「響」の意味、読み方や画数は?響に込める願い、響を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 音や声が広がり伝わること。共鳴する。どよめく。音が高く鳴る。評判が伝わる。作用を及ぼす。 など…
- 「響」は「かっこいい、芸術、音楽」のイメージがあります。
- ▼「響」の意味や由来
- 印象・願い
- 人々の心を癒し、周囲に良い影響を与えられる人になるように。豊かな才能に恵まれ、芯が強く実直な性格の持ち主になるように。自分の幸せだけでなく、相手の幸せも同じように喜べる優しい人に……
- ▼「響」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「響」は一文字の名前として「ひびき、きょう、とよむ」などの読み方で使われています。
- ▼「響」を使った名前一覧を見る
画数 | 20画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | おと・なり・ひびき |
訓読み | ひび(く) |
音読み | キョウ |
部首 | 音(おと/おとへん) |
熟語 | 反響(はんきょう)・音響(おんきょう)・影響(えいきょう) |
他字体 | 響 異体字・人名用漢字 |
意味 | きょう、ひびき、ひびく。音や声が広く周囲に伝わって聞こえること、音がはね返ること、余韻、その音を聞いたときの感じ、震動、影響、世間の評判 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「響」の意味
- 音や声が広がり伝わること
- 共鳴する
- どよめく
- 音が高く鳴る
- 評判が伝わる
- 作用を及ぼす
「響」は、音や声が響く様子を意味する漢字です。
空気の流れによっては、遠い場所にまで響き渡ったり反響して帰ってくる場合もあります。
響きにも色々あり、人が不愉快に感じる響きもあればリラックスやヒーリング効果のある響きもあります。
音楽の世界では響きとはとても大切なため、「音響」「残響」「交響曲」などの熟語で「響」を目にすることができます。
「影響」と言う意味も
また「響」には音が広範囲に響く様子から、評判が伝わる、評判になるという意味も持ちます。
「影響」の漢字としても私たちの生活や会話の中に登場することも多いでしょう。
「響」は観客などが予想外のことが起こったりびっくりすると出る「どよめく」の意味もあります。
耳い心地よい「響」はたくさんある
音の中でも自然界で響く音は、「F/1ゆらぎ」と言います。
空気をたくさん含んでいて耳に心地よいとされる響きです。
日本人は古くから雨音や風のそよめきなど身の回りの響く音を大切にし愛でてきました。
「響」は、人々の心を癒してきた歴史も持つ漢字なんです。
集中力の向上や気分をリラックスさせてくれる効果も響きにはあるんですね。
「響」のイメージ、名前に込める願い
「響」は、音が広範囲に響く様子から周囲に良い影響をもたらすイメージのある漢字です。
人は関わる仲間によって良くも悪くも影響を受けます。
良い影響を与える人物を引き寄せ、自分自身も明るく朗らかでポジティブな考えを持ち、素直で人の意見にきちんと耳を傾けてくれる実直さや強さを持つでしょう。
慕われやすい人物は、笑顔も素敵です。人々の心を癒し和ませる人物の姿が想像できます。
豊かな才能のイメージ
「音響」の熟語から、音楽や芸術面での豊かな才能や可能性も思い浮かべることができます。
評判が伝わるという意味から、名声や将来成功する姿もうかがえるでしょう。
自分の幸福だけでなく、他人の幸せも自分のことのように喜び祝ってくれる心根の持ち主になるはずです。
「響」の由来から、楽しい時間を周囲の人と共有し幸せを分かち合うことができるでしょう。
恩を忘れず情が深い性格も連想できます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 癒し
- 温和
- 影響力
- 朗らか
- ポジティブ
- 素直
- 実直
- 誠実
- 才能豊か
- 可能性
- 名声・名誉
- 明るい
- 情が深い
- 心が広い
- 芸術・音楽
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

