「姫」の意味、読み方や画数は?姫に込める願い、姫を使った名前一覧

姫

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意味・イメージ
身分の高い女性に対する敬称。貴婦人。もしくはその娘。貴人のめかけ。美女。夫人の美称。小さいものや愛ら など…
「姫」は「可愛い、美しい、裕福、華やか」のイメージがあります。
「姫」の意味や由来
印象・願い
誰からも愛される姫のように、可愛らしい子になれるように。姫のように上品で麗しい雰囲気を持つ女性になれるように。明るい笑顔で周囲の人から愛される素直で優しい性格の持つ主になれるよう……
「姫」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「姫」は、名前として「椿姫(つばきひめ)、桜姫(さくらひめ)」などの読み方で使われています。
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画数 10画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり
訓読み ひめ
音読み 【表外読み】キ
部首 女(おんな/おんなへん)
熟語 舞姫(ぶき/まいひめ)・歌姫(うたひめ)
他字体  旧字体
意味 ひめ、きさき、天子の娘、身分の高い人の娘。身分の高い女性の敬称。美女、婦人の美称。小さいものや愛らしいものにつける語。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「姫」の意味

  • 身分の高い女性に対する敬称
  • 貴婦人。もしくはその娘
  • 貴人のめかけ
  • 美女。夫人の美称
  • 小さいものや愛らしいものの意

「姫」は、身分の高い女性の敬称として使われる漢字です。

姫様や姫君の呼び名として、漫画や小説で目にすることも多いでしょう。

お姫様の印象そのままの「姫」は、歌姫、舞姫、乙姫、美姫などでも親しまれています。

現在では身分が高いだけでなく、愛らしいものの愛称としても好まれて使われる漢字です。

可愛らしい果物や花の名前にも

小さいものや愛らしいものを指す漢字として、様々な植物などの名前にも使われています。

有名なものを挙げると、姫りんごや姫椿、姫向日葵などです。

姫の漢字の成り立ち・由来

「姫」は、手をしなやかに合わせた女性の象形文字と2つの乳房を意味する象形文字から生まれた漢字です。

もともとは、子どもを養える女性を意味しており、後に「身分が高い女性、貴人の娘」の意味が生まれました。

今の意味からは想像もつかない由来です。また「姬」の略字でもあります。

乳房から授乳が出来る女性を連想出来ますが、姫は世継ぎを生むことを強く望まれる立場の女性です。

また身分の高い貴人は、子どもが生まれれば乳母を雇う習慣がありました。

乳母としての女性

まだ粉ミルクがない時代、母乳は大切な赤ちゃんの命に直結する問題でした。

乳母に選ばれる女性も身元がはっきりとした優秀な女性が多かったと言います。

養育も兼ねていた乳母もいたことから、子育てが出来る女性は重宝されていたことがわかります。

「姫」のイメージ、名前に込める願い

「姫」は、身分が高い女性、またその娘の意味を持つため上品で華やかな印象を与える漢字です。

可愛らしい容姿に愛らしい笑顔が似合う子に成長すること間違いありません。

姫は、その愛嬌から誰にでも愛される様子をイメージしやすい漢字です。

洗練された上品さも

また、人の上に立つ立場から、思慮深さや冷静さ、素直さも連想出来ます。

生まれついて身分が決まっていることの多い姫は、幼い頃から厳しい教育を受けます。

他家に嫁いでも恥ずかしくないよう、しっかりとした教育とマナーを身に付けなければならないからです。

笑顔が愛らしく誰にでも優しい裏で、人知れず努力を重ねる様子を連想出来ます。

同時に、全ての女性が手本にしたくなる、洗練された上品で麗しい雰囲気を持つ女性を思い浮かべることが出来るでしょう。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 可愛い
  • 愛らしい
  • 華やか
  • 上品
  • 美しい
  • 淑やか
  • 癒し
  • 洗練
  • 麗しい
  • 素直
  • 笑顔
  • 愛される
  • 努力家
  • 思慮深い
  • 冷静

