「耶」の意味、読み方や画数は？耶に込める願い、耶を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- や。か。…であるか。疑問・反語・感嘆の助字。外国語の音訳に用いられる。 など…
- 「耶」は「古風・和風」のイメージがあります。
- ▼「耶」の意味や由来
- 印象・願い
- 古風で神秘的な人になるように。自分の意見をしっかりと持つ人になるように。賢く何事にも探求心を持つ人になるように。
- ▼「耶」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「耶」は、名前として「珠璃耶（じゅりや）、珠樹耶（じゅきや）、耶麻彦（やまひこ）、樹璃耶（じゅりや）、耶太郎（やたろう）、珠里耶（じゅりや）、耶須之（やすゆき）」などの読み方で使われています。
- ▼「耶」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 9画 |
|---|---|
| 種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | |
| 訓読み | か |
| 音読み | ヤ |
| 部首 | 耳（みみ／みみへん） |
| 他字体 | |
| 意味 | や、か。疑問や反語、詠嘆に使われる語。～であるか、どうして～だろうか。よこしま、正しくない、意見がかたよった。 |
| イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「耶」の意味
- や。か。…であるか。疑問・反語・感嘆の助字。
- 外国語の音訳に用いられる。
「耶」は、「有耶無耶(うやむや)」など疑問などを表す時に使われる助字です。
また、イエス・キリストやキリスト教という意味の「耶蘇」といった外国語の音訳にも使われます。
桜の花の語源・木花咲耶姫（コノハナサクヤヒメ）
八百万の神々の中でも、絶世の美女と謳われる女神が「木花咲耶姫（コノハナサクヤヒメ）」です。
現実離れした美しさは、桜の花の語源や平安時代初期に記された「かぐや姫」のモデルだという逸話も残されています。
天照大神の子孫とされる木花咲耶姫は、安産や子授け、火難除け、豊作と自然の守護神として、古くから信仰を集めてきた神様です。
「耶」の漢字の成り立ち・由来
「耶」は、会意文字です。
牙を意味する象形の「牙」と、人が集まり暮らす村を意味する象形の「邑」が組み合わさって成り立ちました。
もともとは「邪」と同じ意味や中国の地名である「琅邪(ろうや)」を意味していましたが、徐々に変化し、現在のように疑問や反語を意味するようになりました。
「邪」は、「耶」の異字体となります。
「耶」のイメージ、名前に込める願い
「耶」は、人間味がある様子や豊かな感性、自分を持つ様子をイメージすることができます。
好奇心旺盛や挑戦などもうかがえるでしょう。
神様の名前や耶馬台国の名前にも見られることから、神秘性や和風、気品、品格、落ち着きなども連想することができます。
謙虚さや協調性のイメージもあることから、さまざまな願いを込めることができます。
古風で神秘的な人になるように
「耶」は、古くから中国や日本で使われてきた漢字であるため、和風なイメージや古風な印象があります。
木花咲耶姫のイメージから、美しさや神秘性、清らかさ、落ち着きのある上品な印象を与えます。
歴史や先人たちの考えからも多くのことを学び、将来に活かすことが期待できるでしょう。
人を惹きつける不思議な魅力や豊かな感性に恵まれる姿もイメージすることができます。
自分の意見をしっかりと持つ人になるように
「耶」は、個性的な字面と助字として使われることから、意志の強さや意見を持つ様子をイメージすることができます。
トラブルや困難にぶつかっても、あきらめることのない粘り強さや忍耐強さも連想することができるでしょう。
確かな自分を持っていることは、自信や正義感などもうかがえます。
予想外な視点や考えを持ち、自由な発想ができる様子もイメージすることができます。
賢く何事にも探求心を持つ人になるように
「耶」は、疑問を意味することから、好奇心や探求心、チャレンジする姿勢をイメージすることができます。
どんなこともまずは疑いの目で見ることで、新たな発見や発明に繋げることができます。
気になることは放置せず、納得がいくまで探求する姿を連想することができるでしょう。
賢さや聡明さ、真実を見極める目や目標に向かって努力を重ねる様子などもイメージすることができます。
「耶」の読み方いろいろ
「耶」の音読みは「ヤ」、訓読みは「か、や」です。
名前に用いられる読み（名のり）はなく、主に「か、や」の読みで男女ともに名前に用いられます。
耶を使った男の子/女の子の名前～由来＆意味付け～
「耶」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 悠耶（はるか、ゆうや）
-
「悠」は、穏やかでマイペースなイメージから、朗らかな人柄を連想することができる漢字です。
普段は肩の力を抜き、いざという時にはやるべきことに対して真剣に向き合う様子がイメージできます。
温和で些細なことは気にせず、人に好かれる人柄への成長が期待できます。
心の余裕や謙虚さを持ちながら、自分の譲れないことにはしっかりと主張できる強さも連想できる名前と言えるでしょう。
- 橙耶（とうや）
-
ビタミンカラーである明るいオレンジ色や果実を意味する「橙」は、健康や活力、元気で明るい様子をイメージすることができる漢字です。
橙の花言葉は、「相思相愛」。
子孫繁栄や代々家が栄えることを願うことができることから、非常に縁起が良い果樹とされています。
努力家で人の役に立ち、自分の意見をしっかりと持つ明るく聡明な人物への成長が期待できるでしょう。
- 咲耶（さや、えみか）
-
「咲」を頭字にすることで、笑顔が愛らしく花が咲くような人生をイメージすることができます。
朗らかで麗しいイメージがあり、人が集まる個性や魅力、才能を持った人への成長を願うことができます。
街や家々を彩り、花を贈られた人が笑顔になることから、笑顔が多い人生や周囲に幸せをもたらす奥ゆかしい人柄がうかがえます。
健康で健やかな人生をイメージすることもできるでしょう。
- 香耶（かや）
-
「香」を頭字に用いることで、良い香りがする大人の女性への成長を願うことができます。
神秘的で品格や気品を持ち、癒しとなる存在をイメージすることができるでしょう。
古風で芯が強い大和撫子のような人柄も連想することができます。
深みのある個性は、人を引き付ける魅力も持ちます。
「努力を重ね、自分に自信が持てる人に成長できるように」という願いを込めることができる名前です。
- 耶純（かすみ）
-
「純真」「純粋」などの言葉で知られている「純」は、素直で清らかなイメージがあります。
「耶」との相性も良く、整った字面の名前になります。
誠実で人を思いやる優しさにあふれる様子や、純真で自由な人柄へ成長を願うことができるでしょう。
芯が強く、自分のペースや考えを尊重できることもイメージすることができます。
「耶」を使った男の子/女の子の名前リスト
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「耶」は名前に良くない？名付けの際の注意点
「耶」は、古風で個性的な魅力がある反面、「邪」と同じ意味だったことから名付けに不向きではないか？という意見もある漢字です。
また、意味が限定的であるため、ポジティブなイメージが少ないことや古風過ぎて字面の個性が強いことも名付けにネガティブなイメージを与えるようです。
待望の我が子に贈る名前に不穏な雰囲気がある漢字は使いたくないと思う両親も多い反面、「耶」は歴史や神秘的なイメージを持つ漢字です。
女神の名前にも使われるため、将来恩恵や幸運を授かることが期待できるでしょう。
「耶」を使った名前
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前日（6月5日）
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 2 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花（まつりか）。ジャスミン。 | |
| 3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 4 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 6 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 7 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 9 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。（時間や場所）において。 | |
| 10 | 音 | 9 | （耳で感じ取ることができる）おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。 |