「歌」の意味、読み方や画数は？歌に込める願い、歌を使った名前一覧
- 意味＆イメージ
- うた、うたう。音楽に合わせて歌う。節、拍子をつけて歌う。和歌、俳句、詩などを詠む。など。
- ▼「歌」の漢字データを見る
- 漢字の意味から「歌」は「芸術 明るい 音楽」のイメージがあります。 ▼「歌」のイメージ、名前に込める願い
| 画数 | 14画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | |
| 訓読み | うた・うた（う） |
| 音読み | カ |
| 部首 | 欠（あくび） |
| 学習漢字 | 学習漢字2年 |
| 熟語 | 反歌（はんか）・古歌（こか）・名歌（めいか）・狂歌（きょうか）・秀歌（しゅうか）・返歌（へんか／かえしうた）・国歌（こっか）・長歌（ちょうか）・牧歌（ぼっか）・和歌（わか）・哀歌（あいか）・軍歌（ぐんか）・恋歌（れんか／こいうた／こいか）・挽歌（ばんか）・連歌（れんが）・唱歌（しょうか）・凱歌（がいか）・詠歌（えいか）・短歌（たんか）・詩歌（しか／しいか）・艶歌（えんか）・旋頭歌（せどうか）・賛美歌（さんびか）・四面楚歌（しめんそか） |
| 他字体 | 謌 異体字・同字 |
| 意味 | うた、うたう。音楽に合わせて歌う。節、拍子をつけて歌う。和歌、俳句、詩などを詠む。 |
| イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「歌」の意味
- うた
- うたう
- やまとうた、和歌
「歌」は、歌うことや歌そのものを意味する漢字です。
ライブハウスやコンサートはもちろん、テレビ、ラジオ、店内で流れるBGMなど歌を耳にする場所や機会は数多くあります。
音が溢れるこの世界で、歌は人々の心を癒し楽しませることの出来る文化です。誰しも思い出の曲やお気に入りの1曲があると思います。
歌の歌い手を意味する「歌手」も、身近な漢字です。
マイクを手にして、伸びのある美しい歌声を持つ女性シンガーや低く迫力あるシャウトが出来るロック歌手など世には多彩な歌の才能を持つアーティストが大勢活躍しており、毎年コンサートが楽しみになります。
また、和歌や短歌を意味する”やまとうた”も「歌」です。平安時代から現代まで、日本人は形を変えて「歌」を楽しんできたんですね。
歌の漢字の成り立ち・由来
「歌」は、2つの「可」と「欠」が組み合わさっで生まれた漢字です。
「可」は、口そのものを意味する象形文字と大きく開けた口の奥を意味する象形文字から成り立っています。
「欠」は、大きく口を開ける人を意味する象形文字です。
神へ祈りや楽しんでもらうための歌が届くように、と口を開けて大きな声で歌っている様子から「歌う」という意味が生まれました。
国は違えど、神への歌は各地にあります。
日本は舞も含む神楽歌ですが、キリスト教の教会や礼拝堂で歌われる讃美歌なども神に感謝し神を讃えるものです。
ア・カペラを始め、時として楽器以上に美しい響きを持つ歌。
厳かな雰囲気で歌われる歌も賑やかな場所で歌われる騒々しい歌も、全てが人の心を癒し楽しませる最高のエンターテインメントです。
「歌」のイメージ、名前に込める願い
「歌」は、芸術性や優雅さの象徴として親しまれているため、豊かな才能や感性を連想させる漢字です。
素晴らしい曲は性別はおろか、国や文化関係なく愛されます。
歌のように誰かの心を癒すことが出来、周囲の人を和ませる人になれるようにと願いを込めることが出来ます。
また、両親が歌を愛していたり音楽関係者だった場合も子どもの名前に「歌」をつけることもあるでしょう。
将来子どもが成長して音楽関係の道に進んでもらいたいと願う時にも「歌」がつけられることが多いようです。
様々な楽器の音色が調和して出来る「歌」は、協調性も連想出来ます。
人の心に寄り添う歌も多いため、共感性が高い姿も思い浮かべられるでしょう。
歌を歌うのは、並々ならぬ訓練や努力が不可欠なのでたゆまぬ努力や根気強さをうかがう事も出来ます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 芸術
- 癒し
- 笑顔
- ひたむき
- 優雅
- 才能
- 豊かな感性
- 穏やか
- 優しい