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

誰からも愛される姫のように、可愛らしい子になれるように

姫のように上品で麗しい雰囲気を持つ女性になれるように

明るい笑顔で周囲の人から愛される素直で優しい性格の持つ主になれるように

「姫」の読み方いろいろ

「姫」は、の 音読みは「シン、キ、イ」、訓読みは「ひめ」です。

名前に使える読み方は、本来の響きである「キ、ヒメ」が高い人気を誇ります。

女性を意味する漢字のため、男の子に名付けられることは少なく、主に女の子に名付けられる漢字です。

画数は、10画。頭文字では「ひ、ひめ」、止め字では「き」の響きが好まれます。

姫を連想させる漢字との相性が非常に良く、全体的にとても可愛らしい印象になります。

読み方によっては、3文字の名前にも使われることも多いようです。全体的に和風な印象になるでしょう。

「姫」を名前に使う際の注意点

「姫」は、可愛らしいお姫様を連想させる漢字です。高貴な身分を持ち、誰からも愛される姿がイメージできます。

しかし、位が高い女性の意味から、わがままに育つのではないか、利己的で傲慢な人間になるのではないかと避けられる漢字でもあるんです。

また貴人の愛人の意味も持つので、1番になれない、日陰の存在になるのでは、と思われることもあります。

名付けに避けられることもある「姫」ですが、「姫」には愛らしいものの意味があります。

身分が高い人全員が、わがままなわけがありません。むしろ、周囲の人の手本となるように振舞い、模範となるべき立派な人も多いでしょう。

お洒落なファッションでメディアを沸かせることも多いもの。「姫」が名前に使われた子は、きっと明るくて可愛らしい子に育つはずです。

「姫」の漢字の説明の仕方

  • ひめの「姫」
  • 安藤美姫の「姫」
  • 西野未姫の「姫」

「姫」を使った熟語

木花開耶姫(このはなのやくやびめ)
日本書紀に登場する日本の神様です。桜のように華やかで儚く散った絶世の美女の神様と伝えられています。
火中で出産したことから、火難の女神としても知られています。
オオヤマツミノカミの娘であり、ニニギノミコトの妃です。
後に、ホデリノミコト、ヒコホホデミノミコト、ホノアカリノミコトの母になりました。
富士山の神様としても知られており、桜の名所として有名な浅間神社に祀られています。
姫鑑 (ひめかがみ)
模範となるべき女性。また、女性の見習うべき手本の意味です。
貴婦人や貴人の娘は、本人が望むと望まざるに関わらず注目されます。
反応は見る人によって様々でしょうが、良い印象を抱く人ばかりではありません。
多くの女性の上に立つからこそ、模範となるべき姿を率先して見せなければならない義務があるでしょう。
育ちが良い人の所作や言葉は丁寧で上品なので、ぜひ見習いたいですよね。

「姫」を使ったおすすめの名前

「姫」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

女の子の名前

姫代(きよ)

代わり、御代などで知られる「代」と組み合わせた女の子の名前です。
日本らしい和風な名前で、上品な印象を与えます。
甘すぎないため、どこか大人っぽく清楚なイメージも抱かせるでしょう。「きよ」の響きもすっきりとしています。
比較的画数が多い「姫」と「代」のバランスが良く、字面もとても整っています。
姫のように上品で誰にでも明るく、常に周囲の中心になるような人にそだつように、と願いが込められている名前です。

瑞姫(みずき)

みずみずしい印象を持つ「瑞」と組み合わせた名前です。
「みずき」の響きが、中性的で瑞々しいイメージを抱かさせます。
「瑞」とは、めでたいしるしやめでたいことを意味する漢字です。
響きはジェンダーレスな印象ですが、漢字は可愛らしく愛らしさを連想出来るでしょう。
上品で麗しい人に育つように、と願いが込められています。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「姫」を使った女の子の名前をすべて見る

「姫」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
205
2 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
496
3 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
359
4 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
116
5 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
124
6 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
159
7 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
334
8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
252
9 7 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。
142
10 9 (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。
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