「翠」の意味、読み方や画数は?翠に込める願い、翠を使った名前一覧

翠

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意味&イメージ
すい、みどり。青と黄色の中間色、緑色の木や草、新緑、カワセミの雌。など。
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漢字の意味から「翠」は「上品 色 宝石」のイメージがあります。 ▼「翠」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「翠」は様々な読み方があり、一文字の名前では「すい、みどり、あき、あきら」など、二文字名は「翠人(あきと)、翠月(みづき)、氷翠(ひすい)、姫翠(ひすい)」などがあります。 ▼「翠」を使った名前一覧を見る
画数 14画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり あき・あきら
訓読み かわせみ・みどり
音読み スイ
部首 羽(はね)
他字体  異体字・俗字
意味 すい、みどり。青と黄色の中間色、緑色の木や草、新緑、カワセミの雌。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「翠」の意味

  • かわせみ。カワセミ科の鳥、もしくはカワセミの雌
  • みどり、もえぎ色

「翠」は、木の葉のような艶のある緑色が美しい羽根を持つカワセミを意味する漢字です。

カワセミの雌を意味しており、オスは「翡」と書きます。カワセミを意味する「翡翠」は雌雄両方を意味しているのです。

カワセミは水質が綺麗な川でしか現れません。

中々お目にかかれないカワセミの美しい羽根は、その色から「翠羽」と呼ばれます。

「翠」は松のような若々しい緑色や黄色味を帯びた緑色である萌黄色も意味します。

「翠嵐」とは、青々とした山の佇まいのことです。

宝石の名称にも

また「翠」は、深く艶のある美しさが魅力の宝石「翡翠」の漢字でもあります。

王侯貴族にも珍重され、吸い込まれるような鮮やかな緑が美しいエメラルドの和名も「翠玉」です。

「翡翠」は古くから伝わる守り石

どこまでも深みのある緑が美しい「翡翠」は、ダイヤモンドやサファイアが珍重されるずっと前から愛されてきた宝石です。

硬玉と柔玉に分類され、古くから魔除けや厄除けの効果があると信じられてきた翡翠はお守りとして扱われてきました。

安産や縁結び、幸運を呼ぶとも考えられてきたため、翡翠を意味する「翠」という漢字そのものがお守りのような存在に感じるでしょう。

翡翠は5月の誕生石

翡翠は5月の誕生石でもあります。石言葉は、「繁栄、長寿、幸福、安定」です。

翠はカワセミの羽のような美しい緑色でもあるので、爽やかな5月生まれの赤ちゃんにも相応しい漢字です。

「翠」のイメージ、名前に込める願い

「翠」という漢字は、宝石のように美しいカワセミや鮮やかな緑色を意味し、自然の美しさや清らかさを連想させる漢字です。

名前に使用することで、豊かな感性を持ち、爽やかで活き活きとした人物に成長してほしいという願いを表現することができます。

周囲に安らぎを与える、清らかな心を持った人に

「翠」という漢字は、自然の緑や宝石の翡翠(ひすい)を連想させることから、美しさや純粋さ、清らかさをイメージさせます。

名前に使うことで、他人に安らぎや癒しを与える優しい心を持つ人物に育ってほしいという願いを込めることができます。

心の中に美しい緑を保ち、困難にも柔軟に対応できる人物像が連想されます。

明るく元気に、生命力溢れる毎日を送れるように

「翠」は、生命力に溢れた緑をイメージできるので、どんな時も明るく元気に過ごし、困難にも立ち向かう強さと活力を持つ人に成長してほしいという願いを表現できます。

自然の美しさと強さを兼ね備えた、しなやかで芯の強い人物像がイメージされます。

自分らしさを大切にし、どんな時も輝く存在に

「翡翠(かわせみ)」は美しい羽を持つ鳥として人々を魅了します。

名前に「翠」を入れることで、自分らしい魅力を持ち、どんな状況でも自分の価値を発揮できるような人物に育ってほしいという願いを表現できます。

その鮮やかな色と飛翔する姿のように、困難な時でも力強く羽ばたくことができる、輝き続ける存在をイメージさせます。

「翠」の読み方いろいろ

「翠」の画数は14画。音読みは「スイ」、訓読みでは「みどり、かわせみ」と読みます。

名前の響きに使われる読み方は「あき、あきら」などです。

頭字・添え字ともに人気があり、響きでは特に「すい、あき」が好んで用いられます。

また1文字で「みどり」の響きで名付けられることもできます。

女の子の名前で人気の漢字