- 楽しい
- 調和
- 努力家
- 文化的
これらのイメージから、このような願いを込めることができます。
歌のように人々を明るい気持ちに出来る人に育つように
感性豊かな才能に恵まれ、将来音楽の仕事にたずさわれるように
自分の夢を叶えるために努力が出来る人になれるように
「歌」の読み方いろいろ
「歌」の音読みは「カ」、訓読みは「うた、うた(う)」と読みます。名づけに使われる際の読みは、「か、うた」などの本来の読み方が人気です。
特に女の子の名づけに人気のある「歌」は、毎年根強い人気を誇っています。「うた」の響きが可愛らしく、1文字で名付けることも出来ます。
2文字以上で名付ける場合、組み合わせる漢字次第で和風にも海外風にも雰囲気が変わります。
14画と画数は多いですが、字面のバランスも良く整った名前になること間違いなしの漢字です。
「歌」の漢字の説明の仕方
- うたの「歌」
- 北川歌麿の「歌」
- 上白石萌歌の「歌」
「歌」を使った熟語
- 神歌（かみうた）
- 神様を讃え、神力の発揚を期待する時に歌う歌のことです。
また、平安後期に行われた雑多な芸能”雑芸”の一つや能楽で「翁」の歌う歌のことも指します。
神事の際は、神楽歌と呼ばれる芸能が古来より歌われてきました。
神様を讃え感謝する行いは、時代と共に民衆にも親しまれ今に至ると言われています。
聞いて歌って楽しくなる歌は、神様や人間関係なく笑顔にするものなんですね。 - 詩歌管弦（しいかかんげん）
- 中国に伝わる漢詩や和歌を吟じ、楽器を奏でたりすることです。また、その文化や音楽も指します。
「詩歌」は漢詩や和歌を始めとする韻文のこと、「管弦」は管楽器、弦楽器や奏でる音楽のことです。
管弦楽で詩歌を作る姿と言えば、中世時代に各地を渡り歩き歌を歌う吟遊詩人が連想出来ます。
恋愛の歌で人々を魅了し、気ままに旅をする姿に憧れた方も多いのではないでしょうか。
「歌」を使ったおすすめの名前
「歌」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
女の子の名前
歌奏（かなで）
中性的な漢字のため、男女ともに人気がある「奏」と組み合わせた名前です。
歌う時に欠かせない音楽を奏でる意味を持つため、「歌」との相性もばっちりです。
すすめる、奉る、成し遂げるの意味も持つため、いつもは歌のように朗らかで優しい性格でも、いざという時は強く自分の道を進めるような子に育って欲しい、と願いが込められています。
「かなで」の発音は柔らかく、字面も整っている名前です。
楓歌（ふうか）
メープルの名前でも親しまれている「楓」と組み合わせた名前です。
秋の紅葉が美しい楓にも「美しい思い出」という花言葉があります。
可愛らしいイメージだけでなく、思い出に残りやすい歌との相性も良い漢字です。
思わず道行く人の足を止めてしまう楓のように穏やかで魅力的、音楽のように人を癒す人に育つようにと願いが込められています。
響きも和風で日本らしさを感じる名前です。
おすすめの名前ピックアップ
「歌」を使った名前
「■」の数が多いほど良い運勢の名前です。
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前日（5月1日）
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花（まつりか）。ジャスミン。 | |
| 4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 6 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 7 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 8 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。（時間や場所）において。 | |
| 9 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
| 10 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 |