「雛」の意味、読み方や画数は?雛に込める願い、雛を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- ひな。ひよこ。幼い。まだ一人前にならない。小さい。愛らしいの意。ひな人形。 など…
- 「雛」は「可愛い、素直、春」のイメージがあります。
- ▼「雛」の意味や由来
- 印象・願い
- 可愛らしく愛される人になるように。大きな怪我や病気をすることなく健やかに成長できるように。どんな時も一生懸命で、温かい人に成長するように。
- ▼「雛」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「雛」は様々な読み方があり、一文字の名前では「ひな、すう」など、二文字名は「雛菜(ひな)、雛羽(すう)、雛生(すい)、雛衣(すい)」などがあります。
- ▼「雛」を使った名前一覧を見る
画数 | 18画 |
---|---|
種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
名のり | |
訓読み | ひな・ひよこ |
音読み | スウ・ス |
部首 | 隹(ふるとり) |
熟語 | 鳳雛(ほうすう) |
他字体 | 鶵 異体字・古字 |
意味 | すう、ひな。ひなどり、小さい、愛らしい、一人前でないもの、幼稚なもの、未熟なもの。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「雛」の意味
- ひな。ひよこ。
- 幼い。まだ一人前にならない。
- 小さい。愛らしいの意。
- ひな人形
「雛」は、雛鳥という言葉もある通り、成鳥になり切っていない鳥のひなやヒヨコを意味する漢字です。
ひなから、幼い状態や小さい、一人前になっていない状態も意味します。
また「雛」は、表記ではひらがなで書かれることが多いですが、ひな人形にも使われる漢字でもあります。
女の子の健やかな成長を願うひな祭り
女の子の日である3月3日には、ひな人形を飾り、ひな祭りに縁のある食べ物を食べることで女の子の無病息災を願います。
桃の節句とも呼ばれるこの日は、旧暦で桃の花が咲く頃であることからこう呼ばれるようになりました。
魔を退けるとされる桃は春の象徴であり、ちらし寿司やはまぐり、雛あられ、つるし雛なども楽しめるため、大人も子どもも楽しめる日といえます。
毎年美しい大人の女性へ成長していく様子が連想できる漢字です。
「雛」の漢字の成り立ち・由来
「雛」は、象形文字です。走るという意味を持つ「芻」と尾が短くずんぐりとした見た目の鳥を意味する「隹」が組み合わさって成り立っています。
小走りで走っている鳥=ひなの様子を表しているのです。
「雛」のイメージ、名前に込める願い
「雛」は、女の子らしさや愛らしさを連想できる漢字です。
美しく伝統技術の結晶でもあるひな人形からは、華やかで雅やかな気品あふれる様子もうかがえるでしょう。
本来の役割は、女の子がすくすくと無事に成長できることを願うためのものであるため、健康や成長、加護、純粋な様子も連想できます。
ひな鳥の意味もあるため、可愛らしさや愛らしさ、たくさんの人に愛される存在になるような人に成長することも期待できます。
「ひな」という響きは、「日向(ひなた)」にも通じるため、暖かさや安心などの願いも込めやすい漢字です。
「唯一無二の大切な子」という想いを名前に込めることもできます。ひな鳥や子どもの成長は、止まることがありません。
戻ってくることはない一瞬一瞬を大切にできる人になるように、という願いも込めることができるでしょう。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 美しい
- 華やか
- 愛らしい
- 可愛らしい
- 気品
- 雅やか
- 成長
- 無病息災
- 加護
- 温かい
- 日本
- 伝統
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

可愛らしく愛される人になるように

大きな怪我や病気をすることなく健やかに成長できるように

どんな時も一生懸命で、温かい人に成長するように
「雛」の読み方いろいろ
「雛」の音読みは「スウ、ス」、訓読みは「ひな、ひよこ」です。
特に春生まれの女の子に人気の「雛」は、1文字はもちろん「雛乃(ひなの)」「雛里(ひなり)」などの名前で名付けられます。
雛を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「雛」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 雛(ひな、すう)
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「雛」は、1文字で名付けることで可愛らしい名前を付けることができます。
「ひな」の響きは女の子らしさを感じることができるため、女の子にぴったりです。
「すう」はスタイリッシュな響きであるため、男の子にも名付けることができるでしょう。
子どもに災いが訪れないようにと飾られるひな人形から、健やかに育つように、華やかで愛らしい人に成長できるようにといった願いが込められる名前です。
- 雛多(ひなた)
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「多」を添字に用いた男の子の名前です。
「多い」という意味でよく使われる「多」は、幸福や富、名声、たくさんの人との縁などに恵まれるイメージができる漢字として、男の子の名前に人気があります。
シンプルな字面なため、名前がスタイリッシュになります。
家族が笑顔になるひな祭りの様子から、笑顔が多くたくさん愛される様子をイメージできるため、光溢れる人生を歩めるようにという願いが込められる名前といえます。
- 雛子(ひなこ)
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和風な女の子の名前をつけたい時に定番の「子」を用いた名前です。
「ひなこ」の響きは、とても自然で覚えやすい名前といえます。
誕生を待ち望み、パパとママにとってかけがえのない子だという想いを名前に込めることもできる漢字です。
整った字面の名前で、おしゃれな様子や愛らしさも感じられる名前です。日本らしい名前なので、大和撫子のイメージもあります。
麗しく、芯が通った強い女性になるようにという願いが込められます。
- 雛海(ひなみ)
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「み」の響きで人気の「海」を添字に用いた女の子の名前です。
「み」の読みで用いられることが多く、甘すぎない雰囲気が魅力です。広くて命の母である海は、雄大さや壮大なイメージがあります。
美しく包容力も連想できるため、「雛」同様女性らしさも感じることができるでしょう。
「ひなみ」の響きも、大らかで朗らか、穏やかな印象を与えやすい読みです。
穏やかで可愛い女の子になるようにといった願いが込められる名前です。
- 有雛(ありす)
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海外で名付けられる「アリス」の響きが用いられた名前です。
「高貴」を意味するドイツ語が由来の「アリス」は、気品あふれる響きです。
可愛らしい響きですが、「有」を用いることで字面がスタイリッシュな印象になっています。
「有望」「有能」など、将来への期待や優秀な願いが込められる漢字である「有」は、スッキリとした字面なため「雛」との相性も良い漢字です。
賢く可愛い人になるように、といった願いが込められます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「雛」は名前に良くない?名付けの際の注意点
春らしさや可愛らしさを連想できる「雛」ですが、未熟、幼い、という意味もあるので、幼少期にはぴったりでも成長と共に漢字の意味とのギャップが出てくるという考えもあるようです。
また「雛」は日常的に使う漢字ではないため、「書くのが大変」「字が潰れて見にくくなりそう」といった意見もあります。
また、ひな祭りに飾る雛人形に由来するものは性的な意味をはらんでるという説もあります。
しかし多くの人にとって、ひな祭りは女の子の健やかな成長を願い幸せを祈るイベントという認識でしょう。
麗らかな春も連想できるため、他の漢字と組み合わせるなど後悔がない名付けをすることが大切です。
「雛」を使った名前
11 件の名前がみつかりました
前日(5月28日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
6 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
7 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。 | |
8 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
9 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
10 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 |