「名」の意味、読み方や画数は?名に込める願い、名を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- なまえ。よびな。なづける。よぶ。なだかい。すぐれている。ほまれ。人数を数える語。 など…
- 「名」は「リーダー、聡明」のイメージがあります。
- ▼「名」の意味や由来
- 印象・願い
- 両親が名前に込めた人物・人生になることを願って。名前に恥じない立派な人になるように。自分の意見をしっかりと主張できる強さを持てるように。
- ▼「名」のイメージ、名前に込める願い
画数 | 6画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | あきら・かた・なずく・もり |
訓読み | な |
音読み | メイ・ミョウ |
部首 | 口(くち/くちへん) |
学習漢字 | 学習漢字1年 |
熟語 | 大名(だいめい/だいみょう)・仏名(ぶつみょう)・文名(ぶんめい)・功名(こうみょう)・本名(ほんめい/ほんみょう)・幼名(ようめい/おさなな)・仮名(かな)・合名(ごうめい)・汚名(おめい)・有名(ゆうめい)・戒名(かいみょう)・改名(かいめい)・芳名(ほうめい)・芸名(げいめい)・売名(ばいめい)・呼名(よびな)・命名(めいめい)・姓名(せいめい)・俗名(ぞくめい/ぞくみょう)・品名(ひんめい)・指名(しめい)・勇名(ゆうめい)・変名(へんめい)・美名(びめい)・送仮名(おくりがな)・匿名(とくめい)・家名(かめい)・浮名(うきな)・記名(きめい)・除名(じょめい)・連名(れんめい)・高名(こうめい/こうみょう)・偽名(ぎめい)・悪名(あくめい/あくみょう)・虚名(きょめい)・著名(ちょめい)・異名(いめい/いみょう)・御名(ぎょめい)・尊名(そんめい)・題名(だいめい)・襲名(しゅうめい)・平仮名(ひらがな) |
他字体 | |
意味 | な。物や事、人の呼び名、名前。名づける。優れている、立派、有名。評判、名誉、功績、ほまれ。優れた様子、評判である様子。うわべ、形式。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「名」の意味
- なまえ。よびな。
- なづける。よぶ。
- なだかい。すぐれている。ほまれ。
- 人数を数える語。
「名」は、「名前」「姓名」「名称」など、人や動植物などあらゆるものに付けられている名前を意味する漢字です。
「命名」など、子どもに名前を付けるといった意味もあります。
また「名声」「名誉」など、名高く誉となる言葉にも使われます。
「一名」や「両名」といったように、人数を数えるという意味もあるため、日常で見かけることも多い漢字です。
「名は体を表す」の意味
「名は体を表す」とは、名前がその人や物の本質をよく表しているという意味です。
全ての人や生き物、無機物には全て名前があります。
褒め言葉としても使われる「名は体を表す」は、子ども自身や将来が名前の通りの人になるようにと願われます。
人間の場合、必ずしも名前の通りの人になるとは限りませんが、名前に負けないように努力を重ねたり自信になったりと、言霊やお守りのようになることもあるでしょう。
「名」の漢字の成り立ち・由来
「名」は、会意文字です。
諸説ありますが、「夕」を表す「月」と「口」が組み合わさってできたとされています。「月」は「夕」を表し、静かな夜の時間を意味します。「口」は、声を出して名を呼ぶことを意味します。
このことから、「名」という漢字は、人が静かな夜に声を出して呼び名を告げる様子を表現したものとされています。
「名」のイメージ、名前に込める願い
「名」という漢字は、名前そのものを表すだけでなく、名声や名誉といった、社会的な評価や名高い存在であることを象徴します。
「名」に込める強さと誇り
「名」は、個性やアイデンティティを大切にし、誇り高く、自分の意志を持って生きる姿を連想させます。
他者に流されず、自分の信念を貫き通せる強さを持てるでしょう。
この漢字を使うことで、子どもが自分の名前に誇りを持ち、世の中にその名を知られるような人物に成長してほしいという願いを込めることができます。
名前に込められた家族の愛と絆
名前は、大切な両親や家族がたくさんの祝福や願いを込めて贈る子どもへのプレゼントです。
優しさや思いやり、笑顔がイメージできるでしょう。
仲間や友達と名前を呼び合うことで親近感が生まれやすく、仲良くなれることから、人との関わりや自分らしくあれるためになくてはならないものでもあります。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 自分自身
- 強さ
- 誇り
- 立派
- 純粋
- 信念
- 努力
- 成功
- 名誉
- 名声
- 家族愛
- 優しさ
- 思いやり
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

両親が名前に込めた人物・人生になることを願って

名前に恥じない立派な人になるように

自分の意見をしっかりと主張できる強さを持てるように
「名」の読み方いろいろ
「名」の音読みは「メイ、ミュウ」、訓読みは「な」です。
名乗りに用いられる読みは、「あきら、かた、なずく、もり」です。
読みの中でも、特に「な」の読みが男女ともに名付けに用いられることが多いようです。
名を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「名」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 瀬名(せな)
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「浅瀬」「瀬戸」など、水辺を連想することができる「瀬」を名前に用いた漢字です。
「せな」は中性的な読みであるため、特に夏生まれの子どもの名前にぴったりと言えます。
爽やかで清々しいイメージを持ち、自然の恵みや穏やかな様子も感じられます。
「名」を用いることで、「自分をしっかりと持ち、マイペースにのんびりと好きなことを楽しめる人になるように」といった願いを込めることができるでしょう。
- 竜名(りゅうな)
-
伝説のいきもの・龍の略字である「竜」を頭字に用いた男の子の名前です。
嵐と雷を呼ぶ竜は、吉兆の象徴であり、守ってくれる存在とされています。
雄々しく、立派で幸運の象徴とされているため、子どもの誕生を祝いたいという思いを込めるのにぴったりの漢字と言えます。
「名」と組み合わせることで、「竜」のように立派で厄災を払い、健やかであれるようにといった願いを名前に込めることができるでしょう。
- 名悟(めいご)
-
「悟」を添字に用いることで、思慮深く人の機微を察することが得意な人物への成長が期待できるでしょう。
人を気遣うことができる優しさだけでなく、迷った時に英断を下したり真実を理解するといったイメージも与えることができるため、「人よりも才覚が秀でるように」といった思いを込めることができる名前です。
「名」と組み合わせることで、名前に込めた人そのものに成長することを願うことができます。
- 陽名(ひな)
-
「陽」を頭字に用いた女の子の名前です。
「ひな」の響きは非常に可愛らしく、桃の節句である「ひな祭り」から「陽」との相性も良いと言えます。
「な」を「名」とすることで、太陽のように温かく、笑顔が眩しい女性を連想することができます。
朗らかで包容力や愛嬌がある人柄もうかがえます。
成長するにつれて魅力を重ねる人への成長が期待できる名前になるでしょう。
- 柑名(かんな)
-
「柑」は、オレンジなどの柑橘類を意味する漢字です。
日本における原生原種の柑橘類として古事記にも登場する「橘(タチバナ)」が挙げられます。
不老長寿の実とされ、魔除けの効果もあるそうです。
爽やかな香りと共に、美肌効果や風邪予防の効果が期待できる柑橘類は、子どもの健やかな成長を願う名前に最適です。
「柑名」という名前は、可愛らしさを持ちながら、人々を惹きつける人気者に成長することを願うことができます。
実のなる果実であることから「努力が実を結ぶように」といった願いも込めることができます。
「名」を使った男の子/女の子の名前リスト
男の子におすすめの名前
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前日(7月16日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
6 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
7 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
8 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
9 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
10 | 音 | 9 | (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。 |