「鱗」の意味、読み方や画数は？鱗に込める願い、鱗を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 魚や爬虫類の体表を覆う小さな薄い板状のもの。鱗のようにならんだ模様や形状。物事のほんの一部、わずかな など…
- ▼「鱗」の意味や由来
- 印象・願い
- 絶えず輝き、成長し続けるように。困難をはね返すしなやかな強さを。世界を細部から描き出す洞察と創造力を。
- ▼「鱗」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「鱗」は様々な読み方があり、一文字の名前では「りん」など、二文字名は「果鱗（かりん）、鱗太郎（りんたろう）、鱗之介（りんのすけ）、鱗太朗（りんたろう）」などがあります。
- ▼「鱗」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 24画 |
|---|---|
| 種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | |
| 訓読み | うろこ |
| 音読み | リン |
| 部首 | 魚（うお／うおへん） |
| 熟語 | 片鱗（へんりん） |
| 他字体 | |
| 意味 | りん、うろこ。魚や爬虫類のうろこ。魚類、またうろこのある動物の総称。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「鱗」の意味
- 魚や爬虫類の体表を覆う小さな薄い板状のもの。
- 鱗のようにならんだ模様や形状。
- 物事のほんの一部、わずかなものの例え。
「鱗」は魚やヘビなどの体を覆う、小さな薄い板のような部位を指す漢字です。
鱗という言葉からは、美しく規則的に並んだ輝く魚の体表を思い浮かべることが多いでしょう。実際、この漢字は魚自体を意味する場合もあり、海の恵みや魚介の豊かさを連想させます。また、この規則的な並び方は模様の名前や形容にも使われ、タイルや屋根などの並びを「鱗模様」と呼ぶこともあります。
さらに「逆鱗に触れる」という表現でよく耳にしますが、これは龍が怒りを示すという伝承から転じて、「怒りを買う」という意味で使われています。
このように、「鱗」は身近で親しみやすい一方で、豊かな比喩にも用いられる魅力的な漢字です。
「鱗」のイメージ、名前に込める願い
「鱗」は、陽光を受けてきらめく魚の身体や、均整の取れた模様を連想させる美しい漢字です。
一枚一枚が連なって全体を守る姿からは、協調と強さが同居する印象を与えます。
海や川など“水の恵み”を思わせることから、豊かさ・潤い・生命力のイメージも豊富です。
また「物事のほんの一部」という意味合いは、細部にも目を向ける繊細さや探究心を示唆します。
きらめき・守護・成長・探究――多彩なニュアンスを持つため、個性的でありながら前向きな願いを重ねやすい漢字です。
絶えず輝き、成長し続けるように
光を浴びて煌めく魚の鱗は、見る角度でさまざまな色彩を放ちます。その姿になぞらえ、「鱗」を名に持つ人が環境の変化を楽しみながら自分の魅力を磨き続け、人生の節目ごとに新たな光を放てるよう願いを託せます。地道な努力を重ね、歳月とともに深みを増す成長イメージもぴったりです。
困難をはね返すしなやかな強さを
小さな鱗が層を成して外敵から身を守るように、どんな局面でも柔軟に対応し、自分や大切なものを守れる力強さをイメージできます。硬さだけでなく、水中で揺らめく滑らかさも併せ持つため、強さとしなやかさのバランスを願う名付けに向きます。
世界を細部から描き出す洞察と創造力を
「鱗一枚ほどの小さな部分」という意味から派生させ、ミクロな視点で物事の本質を捉える洞察力を願うこともできます。わずかなヒントから全体像を想像し、新しいアイデアで世界を彩る――アーティストや研究者のような独創的な生き方を後押しする、少しユニークな切り口の願いです。
「鱗」を使った名前
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前日（12月24日）
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 3 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 4 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 5 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花（まつりか）。ジャスミン。 | |
| 6 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 7 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 8 | 桜 | 10 | さくら、バラ科の落葉小高木。しなみざくらや中国原産のゆすらうめを指すことも。桜色の略。 | |
| 9 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
| 10 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 |