「舞」の意味、読み方や画数は?舞に込める願い、舞を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- まう、踊る、まい。まわす、まわせる。踊りをさせる。奮い立たせる、励ます。もてあそぶ、思いのままにする。など。
- ▼「舞」の漢字データを見る
- 漢字の意味から「舞」は「美しい 上品 自由」のイメージがあります。 ▼「舞」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「舞」は様々な読み方があり、一文字の名前では「まい、まどか」など、二文字名は「咲舞(えま)、舞桜(まお)、衣舞(えま)、舞衣(まい)」などがあります。 ▼「舞」を使った名前一覧を見る
画数 | 15画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | |
訓読み | ま(う)・まい【表外読み】もてあそ(ぶ) |
音読み | ブ【表外読み】ム |
熟語 | 乱舞(らんぶ)・剣舞(けんぶ)・鼓舞(こぶ)・歌舞(かぶ) |
他字体 | |
意味 | まう、踊る、まい。まわす、まわせる。踊りをさせる。奮い立たせる、励ます。もてあそぶ、思いのままにする。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「舞」の意味
- まい、まう
- 踊る
- 奮い立たせる、励ます
- もてあそぶ
「舞」は、特に日本舞踊などの舞や踊りを意味する漢字です。
三味線の音色に合わせて踊る舞妓さんや舞踏家を連想できるでしょう。
「舞踏」は、ヨーロッパなどで男女1組になって踊るワルツなどのこと。
剣を用いた舞である「剣舞」などもあります。日本の伝統的な武器である刀を使った舞は、明治以降の旧武士階級の人々の間で盛んに踊られました。
「奮い立たせる」と言う意味も
「舞」は「鼓舞」の熟語にもあるように、奮い立たせる、励ますの意味を持ちます。
鼓を打ち、舞を舞って士気を高めたことが由来とされています。
自分勝手に言葉を弄んで自分に有利になるように文章を書くこと、自分勝手な解釈で法律を乱用することを「舞文」とも言います。
歴史が古い「舞」
踊りは、時代や国によっても様々な特徴を持ちます。
踊りを踊る場所は「舞台」と呼ばれ、大勢が踊ることを「群舞」「乱舞」などとも言います。
日本の運動会などで踊られた「フォークダンス」は輪になるので、「輪舞(ろんど)」とも呼ばれます。
舞の歴史はとても古いもの。
日本書紀では天岩戸に隠れてしまったアマテラスオオミカミに出てもらうため、芸能の女神アメノウズメが天岩戸の前で舞を踊ったのが神楽の始まりだと伝えられています。
「舞」は、女性に人気の名前
華やかに踊る様が思い浮かべられる「舞」は、特に女の子の名前に人気があります。
有名人だと、元フィギュアスケート選手である浅田真央さんの姉、浅田舞さんが有名です。
舞の漢字の成り立ち・由来
「舞」は、装飾のある袖を着て踊る人の象形文字と、両足の象形文字が組み合わさって生まれたとされていまうす。
時には緩やかに、時にはアップテンポで踊る舞の様子から、まう、おどる、飛びまわるの意味が生まれました。
優雅なイメージのある舞ですが、ゆったりとした動きなのに指先にまで気を配っています。
よく見ると、意外とハードなのが分かるでしょう。
豊作の祈願や雨ごいなどで古くから踊られてきた「舞」。
能の舞台や巫女さんたちが舞う神楽を見ていても、袖の長い着物をきていることがほとんどです。
鼓や笛の音に合わせて踊る姿は、演劇としても見ごたえのあるものばかり。感情や気持ちを舞で表現する様は、まさに芸術です。
「舞」のイメージ、名前に込める願い
「舞」は、日本舞踊などの踊りに関係するご両親が好んでつけることも多いでしょう。
しかし、「舞」のイメージは踊りの華やかさだけではありません。
上品で気配りできる人に
「舞」は神に奉納するものだったことから、神聖視されてきた歴史を持ち、ダンスの中でも優雅で洗練されたイメージがあります。
ゆったりとした動作の舞も激しい舞も、指先や視線の先まで気を配る細やかさを感じ取れます。
このことから華やかでありながら、きめ細かい気配りができる人を連想出来るでしょう。
また所作が丁寧なことから、育ちの良さや上品さもイメージできます。
優しさと行動力のある人に
人前で踊る様子から度胸のある強さも連想できます。
大和撫子のように、普段は優しくても、いざという時には臆することのない行動力を感じ取れる漢字です。
美しく踊る姿から、豊かな才能や周囲の人の笑顔も連想できます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 優雅
- 上品
- 気高い
- 美しい
- 神秘的
- 優しい
- 明るい
- 朗らか
- 洗練された
- 思慮深い
- 視野が広い
- 冷静
- 大胆
- 魅力的
- 寛大
- 豊かな才能
- 笑顔
- 踊り
これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

