「春」の意味、読み方や画数は?春に込める願い、春を使った名前一覧

春

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意味&イメージ
はる。四季のひとつ。新年、年の初め、正月。人生のなかで勢いのある時期。としごろ、青年期。情け、情欲、色情。など。
「春」の漢字データを見る
漢字の意味から「春」は「明るい 希望 自然 春」のイメージがあります。 ▼「春」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「春」は様々な読み方があり、一文字の名前では「はる」など、二文字名は「心春(こはる)、春瑠(はる)、千春(ちはる)、春陽(はるひ)」などがあります。 ▼「春」を使った名前一覧を見る
画数 9画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あずま・あつ・す・とき・は・はじめ・かす・かず
訓読み はる
音読み シュン
部首 日(ひ/ひへん/にちへん)
学習漢字 学習漢字2年
熟語 小春(しょうしゅん/こはる)・立春(りっしゅん)・仲春(ちゅうしゅん)・早春(そうしゅん)・初春(しょしゅん/はつはる)・迎春(げいしゅん)・青春(せいしゅん)・陽春(ようしゅん)・晩春(ばんしゅん)・新春(しんしゅん)
他字体
意味 はる。四季のひとつ。新年、年の初め、正月。人生のなかで勢いのある時期。としごろ、青年期。情け、情欲、色情。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「春」の意味

  • 四季の一つ。はる。
  • 三月から五月頃。
  • 陰暦の一月から三月
  • 二十四節気では立春から立夏の前日まで
  • 天文学上では春分から夏至の前日まで
  • 正月。年の初め
  • 男女間の性的な欲望
  • 青年期などの活動が盛んな年頃
  • としつき

「春」は、日本に存在する春夏秋冬の四季の一つである「春」を意味する漢字です。

太陽暦が使われている現在では三月から五月ごろまでの立春から立夏の前日までの期間を指します。

正月に「新春」と春を使う理由

現在の春は三月~五月ですが、太陰暦が使われていた旧暦では一月から三月までを指していました。

旧暦では新年が始まる一月がすでに春だったため、春は正月や年の初めを意味するようになりました。

春は生物の活動期

雪が解け草木が芽吹きだす春は、冬眠していた動物たちも活動を始めます。

「春」は動物たちの繁殖期と重なるからか古くから男女の性的な欲望を指す漢字としても使われてきました。

人間に発情期はありませんが、年齢指定がされるアダルトジャンルの本は江戸時代に「春画」と呼ばれていました。

また「青春」とも言うように、青年期などの活動が盛んな年頃にも「春」が好んで使われます。

「春秋」「といったように年月を指す漢字としても馴染み深い漢字です。

「春」のイメージ、名前に込める願い

春は居心地よく、誰からも好かれやすい季節です。

朗らかで優しい日差しは包容力に溢れ、誰をも包み込んでくれるような温かさを感じられます。

徐々に生き物たちの活動が開始され命も誕生する季節でもあります。

桜など数多くの花が咲き乱れる季節でもあるので、賑やかで楽しい雰囲気も想像できるでしょう。

寒い冬から暖かい春へ…

身を刺すような寒さが終わる事から解放や自由といった表現として使われることもあります。

じっと冬を耐え忍んできた様子から、忍耐、努力、我慢強い姿も思い浮かびます。

成長、繫栄などのイメージも

新春は新しい年の始まりを意味します。そのことから、成長、始まり、新たなる挑戦などを連想できます。

また「この世の春」のように全盛期の表現にも使われるため、繁栄も思い浮かぶでしょう。

まだまだたくさん…春のイメージ

春は、神秘的で雅やかな印象も持ちます。桜の花びらが川に落ちてできる「花いかだ」や雨で落ちた姿に風流さも感じられるはずです。

噺家や芸術家などの雅号に多いことから、多くの才能や豊かなセンスにも恵まれるでしょう。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 温かい
  • 安らぎ
  • 包容力
  • 賑やか
  • 楽しい
  • 自由
  • 忍耐
  • 努力
  • 成長
  • 始まり
  • 可能性
  • 繁栄
  • 風流
  • 雅やか
  • 才能
  • 若さ

これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

朗らかな春のように周囲の人を温かく包み込める人になれるように

冬を乗り越え芽吹く春のように忍耐強く充実した人生を送れるように

様々な花が咲き誇る春のように美しく素直な心根の持ち主になれるように

「春」の読み方いろいろ

「春」の画数は9画。小学校2年生で習う漢字とされています。

「春」の音読みは「シュン」、訓読みでは「はる」と読みます。

名前に使える読み方は「あずま、あつ、かす、かず、す、とき、はじめ、は」など様々です。

「春」は「はる、しゅん」の響きで、1文字で名付けることができます。

季節感のある名前に

「はる」の響きは男女問わず人気で、可愛らしい響きと字面が季節感を連想させると特に春生まれの子どもに高い人気を誇っています。

組み合わせる漢字によって響きが和風にも海外風にもなるのが魅力です。

直線と曲線のバランスが良い「春」は、柔らかく春らしいイメージが思い浮かぶため、数多くの漢字との相性が抜群です。

女の子では「こはる」「はるみ」、男の子では「つねはる」「はるのぶ」のように古風な名前にもなります。

朗らかさや優しさの中にもキリッとした芯の強さが感じられるでしょう。

春の漢字の成り立ち・由来

「春」は、太陽を意味する「日」と、草を意味する「艸」と、地中に眠る根を意味する「屯」の字が組み合わさって生まれた漢字です。

徐々に太陽が出る時間が長くなり気温も上がることで雪が解け、日光を感じた植物の根が芽を出し始めた様子を描いたのが「春」の漢字の由来だと言われています。

地中で眠っていた根が芽を出し葉が茂り始める様子から、後に「はる」という意味が生まれました。

「春」の漢字の説明の仕方

  • はるの「春」
  • 三波春夫の「春」
  • 村上春樹の「春」

「春」を使った熟語

春花秋月(しゅんかしゅうげつ)
春の花と秋の月のことです。春に咲き誇る生き生きとした花々と秋の夜に浮かぶ名月の美しさを表現した四字熟語です。
古くから春は花が咲き乱れることからお花見が盛んな季節であり、秋は中秋の名月から季節の中で最も月が愛でられる季節です。
「春の花」と「秋の月」は季節を通じて最も美しいとされています。
類語に「花鳥風月」「雪月風花」があります。
春風(しゅんぷう)
流派の一つ「春風亭」としても知られている「春風」とは、春に吹く穏やかで温かい風を指します。
訓読みで「はるかぜ」とも読みます。
「春風」は、東西に広がる帯状高気圧に覆われた時や南海上に中心を持つ高気圧に緩やかに覆われた時などに吹く風のことです。
俳句などで使われる春の季語でもあります。

青春~春のシンボルカラーは青

青い春と書いて「青春」。何故春は青色なのかというと、古代中国で重要視された五行では季節に色が定められていました。

春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒です。

日本では緑も青と表現することがあります。信号の色などが代表的ですよね。

緑が芽吹き若々しい色が最も美しい春は、少し春霞がかかった澄んだ青空も美しい季節です。

「青春」で使われている青には早い、未熟といった意味もあり、「青くさい」「青二才」は経験が浅くまだまだ若いといった意味もあるのです。

「春」を使ったおすすめの名前~名前の由来&意味付け~

「春」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

「春」が付く男の子の名前(由来&意味付け)

恒春(つねはる)

永久不変を意味する「恒久的」の熟語で馴染み深い「恒」を頭字にした男の子の名前です。
「恒」を「つね」と読むことで、古風な印象の名前になっています。
春は、桜などの花が咲き乱れることから全盛期や安泰などの表現にも使われます。
繁栄がずっと続くように、人生がより豊かで充実したものになるようにと願いが込めることができます。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「春」を使った男の子の名前をすべて見る

「春」が付く女の子の名前(由来&意味付け)

小春(こはる)

晩秋から初冬にかけての穏やかで暖かい気候を指す「小春日和」を連想させる女の子の名前です。
「小春日和」は、秋~冬の言葉ですが、「春」が入るので春生まれの名前にもふさわしいでしょう。
笑顔が愛らしく、寒い時期でも心がほっこり温まるような元気の良い姿が思い浮かぶことができます。
「小」がシンプルな漢字なので、字面全体も整っていて響きも発音しやすいのが特徴です。
小春日和のように周囲の人々の心を癒し健康的で穏やかな子に育って欲しい、という願いが込められています。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「春」を使った女の子の名前をすべて見る

「春」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
305
2 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
483
3 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
139
4 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
186
5 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
57
6 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
103
7 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
303
8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
238
9 14 はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。
104
10 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
104

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