「幸」の意味、読み方や画数は?幸に込める願い、幸を使った名前一覧

幸

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意味・イメージ
しあわせ。運が良い。思いがけない幸福。しあわせを与える。可愛がられる。みゆき、天子・天皇の外出。めぐ など…
「幸」は「幸運、希望」のイメージがあります。
「幸」の意味や由来
印象・願い
幸せな一生を歩めるように。楽しいこと嬉しい事に恵まれ、周囲の人を笑顔に出来るような人になるように。才能に溢れ、自分の夢を追いかけられる努力家になるように。真実や真っ直ぐの意味を持……
「幸」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「幸」は、名前として「幸翔(こうしょう)、秀幸(しゅうこう)、幸竜(こうりゅう)、幸潤(こうじゅん)、行幸(ぎょうこう)、幸春(こうしゅん)、幸隆(こうりゅう)」などの読み方で使われています。
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画数 8画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり さい・さき・たつ・たか・とみ・とも・ひで・みゆき・むら・ゆき・よし
訓読み さいわ(い)・さち・しあわ(せ)【表外読み】みゆき
音読み コウ
部首 干(かん)
学習漢字 学習漢字3年
熟語 不幸(ふこう)・多幸(たこう)・巡幸(じゅんこう)・御幸(ぎょこう/みゆき/ごこう)・薄幸(はっこう)
他字体
意味 しあわせ、さいわい、さち。運がいいこと、ありがたいこと、幸運、幸福。かわいがる、大切にする、いつくしむ。いつくしみ、めぐみ。さいわいする、さいわいにして。みゆき(天子、天皇、上皇の外出、旅行のこと)。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「幸」の意味

  • しあわせ
  • 運が良い
  • 思いがけない幸福
  • しあわせを与える
  • 可愛がられる
  • みゆき、天子・天皇の外出
  • めぐみ、さち、海や山で採れた食材

