「巽」の意味、読み方や画数は?巽に込める願い、巽を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 東南(南東)の方角(十二支では「辰」と「巳」の間)。八卦の一つで「風」を象徴する。従順で穏やかな態度 など…
- ▼「巽」の意味や由来
- 印象・願い
- 柔らかく人に寄り添える人になるように。新しい風を呼び込み成長し続けるように。世界の方角を自ら定め道を切り拓くように。
- ▼「巽」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「巽」は様々な読み方があり、一文字の名前では「たつみ」など、二文字名は「巽仁(よしと)、巽之助(たつみのすけ)、和巽(かずよし)、巽野(よしの)」などがあります。
- ▼「巽」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 12画 |
|---|---|
| 種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | たつ・よし |
| 訓読み | たつみ・ゆず(る) |
| 音読み | ソン |
| 部首 | 己(おのれ) |
| 他字体 | 巽 旧字体 |
| 意味 | そん、たつみ、ゆずる。易の八卦および六十四卦のひとつ。南東の方向。うやうやしい、つつしむ、へりくだる。自分を後にして他人を先にする、ゆずる。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「巽」の意味
- 東南(南東)の方角(十二支では「辰」と「巳」の間)
- 八卦の一つで「風」を象徴する
- 従順で穏やかな態度を表す
「巽(たつみ)」は、方角を表す漢字として有名です。その意味するところは「東南の方位(南東)」で、特に昔の方角の呼び名である「辰」と「巳」の間を指します。
また、古代中国の占いの基本である八卦(はっけ)のひとつにも用いられ、「風」の象徴として風通しのよさや自由、変化を表します。さらに性格や態度をあらわす際には、穏やかで素直、従順という意味でも使われます。
方位に自然現象、人格的特徴までを含む「巽」は、多彩で奥深い漢字といえるでしょう。
「巽」のイメージ、名前に込める願い
「巽(たつみ)」は、東南(南東)の方角を示す漢字です。古来、方角は運命の行く先を指し示すものと考えられ、人生の指針や進むべき道を連想させます。
また、八卦では「風」を象徴し、空気を通わせて世界をなめらかにつなげる存在。しなやかさと自由さ、そして変化を恐れず柔軟に対応する姿勢を感じさせます。
加えて「穏やかで従順」という字義からは、周囲と調和しながらも芯を失わないおだやかな人柄がにじみ出ます。
方向感覚・風通しの良さ・穏やかさという多彩なイメージを兼ね備えた「巽」は、未来を切り拓きながらも人と調和する人物像を思い描ける漢字です。

柔らかく人に寄り添える人になるように
風は形を持たず、どんな場所にもそっと入り込みます。「巽」にも同じく、相手の立場に合わせて寄り添い、心地よい関係を築けるようにという願いを込められます。穏やかで素直な人柄を示す意味から、人の話に耳を傾け信頼を集める存在をイメージできます。

新しい風を呼び込み成長し続けるように
八卦の「風」を象徴する「巽」は、常に流れ変わる空気のように、フレッシュな発想を取り入れながら自らも成長していくイメージがあります。環境の変化をポジティブに受け止め、しなやかに前進できる人になってほしいという思いを託せます。

世界の方角を自ら定め道を切り拓くように
独自の視点として、「辰」と「巳」の間の一点を示す精密さに注目することもできます。自分だけの座標軸を持ち、人生の舵を自ら取って新境地へ踏み出していく——そんな意志の強さを「巽」に重ねて願いにするのもユニークです。方位を示す漢字だからこそ、迷わずに進む力を象徴できます。
「巽」を使った名前
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前日(12月15日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 6 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 10 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 |
