「太」の意味、読み方や画数は?太に込める願い、太を使った名前一覧

太

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意味・イメージ
おおきい。規模が大きいさま。ふとい。ふっくらしている。厚みがある。/ふとる。はなはだしい。非常に。き など…
「太」は「おおらか、素直、健康、元気、生命力」のイメージがあります。
「太」の意味や由来
印象・願い
元気で逞しく健康に育って欲しい。満ち足りた豊かな生活がおくれるように。才能や人に恵まれるように。
「太」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「太」は、名前として「奏太(かなた)、颯太(そうた)、虎太郎(こたろう)、陽太(ひなた)、奏太(そうた)、翔太(しょうた)、蒼太(そうた)」などの読み方で使われています。
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画数 4画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり うず・おお・しろ・たか・と・ひろ・ひろし・ふと・ふとし・ます・み・もと
訓読み ふと(い)・ふと(る)【表外読み】はなは(だ)
音読み タイ・タ【表外読み】ダイ
部首 大(だい)
学習漢字 学習漢字2年
他字体
意味 豊かに大きい、周囲が大きい、太い。はなはだしい。非常に。尊い人物、身分が高い人物の呼び名に添える語(太閤、皇太后)
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「太」の意味

  • おおきい。規模が大きいさま。
  • ふとい。ふっくらしている。厚みがある。/ふとる。
  • はなはだしい。非常に。きわめて程度が甚だしい。
  • おおもと。はじめ。物事の起こり・根源。
  • 最も尊い。最上位の敬称として用いる。

「太」は「ふとい」「おおきい」などの意味を持つ漢字です。

身近な例を挙げると、「太陽」や「太鼓」という言葉があります。こうした言葉からも分かるように、「太」は単に大きさや厚みを表すだけでなく、程度が甚だしい、非常に大きいことを表現するときにも用いられます。

また、「太閤」や「太夫」といった敬称にも使われ、目上の人や高い身分を敬う意味としても広く親しまれています。

見た目にもどっしりとした安定感のある漢字であり、穏やかで落ち着いた雰囲気を感じさせる魅力的な文字です。

「太」のイメージ、名前に込める願い

名付けにおいて「太」という漢字が大変人気がある理由の一つは、男の子らしさ、元気さ、逞しさなどのシンプルかつ男の子にピッタリのイメージを持っているからではないしょうか。

また、そのようなシンプルなイメージだけではなく、もともと「太」の持つ意味も合わせると様々なイメージを持つことが出来ます。

  • 安心感
  • 落ち着いている
  • 満ち足りている
  • 豊か
  • おおらか
  • 広い

これらのイメージは、男の子らしい腕白さとは真逆のようですが、「太」という漢字は元気さと落ち着きの両方の願いを込めることが出来るので、名付けにおいてとても広がりのある漢字です。

これらをふまえて、このような願いを込めることが出来ます。

元気で逞しく健康に育って欲しい

満ち足りた豊かな生活がおくれるように

才能や人に恵まれるように

広い心を持った穏やかな人になるように

太という漢字は古くから「太后」「太閤」など身分の高い人に対する尊称としても使われてきました。

これは、ゆったりとした様子や落ち着き、満ち足りた様から「太」が使われるようになったと言われています。

この意味を用いると「尊敬される人になってほしい」という願いも込めることが出来ます。

「太」の読み方いろいろ

「太」という漢字の読み方は、音読みでは「タ、タイ」、訓読みでは「ふと(い)、ふと(る)」、名前に使える名のりでは「うず、おお、たか、と、ひろ、ふと、ふとし、もと」があります。

名前の一番後ろに使う止め字としては「た」の読み方がほとんどで、読み間違いをされることも少なく、「た」という響きが男の子らしさを感じさせます。

「太」の一文字で名前にする場合は「ふとし」がよく使われています。また、名前の頭文字として「たい」や「ふと」が使われるています。

「太」を名前に使う際の注意点

「太」という漢字はとても一般的であり、悪い意味の無い漢字ですので名付けにおいても特に注意が必要ということはありませんが、一点、太を用いた名詞に関しては確認しておくと良いでしょう。

心太(トコロテン):天草などの海藻を煮溶かして冷やし固めた食品

このように「太」を用いた名詞はいくつか存在します。

どの漢字にも言えることですが、名づけた漢字に別の意味が存在している場合があるかもしれません。同じ漢字の名詞があるか事前に確認しておくことをお勧めします。

「太」の漢字の説明の仕方

  • 太陽の太(たい)
  • 太い細いの太い
  • 国分太一の太(た)

「太」を使った熟語

天下太平(てんかたいへい)
(「天下泰平」と表記することもある)
世の中に争いごとがなく平和であること。治安が良く、安定した社会秩序がある状態のことです。心配ごともなくのびのびとしている様子を表した言葉ですが、危機感に欠けるなどの否定的な意味合いは無く、肯定的な言葉として使われます。「天下」とは世界や国全体のこと、「太平」は世の中が平和なことを意味しています。
太古(たいこ)
大昔・非常に古い時代のことです。太古の「太」は非常にという意味であり、正に「太古の昔」とは有史以前の大昔ということになります。歴史が遡れないほど昔であること、人類が文字によって歴史を記し始めるよりも前のことで、恐竜時代や石器時代などを指します。

「太」を使ったおすすめの名前

「太」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

悠太(ゆうた)

「悠」は、男の子の名前ランキングでも常に上位にランク入りしているほど人気の漢字です。悠には「落ち着いている」「ゆったりしている」「おおらか」という意味があります。このイメージは「太」にも共通する部分が大きいです。この悠に太を組み合わせることにより、悠の持つ落ち着きやおおらかさを強調するだけでなく、男の子らしさや逞しさもプラスした名前になります。

太晴(たいせい)

「太」を「たい」と読んで頭文字にした名前です。「晴」は、爽やかさや明るさ、すがすがしさをイメージさせます。太を頭文字に持ってきて組み合わせると、太の持つ「非常に」という意味と合わせて、とても爽やか、とても明るいという願いを強調すると同時に、太(たい)と読むことにより元気さや逞しさも兼ね備えた名前になります。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「太」を使った男の子の名前をすべて見る

「太」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
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2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
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3 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
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4 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
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6 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
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7 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
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8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
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9 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
382
10 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
373

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