日本舞踊のように所作が美しく、上品な人に育つように

人を魅了する舞のように、才能豊かで周囲の日と笑顔にできるように

どんな時でも冷静で物事の視野を広く持てる人に育つように
「舞」の読み方いろいろ
「舞」は、の 音読みは「ブ、ム」、訓読みは「まい、ま(う)」です。
名前に使える読み方は、主に訓読みの「まい」や「ま」の響きが人気です。
柔らかい「まい」の響きで、1文字で名付けることできます。
画数が15画とやや複雑な漢字の「舞」。
同じ響きの「真衣、麻衣」も女の子の名付けで人気ですが、「舞」はより上品な印象を与えます。
2文字以上で名付ける時は、優雅な舞を連想させる漢字との組み合わせがぴったり。
日本らしい和風はもちろん、海外風の読み方にも名付けられます。
「舞」の漢字の説明の仕方
- まいの「舞」
- 浅田舞の「舞」
- 山本舞香の「舞」
「舞」を使った熟語
- 狂喜乱舞(きょうきらんぶ)
- 狂おしいほどに思い切り喜ぶことです。「狂気」は正気を失ったかのように大喜びする様、「乱舞」は大人数が入り乱れて狂ったように踊る様を指します。
嬉しいことが起こった時は「小躍りする」と表現があるほど、舞は喜びの気持ちを表現します。
我を忘れて踊ってしまうほど、興奮して喜ぶ様子から生まれた言葉です。よっぽど嬉しいことがあったのだなと分かる熟語です。 - 舞衣 (まいぎぬ)
- 舞衣装とも言います。舞を舞う時に着るの衣服のことです。
能で舞を舞う女役が着る長絹に似ている、能装束の一つでもあります。
脇から裾まで縫い閉じてある広袖の単の上衣を指します。主に女神や竜神などに用いられます。
舞う際の衣装は、どれも特別なもの。特に漢字の成り立ちにもなった、袖が長くひらひらしたものが伝統的に使われます。
長い裾が舞の動きに合わせて美しくたなびく姿は、見ていてうっとりするほどの魅力があります。
「舞」を使ったおすすめの名前
「舞」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
女の子の名前
舞悠(まゆ)

永遠を意味する悠久の「悠」と組み合わさった女の子の名前です。
「悠」には大地や壮大、大らかの意味もあります。柔らかい響きが心地よく、包み込むような優しさを感じられるでしょう。
字体も整っていて美しく、全体的に可愛らしい印象の名前です。芸術性に秀でていて、穏やかな心根の持ち主が連想できます。
大胆で積極性があり、明るい女性になって欲しいと願いが込められています。
舞桜(まお)

日本を象徴する花「桜」と組み合わせた名前です。美しい字体が目を引きます。
漢字から、桜吹雪が舞う美しい光景が思い浮かぶでしょう。「まお」の響きも、甘くなりすぎることなく洗練された上品な印象を抱かせてくれます。
柔らかい響きで、包容力を感じられます。華やかで春らしさを感じさせる和風の名前です。
舞う桜のように美しく、社交的で慈愛に満ちた女性になって欲しいと願いが込められています。
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「舞」を使った名前
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前日(4月18日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
4 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
5 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
6 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
7 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
10 | 彩 | 11 | いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 |