「絢」の意味、読み方や画数は?絢に込める願い、絢を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- けん、じゅん、はる、あや。染め上げた糸すじおよび糸すじを数える語。織物の美しい模様から、鮮やかで美しいもの、繊細で豊かなもののたとえ。など。
- ▼「絢」の漢字データを見る
- 漢字の意味から「絢」は「美しい 華やか」のイメージがあります。 ▼「絢」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「絢」は一文字の名前として「はる、あや、けん、じゅん」などの読み方で使われています。 ▼「絢」を使った名前一覧を見る
画数 | 12画 |
---|---|
種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
名のり | しゅん・じゅん・はる |
訓読み | あや |
音読み | ケン |
部首 | 糸(いと/いとへん) |
他字体 | |
意味 | けん、じゅん、はる、あや。染め上げた糸すじおよび糸すじを数える語。織物の美しい模様から、鮮やかで美しいもの、繊細で豊かなもののたとえ。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「絢」の意味
- きれいに着飾ること。
- あや。織物の美しい模様のこと。
「絢」は、ドレスや着物、アクセサリーなどで綺麗に着飾ることを意味する漢字です。
また「絢爛」など、織物の美しい模様のことも指します。
「絢爛」とは
煌びやかで豪華なことを「豪華絢爛」もしくは「絢爛豪華」と表現します。
誉め言葉として使われることも多く、美しい衣装や豪華な食事など、華やかな様が連想できる言葉です。
結婚式などの祝い事の席はもちろん、艶やかな振袖を身に纏う成人式も絢爛豪華と言えるでしょう。
絢爛な衣装は縁起の良いデザインも多いため、人生の節目や門出を飾るのにもぴったりと言えます。
笑顔が溢れる場を連想できる言葉と言えるでしょう。
「絢」の漢字の成り立ち・由来
「絢」は、形声文字です。より糸を意味する象形文字「糸」と「旬」が組み合わさって成り立った漢字です。
「旬」は、等しいという意味を持つ「均」と同じ意味であることから、「均一でむらのない美しい織り目」を表しています。
そこから、「美しい織物」という意味が生まれました。
「絢」のイメージ、名前に込める願い
「絢」は綺麗に着飾るという意味から、おしゃれ好きでセンスの良さがうかがえる漢字です。
流行はもちろん、ファッション業界でトレンドを生み出せる感性の良さや芸術面での才能も連想できるでしょう。
生まれつきの優れた感性や感受性は、天賦の才能でもあります。また美しい織物は、職人の腕と膨大な時間がかかります。
美しいデザインを生み出す発想力や努力家な面もイメージできる漢字です。
豪華絢爛なイメージからは、煌びやかさや華やかさ、上品、洗練された様子などが感じられるでしょう。
様々な色が使われた織物は目にも鮮やかで、見る人の心を癒し魅了することができます。
しかしどんな美しい衣装を着ていても、人柄が相応しくなければ似合いません。
自信や気品といった魅力と雰囲気を持った堂々とした人物を連想することもできます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- おしゃれ
- 美しい
- 煌びやか
- 華やか
- 洗練された
- 色彩豊か
- 癒し
- 豊かな感性
- 才能
- 努力
- 気品
- 自信
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

おしゃれ好きでキラキラと輝くような人になるように

努力家で夢を叶えられる人に成長できるように

自信に満ち溢れ、常に自分磨きを怠らない人になるように
「絢」の読み方いろいろ
「絢」の音読みは「ケン、シュン、ジュン」、訓読みは「あや」です。
名付けに用いられる響きは、「じゅん、はる」です。多彩な漢字と相性の良い「絢」は、特に1文字で「あや」の響きで女の子に名付けられます。
女の子に人気の漢字ですが、「絢太(あやた)」「絢斗(けんと)」など男の子の名前にも使われます。
絢を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「絢」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 絢吾(けんご)
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男の子の名付けに人気のある「吾」を添え字に用いた名前です。
「ご」の響きで使われることの多い「吾」は、主に我や自分といった一人称を意味します。
自分という意味から、独立心や自分を大切にできるようにという想いを込めることができます。
自分に自信がある人は何かに依存せず、今の状況がより良くなるよう努力することができます。
懐が深いため、大らかな気持ちで他者と接することができる人に成長するでしょう。
- 絢文(あやふみ)
-
「文」を添え字に用いた男の子の名前です。
物静かで理知的な印象を与える「文」は、古風で賢いイメージを与える漢字と言えます。
男の子の名付けにも根強い人気を持ち、文学面の才能や豊かな感性に恵まれるでしょう。
「絢」は画数が多い漢字であるため、シンプルな「文」と組み合わせることでメリハリのついた美しい名前になっています。
思慮深く、常に冷静で自分磨きを怠らない人になるようにという願いが込められます。
- 絢加(あやか)
-
「加」を添え字に用いた女の子の名前です。
「か」の名乗りで人気のある「加」は、良い所を見習い自分のものにできる謙虚さや素直さ、勤勉さが連想できます。
「絢」と同じくポジティブなイメージがあるので、これからの人生がより華やかになるようにという想いを込めることもできるでしょう。
「あやか」の響きも読みやすく、親しまれやすい名前です。
おしゃれ好きで、明るく楽しい人生を歩めるようにという願いが込められます。
- 絢寧(あやね)
-
「寧」を添え字に用いた女の子の名前です。
「丁寧」の漢字でも馴染み深い「寧」は、優しさや穏やかさが伝わってくる漢字と言えます。
日本らしい「絢」との相性も良く、「あやね」の響きも冷静な賢い大人っぽさも連想できます。
大らかで協調性に優れているため、仲間とのチームワークを大切にすることができるでしょう。
周囲を和ませるムードメーカーになれるようにという願いが込められる名前です。
- 紗絢(さあや)
-
「さ」の響きで女の子の名付けに人気のある「紗」を頭字に用いた名前です。
薄い織物を意味する「紗」は、軽やかで上品なイメージがあります。同じく美しい織物を意味する「絢」との相性も良い漢字です。
軽やかな紗は、おしゃれでセンスの良さや華やかな様子も連想できます。
人を包む織物のイメージから、包容力や大らかさ、穏やかさも兼ね備えた人物に成長するでしょう。
柔軟性に富んだ賢い女性の姿が思い浮かびます。
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「絢」は名前に良くない?名付けの際の注意点
「豪華絢爛」から雅で煌びやかな印象がある「絢」は、現在でも女の子の名前に使われるイメージが強い漢字です。
ポジティブで祝い事も連想できる「絢」ですが、中には男の子の名付けには合わないのではないか?と思う人もいるようです。
男らしいイメージはあまりない「絢」ですが、読み方や組み合わせる漢字によって印象はがらりと変わります。
また価値観が移り変わる現代において、男の子の名付けにも「絢」は合うという意見も増えつつあります。
ぜひ、子どもの将来がより良いものになるようにという想いを大切にしてくださいね。
「絢」を使った名前
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前日(4月28日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
4 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
5 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
6 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
7 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
8 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
9 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
10 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 |