人々の心を癒し、周囲に良い影響を与えられる人になるように

豊かな才能に恵まれ、芯が強く実直な性格の持ち主になるように

自分の幸せだけでなく、相手の幸せも同じように喜べる優しい人になるように
「響」の読み方いろいろ
「響」の音読みは「キョウ」、訓読みでは「ひび(く)」と読みます。訓読みの例外として「どよ(めく)」と読まれることもあります。
「名付けに使われる読み方は、「おと、なり、ひびき」です。
性別を問わない響きで人気
「性別を問わないジェンダーレスの印象を受ける字面と響きなので、男女両方の名付けに好んで使われます。
「女の子の名付けの場合「おと、きょ、きょう」の響きが人気です。
「男の子の名付けでは、「きょう、なり、ひび」が好んで名前の読みに当てられます。
「また「ひびき」の響きで1文字で名付けることもできる漢字です。
画数が多いので組み合わせる漢字はシンプルがベター
「「響」の画数は20画。常用漢字ではないので中学校で習う漢字ですが、名付けに使われる漢字の中でも画数が多いのが特徴です。
「組み合わせる漢字は、画数が多すぎないものの方が字面を整えやすいでしょう。
「意味がシンプルで分かりやすく、芯が強い様子が伝わってくる名前になります。
響の漢字の成り立ち・由来
「響」は、会意兼形声文字です。
人がごちそうを挟んで向かい合った様子を意味する「郷」の象形文字と、「音」が組み合わさった形が「響」の成り立ちです。
向き合ったことで響く音から「ひびき」「ひびく」という意味が生まれました。楽しく会話する声や食器が触れて響く音が想像できる漢字です。
旧字体は「響」で、こちら名前に使えます。
「響」の漢字の説明の仕方
- ひびくの「響」
- 日南響子の「響」
- 本田響也の「響」
「響」を使った熟語
- 反響(はんきょう)
- 音波が障壁にぶつかって反射し、再度聞こえる現象のことです。こだまとも言います。
また発表された事柄や出来事などの影響によって起こる様々な反応を意味する熟語です。
響いた音を「こだまする」とも言います。「こだま」と言えば、目の前の山や崖に向かって「ヤッホー」と言うと少し遅れて「ヤッホー」と反響する現象を思い浮かべた方も多いでしょう。
反響する「こだま」は漢字で「木霊」と書きます。
その昔反響した声は、木の精霊や山の神が真似ていると考えられたからです。 - 浮声切響(ふせいせっきょう)
- 軽い質の声と重い質の声を意味する四字熟語です。
「浮声」とは軽やかで高い声を指し、「切響」とは鋭く重々しい声の響きを指します。
声の響きの軽重や高下のことです。また古い漢語の平声と仄声も意味します。
声の高さや低さは、人や性別によってまるで違います。
歌の練習などでバランスよく整えば耳に心地よい響きになるでしょう。
また、古い漢語では平声と仄声のルールはとても重要でした。意識して読めば、より味わい深いものになること間違いなしです。
「響」を使ったおすすめの名前~名前の由来&意味付け~
「響」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
「響」が付く男の子の名前(由来&意味付け)
響兵(きょうへい)

男の子の名付けに人気のある「兵」を添え字にした名前です。
兵士や戦う者という意味を持つ「兵」は逞しさ、勇ましさがイメージできます。
画数が多い「響」とは対照的に7画ととてもシンプルなので、字面が整った印象を与えるでしょう。
「きょうへい」の響きは、分かりやすく覚えやすいので親しみを持って持ちやすいという特徴もあります。
周囲に良い影響を与え、大切な仲間を守れる強さを持てるようにと願いを込めることのできる名前です。
おすすめの名前ピックアップ
「響」が付く女の子の名前(由来&意味付け)
響花(きょうか)

豊かな香りを放つ美しい花を連想させる「花」を添え字にした女の子の名前です。
クールさの中にもふんわりとした可愛らしさ・愛らしさを感じる字面で、多くの人に愛される人に成長するでしょう。
画数のメリハリがある字面なので、スタイリッシュな印象も与えます。
和風な響きなので、芯の強さを持ち優しい心根も感じられるでしょう。
周囲の人の心を癒し、花開くような豊かな人生を歩めるようにと願いを込めることができます。
おすすめの名前ピックアップ
「響」を使った名前
5 件の名前がみつかりました
前日(5月28日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
6 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
7 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 | |
8 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
9 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
10 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 |