「菜」の意味、読み方や画数は?菜に込める願い、菜を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- あおもの。野菜。葉、茎なども食べられる食用の野菜の総称。 など…
- 「菜」は「可愛い、自然、春、夏」のイメージがあります。
- ▼「菜」の意味や由来
- 印象・願い
- 菜の花のように朗らかで可愛い子に育つように。健康的で誰にでも好かれる豊かな人生を歩めるように。飾らなくても魅力にあふれ、優しい子に育つように。努力を惜しまず、エネルギッシュで活動……
- ▼「菜」のイメージ、名前に込める願い
画数 | 11画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | |
訓読み | な |
音読み | サイ |
部首 | 艹(くさ/くさかんむり/そうこう) |
学習漢字 | 学習漢字4年 |
熟語 | 山菜(さんさい)・蔬菜(そさい) |
他字体 | |
意味 | 野菜、青い葉野菜、葉野菜の総称。葉、茎、根などの部分を食べる野菜の総称。おかず、副食。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「菜」の意味
- あおもの
- 野菜
- 葉、茎なども食べられる食用の野菜の総称
「菜」は、女の子の名付けに人気のある漢字です。多くの人は「菜」と聞いて、まず菜の花を連想するでしょう。
観賞用としても人気のある菜の花は、古くから菜種油や副菜として料理にも利用されてきました。
「野菜」にも「菜」が使われているため、食用の野菜の総称も意味します。
山菜を始め、古くから日本人に親しまれてきた植物を表す漢字が「菜」なんです。
また、菜の花は日本の春を代表する花でもあります。
菜の花畑の黄色いカーペットさながらの景観はいつ見ても美しく、春の澄んだ青空との相性もばっちりです。
アブラナ科と呼ばれる種類の菜の花は、素朴だけれど可愛らしく元気いっぱいの子に育って欲しいという願いを込められることも多くあります。
菜の漢字の成り立ち・由来
「菜」の成り立ちは、草を表す「艹」に「采」を組み合わせた漢字です。「采」とは生えている木の芽や山菜といった草を摘み取る様子を表しています。
80~150cmまでの高さに成長する菜の花も、やはり収穫する際には摘み取ることが多いでしょう。
種から菜種油を取る際や和食として調理する時など、菜の花は鑑賞以外にも様々な用途に使われたので摘み取られることも多かったのではと連想出来ますよね。
菜の花の花言葉
日本の春を代表する菜の花の花言葉は「小さな幸せ」「快活な愛」「競争」「豊かさ」「財産」「明るさ」といったポジティブものばかり。
菜の花は、黄色の他に、白、紫などがありますが、色別の花言葉は存在しません。
特徴的な明るいビタミンカラーの黄色は、見ているだけでとても元気が出る色です。
耐寒性に優れ日差しがあれば丈夫に育ち見事な花を咲かせるため、見た目通りとても前向きで素敵な花言葉も持っている花なんです。
「菜」のイメージ、名前に込める願い
「菜」は、菜の花のイメージから活発で元気が出るイメージのある漢字です。
「黄色の可愛い花は、見ているだけで心が和み豊かにしてくれるでしょう。
「可愛いだけでなく、人を元気にしてくれるような女の子になるよう願いを込める事が出来る漢字が「菜」です。
「また、たくさんの菜の花が群生している菜の花畑の黄金色が財産や豊かさの花言葉になったと言う説もあります。
「たしかに黄色はお金を連想しますし、菜種油は高価な上に栄養満点ですよね。
「心の豊かさだけではなく、人生においてもお金の苦労が少ない様にと願いを込めることが出来るでしょう。
「春らしい優しいイメージばかりではなく、しっかりと地面に根を張るような努力家のイメージもあるのが「菜」という漢字なんです。
- 可愛い
- 朗らか
- 人気者
- 健康的
- 活発
- 心が広い
- 優しい
- 堂々としている
- 素朴
- 飾らない美しさ
- 努力家
これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