「幸」は、幸せや運が良いと言うポジティブな意味を持つため、男女問わず名付けに高い人気を誇る漢字です。

また、思いがけない幸せや幸せを与えるという意味から、自ら幸せを呼び込む、恵深いという姿も連想出来ます。

幸せな人というのは、幸せを呼び込めるような温和な雰囲気を持っていたり周囲の人から可愛がられるような愛嬌を持っていることが多いもの。

いつも不機嫌なムスっとした表情よりも笑顔の方が、周囲の人も近寄りやすいでしょう。楽しい話題を共有し、幸せを分け与える姿も連想出来ます。

また、「幸」は、天皇や天子の外出としての意味を持ちます。

天子が内裏から出て外出をした際、地方の人々は税を免除されたり地位や俸給などを与えられるなど良きせぬ幸運に恵まれたそうです。

幸の漢字の成り立ち・由来

「幸」は、手かせを意味する象形文字から生まれた漢字です。

手かせは、刑罰などに使われる首や手足にはめて自由を奪う器具のこと。幸せと言う意味からすると意外な成り立ちと言えるでしょう。

罪を犯したせいで嵌められた手かせから運良く逃れられた、もしくは刑罰が軽く手かせをはめられるだけの刑に処されたことから「幸せ」という意味が生まれました。

証拠やアリバイなどが今よりも完ぺきではなく冤罪も多かった時代の罪人は、残忍な体罰や死刑に処されることがほとんどでした。

そんな酷い状況から、運よく手かせが外れ逃れることが出来たとしたら、それはまさに思いがけない幸せになるでしょう。

また拷問や死ぬことよりも辛い目に合わずに手かせを嵌められるだけの刑罰だった場合、罪人は運が良かったと安心したかもしれませんね。

「幸」のイメージ、名前に込める願い

「幸」は漢字の意味通り、幸せ、恵などのイメージが強い漢字です。

幸せというのは普遍的なもので、人によって形が大きく変わります。

どんな状況でも屈さず自分なりの幸せを求める姿は、努力家で向上心に満ちているでしょう。

人から可愛がってもらうという意味を持つ「幸」は、周囲の人に恵まれますように、心優しく幸せな人生を送れるようにと願いを込めることの出来る漢字です。

幸せや運の良さは、様々な想像が出来ます。

  • 幸せ
  • 恵み
  • 運が良い
  • 可愛い
  • 温かい
  • 優しい
  • 笑顔
  • 愛嬌のある
  • 才能豊か
  • 努力家

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

幸せな一生を歩めるように

楽しいこと嬉しい事に恵まれ、周囲の人を笑顔に出来るような人になるように

才能に溢れ、自分の夢を追いかけられる努力家になるように

「幸」の読み方いろいろ

「幸」の音読みは「コウ、ギョウ」、訓読みは「さいわ(い)、さち、しあわ(せ)、みゆき」と読みます。

名付けに使われる際の読みでは、「 あき、き、こ、ご、さい、さき、こう、たか、たつ、とみ、とも、ひで、むら、ゆき、よし」と実に様々な読み方が使われます。

多彩な読み方のある「幸」ですが、男の場合は「あき、き、ゆき、こう」、女の子の場合は「こ、さち、さき、ゆき」といった発音の読み方が好まれることが多いようです。

「幸」を名前に使う際の注意点

「幸」は男女共に名付けに高い人気を誇り、名付けランキングでも上位の漢字です。

しかし、名付けに使用する漢字としては、成り立ちが不穏だと言われ、意味も逆に不幸になるのではと避けられることがあります。

手かせの象形文字から生まれた「幸」は、ポジティブな意味に反して不吉で暗いイメージが付きまといます。

また、今幸せでも将来不幸になるのでは、今が一番幸せなら今後は落ちていくだけなのではという考えが一定数あるようです。

しかし、本来幸せというのは自分でつかむものです。自立し自分にとっての幸せを見つけるということは、自分の人生をしっかりと歩むことにも繋がります。

大切なのは、ご両親が子供の名前にどんな願いを込めたいのかと子どもを愛情いっぱいに育てる事でしょう。

「幸」の漢字の説明の仕方

  • しあわせの「幸」
  • 幸運の「幸」
  • 三谷幸喜の「幸」

「幸」を使った熟語

幸魂(さきみたま)
神道の霊魂観「一霊四魂」に登場する魂の1つです。人や神には4つの魂があるとされ、「荒魂(あらみたま)」、「和魂(にぎみたま)」、「幸魂(さきみたま)」、「奇魂(くしみたま)」と呼ばれています。この魂は、「直霊(なおひ)」が良い方向に働くようコントロールしています。人として大切なものをそれぞれ司っている中で、「幸魂」は人と愛し育てる力を司っているんです。また、人を大切にし相互理解を示し、幸福を与えてくれるとされています。
幸先 (さいさき)
良い事が起こる前兆や吉兆のことです。良い悪いに関わらず、物事を始めるの当たって何かを感じさせる出来事や縁起を指す熟語でもあります。何事も何かを始める時は、緊張したり不安になったりするもの。何か良い事が起こると、これからも幸運に恵まれそうだと前向きに物事を進めて行けそうですね。

「幸」を使ったおすすめの名前

「さち、さき、こう」と呼んで1文字の名前としても素敵な漢字ですが、名付けでは他の漢字と組み合わされることが圧倒的に多い「幸」。

左右対称とバランスの良い漢字なので、どんな漢字とも合わせやすいのが特徴です。

「幸」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

真幸(まさき)

真実や真っ直ぐの意味を持つ「真」と組み合わされた名前です。「真」は、添え字としても名付けに人気のある漢字です。嘘や騙されることとは無縁の幸せな人生を歩んで欲しい、純粋で真心に溢れ、周囲の人に恵まれるような人に育って欲しいという願いが込められています。シンプルながら呼びやすい素敵な名前です

おすすめの名前ピックアップ

⇒「幸」を使った男の子の名前をすべて見る

女の子の名前

幸枝(さちえ)

空に向かって青々とした葉を茂らせ、人々に癒しを与える「枝」と組み合わさった名前です。女の子らしい可愛い発音で、字体もシンプルです。しなやかで芯が強いだけでなく、美しく周囲に愛される女性になって欲しいという願いが込められています。また、枝は実もつけることから、努力を実らせると連想することも出来ます。「枝分かれ」という言葉があるように人生は無数の分岐点の連続です。どんな道を進んでも幸福であるよう、願いを込めることも出来ます。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「幸」を使った女の子の名前をすべて見る

「幸」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
500
2 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
368
3 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
254
4 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
118
5 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
210
6 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
166
7 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
127
8 7 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。
143
9 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
336
10 12 かける、とぶ。飛びめぐる、空高く飛ぶ。羽を広げてとぶ。めぐる、あちこち歩きまわる。振り返る。かけり。つまびらか、くわしい。
116

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