「梶」の意味、読み方や画数は?梶に込める願い、梶を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 古くは船を漕ぐ櫂(かい)や横木を指し、操舵装置は舟偏の「舵」と書き分ける。植物の名。クワ科の落葉高木 など…
- ▼「梶」の意味や由来
- 印象・願い
- 自ら道を切り開き、前進し続ける人に。日本の伝統を受け継ぎ、創造性を花開かせる人に。根を張り、人と人をしなやかに結ぶ懸け橋に。
- ▼「梶」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「梶」は、名前として「梶長(かじなが)、梶人(かじと)、梶道(かじみち)、梶之助(かじのすけ)、梶右衛門(かじえもん)、梶子(かじこ)、梶弦(びげん)」などの読み方で使われています。
- ▼「梶」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 11画 |
|---|---|
| 種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | こずえ・み |
| 訓読み | かじ・こずえ |
| 音読み | ビ |
| 部首 | 木(き/きへん) |
| 他字体 | |
| 意味 | び、かじ、こずえ。木の枝のさき。船や車などの進行方向を操作するもの。クワ科の落葉高木。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「梶」の意味
- 古くは船を漕ぐ櫂(かい)や横木を指し、操舵装置は舟偏の「舵」と書き分ける。
- 植物の名。クワ科の落葉高木「カジノキ」。
- 日本人の姓や地名に多く用いられる字。
「梶」は本来、舟を進める櫂や横木(船を漕ぐ道具)を表す漢字で、現代の船舶で用いる舵板は舟偏の「舵」を用いるのが通例です。そのため「梶」は“自ら漕ぎ進み道を切り開く”という主体的な象徴として解釈されます。
また、クワ科のカジノキを指す字でもあり、樹皮は古来より和紙の原料として使われ、日本文化とのつながりが深い漢字です。
さらに、日本では苗字や地名によく用いられ、身近で親しみやすい一字でもあります。
「梶」のイメージ、名前に込める願い
「梶」は、舟を前へと進める櫂(かい)の力強い動きを思わせる漢字です。自ら漕ぎ出し、まだ見ぬ水路を切り開く―そんな主体的で頼もしいイメージが宿ります。
また、クワ科のカジノキの樹皮が和紙の原料となることから、日本文化を静かに支え続けてきた裏方の逞しさも感じさせます。
苗字や地名にも多く用いられるため、どこか親しみ深く、地域や家族の絆を思い起こさせる一字でもあります。
「進む力」「文化を紡ぐ力」「人とのつながり」を同時に映し出す〈梶〉は、力強さと温かさを兼ね備えた名前を求めるご家庭におすすめです。

自ら道を切り開き、前進し続ける人に
舟を進める梶のごとく、困難な川でも自らの力で漕ぎ進む逞しさを願うセットです。一歩目を恐れず、未知の領域でも確かな判断で舵を取れるよう、強い意志と主体性を託せます。
先頭に立って道を示し、周囲を導くリーダーシップも期待できるでしょう。

日本の伝統を受け継ぎ、創造性を花開かせる人に
和紙づくりに欠かせないカジノキから派生する〈梶〉は、「受け継ぎ磨き上げる」文化の象徴でもあります。先人の知恵を尊びながらも、新しいアイデアで未来へと橋を架ける創造力を願うセットです。
伝統と革新を調和させる柔軟さ、手仕事を大切にする丁寧さを感じさせる名前になります。

根を張り、人と人をしなやかに結ぶ懸け橋に
舟を操る梶は水面下でバランスを取りながら進路を定めます。この姿を転じて、「周囲とのつながりを見えないところで支え、絆を結ぶ存在」になってほしいという独自の視点を込めたセットです。
表に立つだけでなく、陰で人を支え調和をもたらす優しさと包容力をイメージできます。しなやかな強さで、多様な人々の架け橋になる未来を託せるでしょう。
「梶」を使った名前
7 件の名前がみつかりました
前日(12月23日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 3 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 9 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
| 10 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 |