菜の花のように朗らかで可愛い子に育つように

健康的で誰にでも好かれる豊かな人生を歩めるように

飾らなくても魅力にあふれ、優しい子に育つように

努力を惜しまず、エネルギッシュで活動的になるように
「菜」の読み方いろいろ
菜の花を連想する「菜」は、響きや字面の良さから女の子の名付けに人気のある漢字です。その 音読みは「サイ」、訓読みでは「な」と読みます。実際に名付けに使用される読み方には、主に訓読みである「な」が多いようです。
「菜」を名前に使う際の注意点
「菜」は、菜の花を連想させる可愛らしいイメージから女の子の名付けによく使われます。
明るく活発で朗らかな春を連想する「菜」ですが、名付けではよくないイメージもあります。
これは花の名前全般に言えることですが、美しく咲き誇る花でも、いつかは萎れ枯れてしまうもの。
名付けられた子の人生にもそれが反映されるかもしれないという理由で、使うのを避けられることがあるのです。
しかし、花の名前を名付けに使うのは一般的ですので、それほど気にすることはありません。
周囲の人の声もある程度は尊重するべきだとは思いますが、名付けをするご両親の気持ちを一番大切にすべきです。
心を込めた名前は一生ものなので、きっと生涯菜の花のように朗らかで愛らしい子に育ってくれるはずです。
また、香菜(かな)と言う名前も素敵ですが、「香菜=パクチー」のように度々野菜を意味する熟語もあるので、名付けに「菜」を使う時はよく調べてから決めると安心です。
「菜」の漢字の説明の仕方
- 菜の花の「菜」
- 野菜の「菜」
- 松嶋菜々子の「菜」
「菜」を使った熟語
- 雪花菜(せっかさい)
- おから、卯の花、きらずの別名です。おからとは大豆から豆腐を製造する際、豆乳を絞った後に残るかすのことです。地域によって呼び方が違いますが、「雪花菜」の呼び方は中国の呼び名である「雪花(シュエホワ)」からついたものだとされています。確かに白くてふわっとした細かい粒が雪のように見えますよね。豆腐を作る際に出るカスとはいえ、非常に繊維質や栄養素が多く含まれている食材です。
- 三汁七菜(さんじゅうしちさい)
- 料亭などで出される三品の汁物と7品のおかずで構成された非常に豪華な膳のことです。三の膳立ての特に丁重なものを指しており、本膳に一の汁、なます、煮物、飯、香の物。二の膳に二の汁、平皿、猪口。三の膳に三の汁、刺身、茶椀、向こう膳に焼き物をつけるのが、日本の本膳料理の正式な品数とされています。
「菜」を使ったおすすめの名前
「菜」は全体的に曲線が多い漢字なので、可愛らしさだけでなく優美さも感じることが出来ます。「奈々子」のように「菜」を連続で使っても響きが良く、他の漢字との組み合わせも非常に相性が良いのも人気を集める理由の一つです。可愛らしい名前を付けたいと思っている方には、かなりおすすめの漢字と言えるでしょう。
以下に「菜」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
女の子の名前
陽菜(はるな、ひな)

男女問わず名付けの漢字の中では圧倒的な人気を誇る、太陽の「陽」と「菜」を組み合わせた名前です。お日様のように温かく情熱的な印象を持つ「陽」は、「菜」と組み合わせることでより明るく朗らかな印象を際立たせています。呼んだ時の響きも良いですね。きっと呼ばれて笑った様子はまるで太陽のように明るく菜の花のように愛らしいのだろうと想像してしまう名前です。
紗菜(さな)

薄い絹の織物を指す「紗」と人気の高い「菜」が組み合わさった名前です。上品かつ繊細な「紗」は、美しい織物のよう輝く人生や物腰が柔らかく気品に満ちた女性になって欲しいという願いがこめられています。和風なイメージもある「紗」と響きも可愛い「菜」を組み合わせることで、よりお洒落な名前になっています。
おすすめの名前ピックアップ
「菜」を使った名前
「■」の数が多いほど良い運勢の名前です。
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前日(6月30日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
4 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
5 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
6 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
7 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
10 | 凪 | 6 | なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。 |