男の子の名づけにも用いられますが、美しいカワセミの印象からどちらかというと女の子の名づけに人気があります。

同じミドリを指す「緑」や「碧」よりもすっきりとした字面が特徴です。

「翠」はカワセミや古くからお守りの役割がある「翡翠」を意味する漢字なので、イメージを生かせる漢字との相性がばっちりでしょう。

翠の漢字の成り立ち・由来

「翠」は、形声文字です。鳥の両翼を意味する「羽」と混じりけがない様子を意味する「卒」が組み合わさって「翠」となりました。

色の混じりけのない羽根を持つブッポウソウ目カワセミ科の鳥である「かわせみ」を意味するようになりました。

「翠」には、「翆」など全部で4種類の字体があります。

名づけに使える漢字として認められているのは、「翠」のみです。

「翠」の漢字の説明の仕方

  • ひすいの「翠」
  • 木村翠の「翠」
  • 中塚翠涛の「翠」

「翠」を使った熟語

紫幹翠葉(しかんすいよう)
山の木々が青々としていて、みずみずしく美しい様子を意味する四字熟語です。
「紫幹」は暗褐色の木の幹を意味し、「翠葉」は美しい緑色の木の葉を意味します。
目に優しく、情景を思い浮かべるだけで心が穏やかになりそうな光景ですよね。
「紫翠」と略すこともあります。
翠眉(すいび)
みどり色の艶やかな眉のこと、また美人の眉のことです。
細い柳の葉が青々としている様子や遠くの山が青くかすんで見える様子も意味します。
昔から日本では、艶やかでみずみずしい髪のことを「みどりの黒髪」と表現します。
眉は第一印象や表情に多大な影響を与えるため、整った眉の持ち主はそれだけ美にこだわっていると捉えることができるでしょう。
青くかすんだ山々の輪郭は、翠色の眉を彷彿とさせるアーチを描いているようにも見えます。

「翠」を使ったおすすめの名前~名前の由来&意味付け~

「翠」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

「翠」が付く女の子の名前(由来&意味付け)

翠那((あきな)

「那」を添え字にした女の子の名前です。「那」とは、豊かさや美しさを意味する漢字です。
熟語はほとんどなく印象に残るような強い意味もありませんが、そっと寄り添うような優しさや美しさを感じることのできる漢字です。
混じりけのない美しさに恵まれ、大切な人に寄り添える心根の優しい人に成長するように、と願いを込めることができます。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「翠」を使った女の子の名前をすべて見る

「翠」が付く男の子の名前(由来&意味付け)

琉翠(りゅうすい)

「りゅう」の響きで男の子の名づけに人気のある「琉」を頭字にした名前です。
琉璃(ルリ)は、ラピスラズリという宝石の和名を指す漢字です。
翡翠と同じく魔除けの効果があると言われてきたラピスラズリを意味する「琉」は、同じ効果を持つ「翠」との相性もぴったりです。
流れるような字面なので、「翠」と組み合わせることでバランスが取れた整った印象を与える名前になるでしょう。
爽やかで清らかな心を持つ人になれるように、と願いを込めることができます。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「翠」を使った男の子の名前をすべて見る

「翠」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
140
2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
187
3 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
485
4 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
309
5 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
241
6 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
106
7 7 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。
137
8 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
106
9 8 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。
41
10 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
306

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