「桑」の意味、読み方や画数は？桑に込める願い、桑を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- クワ科の落葉樹、またその葉や実。養蚕に用いる葉を採る木。染色語では桑の実色（くわのみいろ）。 など…
- ▼「桑」の意味や由来
- 印象・願い
- 豊かな実りと人を育む存在になれるように。努力を重ね、粘り強く夢を紡ぐように。多彩な感性で世界に色を添えるアーティストに。
- ▼「桑」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「桑」は、名前として「桑太（そうた）、桑麻（そうま）、桑舞（そうま）、桑磨（そうま）、桑摩（そうま）、桑大（そうた）、桑三（そうぞう）」などの読み方で使われています。
- ▼「桑」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 10画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | |
| 訓読み | くわ |
| 音読み | ソウ |
| 部首 | 木（き／きへん） |
| 他字体 | 桒 異体字 |
| 意味 | そう、くわ。クワ科の落葉高木。葉は蚕の飼料となる。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「桑」の意味
- クワ科の落葉樹、またその葉や実
- 養蚕に用いる葉を採る木
- 染色語では桑の実色（くわのみいろ）
「桑」は、絹を作る蚕（カイコ）の唯一の餌として使われるクワの木を指す漢字です。
昔から養蚕の文化が盛んであった日本では、重要な植物として愛されてきました。桑の葉は養蚕業に不可欠で、古くから暮らしや文化の中に深く根ざしています。
また、実った「桑の実」は甘酸っぱく美味で、ジャムやジュースなどに利用され親しまれています。色名としては、「桑の実色」という深い赤紫系の伝統色が知られています。
このように「桑」は、自然の恵みや人々の生活と密接に関わり合いながら、日本の風土や美意識を体現している漢字なのです。
「桑」のイメージ、名前に込める願い
「桑」は、しなやかな枝葉を広げて蚕を育み、紫に熟した実で人々を潤す木。
古来より養蚕や食文化を支え、暮らしを豊かにしてきたことから、〈育成・恵み・実り〉といった温かなイメージが広がります。
また、暗い紫色を表す言葉としても知られ、落ち着きと高貴さを感じさせる点も魅力です。
周囲を包み込みながら、自らも確かな実を結ぶ――そんな人物像が思い描ける漢字と言えるでしょう。
自然と人の営みをつなぎ、着実な努力を示唆するストーリー性があるため、芯の強さや豊かな感性を願うこともできるでしょう。
豊かな実りと人を育む存在になれるように
桑の葉は蚕を育て、やがて絹となって世に役立ち、実は甘さで人々を喜ばせます。
この循環する恵みになぞらえ、周囲を支えながら自身も実りある人生を歩むことを願えます。
努力を重ね、粘り強く夢を紡ぐように
養蚕は葉を絶やさず供給し続ける根気が不可欠。
「桑」を名に入れることで、コツコツと努力を積み重ね、大きな成果を生み出す姿勢を期待できます。
多彩な感性で世界に色を添えるアーティストに
桑の実が放つ深紫は、日本の伝統色「桑の実色」として芸術の世界でも愛されています。
色彩や表現に敏感な感性を育み、多様な文化を鮮やかに織り上げる人になる――そんな独創的な願いも込められます。
「桑」を使った名前
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前日（12月24日）
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 3 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 4 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 5 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花（まつりか）。ジャスミン。 | |
| 6 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 7 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 8 | 桜 | 10 | さくら、バラ科の落葉小高木。しなみざくらや中国原産のゆすらうめを指すことも。桜色の略。 | |
| 9 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
| 10 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 |