などの読み方で使われています。
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画数 9画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あき・あきら・お
訓読み 【表外読み】おとこ
音読み ロウ
部首 阝(おおざと/おおざる)
熟語 女郎(じょろう/めろう)・下郎(げろう)・外郎(ういろう)・侍郎(じろう)・夜郎(やろう)・新郎(しんろう)・尚書郎(しょうしょろう)・員外郎(いんがいろう)・遊冶郎(ゆうやろう)・坂東太郎(ばんどうたろう)
他字体  旧字体・人名用漢字
意味 広く「男子」を指す語。おとこ、おのこ。夫、息子など特に若い男性を指す
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「郎」の意味

  • 男子。若い男や夫を敬って呼ぶ語
  • 家来。召使い
  • 中国・日本古代の官職名
  • 男子名の末尾に付ける語。「太郎」「次郎」など

「郎」という漢字は、「男の人」や「若い男性」を意味し、親しみと若々しい響きを持つ漢字です。

古くは家来や召し使い、また朝廷の官吏を表す称号としても用いられ、「郎官」「郎従」などの語に残っています。さらに、「夫」を敬って呼ぶ場合や、「太郎」「次郎」など、男性の名前の末尾に添えるなど、幅広い使い方が見られます。

「郎」のイメージ、名前に込める願い

男という意味を持つ「郎」という漢字は、名付けにおいて「~な男性になって欲しい」という風にとてもイメージがしやすいです。

また、男という意味だけではなく、様々なイメージがあります。

  • 男らしさ
  • たくましさ
  • 元気
  • 正義感
  • 真面目
  • 硬派

正に理想の男性像とも言えるこれらのイメージから、このような願いを込めることができます。

男らしく逞しい、立派な男性に育って欲しい

いつまでも健康で、元気でいられるように

リーダーシップがあり、周りを引っ張っていく男性になるように

大切な人を守れる人になるように

日本では昔から家で生まれた男子に順番に「太郎・次郎・三郎」や「一郎・二郎・三郎」と付けてきた歴史があります。

このような歴史と伝統のある漢字でありながら、現代においても「郎」の人気は失われていません。

近年では名付けの際に、偉大な人になって欲しいと言う願いから、歴史上の人物や、有名武将からとった名前も人気があるようです。

そのような場面でも「郎」を組み合わせることにより、古風ながらも、逆にそれが格好良いと言われるような名前になるのではないでしょうか。

「郎」は男の子の名前に使われる止める字(名前の最後にくる漢字)の中でも代表的な漢字です。

名前を決める際に迷った時には、願いを込めて使いたい漢字と、使いたい止め字をいくつか決めて、組み合わせてみると良いようです。

そうすることで、いくつかの希望する名前の候補を考えることが出来ます。

「郎」の読み方いろいろ

「郎」という漢字の読み方は、音読みの「ろう」が一般的です。名のりでは「お」があります。

難読漢字では「郎子(いらつこ)」「女郎花(おみなえし)」などがあります。

「郎子」とは、若い男性を親しんで呼んだ語で、女性の場合は「郎女(いらつめ)」となります。「女郎花」とは、秋に黄色い花を咲かせる植物の名前です。

「郎」が名前に使われる場合のほとんどが「ろう」であるため、名前を読み間違えられることが少ない漢字でもあります。

「郎」の漢字の説明の仕方

  • 桃太郎の郎
  • 新郎新婦の郎
  • おおざとへんの郎

「郎」を使ったおすすめの名前

「郎」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

信郎(のぶろう、のぶお)

信という漢字には、真実、誠実という意味があり、人との絆を表していると言えます。信は古風なイメージがありますが、織田信長をはじめ、上杉謙信、武田信玄など名だたる武将の名前に使われおり古くからとても大事にされてきました。尊敬する武将から一字頂いて名前を付けるというもの良いですよね。この信という漢字に郎を組み合わせることにより、古風ながらも格好良く男らしい名前になります。

虎太郎(こたろう)

郎という名前も、漢字3文字にすることにより今風の名前にすることが出来ます。虎という漢字も、太という漢字もいずれも強さや男らしさをイメージさせます。ここにさらに男という意味の郎を組み合わせることで、さらにイメージや願いを強調することが出来ます。また平仮名で「こたろう」と書くと、とても柔らかな印象で響きも可愛らしいので、幼少時のカワイイ男の子のイメージから始まり、成長するごとに男らしさを増していく名前です。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「郎」を使った男の子の名前をすべて見る

「郎」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 9 しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚
178
2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
281
3 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
550
4 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
234
5 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
161
6 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
582
7 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
158
8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
327
9 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
382
10 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
373

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