「未」の意味、読み方や画数は?未に込める願い、未を使った名前一覧

未

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意味&イメージ
いまだ、まだ。いまだ~せず。まだ~ではない。いまだし、まだであること。いまだしや、まだであるか。十二支のひつじ。など。
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漢字の意味から「未」は「おしゃれ 希望 宇宙」のイメージがあります。 ▼「未」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「未」は、名前として「未桜(みお)、來未(くるみ)、拓未(たくみ)、未來(みく)、拓未(たくみ)、未来(みく)、未來(みらい)」などの読み方で使われています。 ▼「未」を使った名前一覧を見る
画数 5画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり いま・いや・ひで
訓読み 【表外読み】いま(だ)・ いま(だ…ず)・ ま(だ)・ ひつじ
音読み ミ【表外読み】ビ
部首 木(き/きへん)
学習漢字 学習漢字4年
他字体
意味 いまだ、まだ。いまだ~せず。まだ~ではない。いまだし、まだであること。いまだしや、まだであるか。十二支のひつじ。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「未」の意味

  • まだ
  • いまだ・・ず
  • 干支の8番目、ひつじ

「未」という漢字の持つ「まだ、いまだ」という意味は、大きく分けて二つの場面で用いることができます。

まず一つは肯定表現として「その状態が今なお継続している様子」「時が経過するとともに発展、成長していく」という意味で用いられます。(未だに雪が揺っている、など)

もう一つは「一つの事柄が今現在において実現していない様子」を表します。(未だ連絡が来ない、など)

打ち消し表現での「まだ・・していない」という意味も、名付けにおいては「まだ見ぬ未来に対しての期待や希望」の意味が込められます。

十二支の干支「ひつじ」も未の漢字を用います。

また、「未」は古くから方位や時刻にも用いられていて、方位では南南西、時刻は現在の午後二時、またその前後二時間を表しています。

未の漢字の成り立ち・由来

「未」は象形文字です。 成り立ちには諸説ありますが、木に線を一本加えた形をしており、「大きな木に若い枝が生えた」た様子を表していることから、若い、小さいというイメージから転じて「まだ、いまだ」という意味で使われるようになったと言われています。

「未」のイメージ、名前に込める願い

未の漢字の持つ「今はまだ辿り着いてはいないが、これから○○する」というイメージは、未来、未開、未知数という熟語に用いられている様に、なんだかワクワクする可能性に満ちあふれたものばかりですね。

  • 未来
  • 可能性
  • 成長、発展
  • 自然

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

たくさんの可能性を持った人になるように

明るく豊かな未来があるように

立派に大きく成長してほしい

あまり知られていないかもしれませんが、「未」はその成り立ちからも分かるように部首は「木」で「きへん」の漢字なのです。

木へんの漢字は自然をイメージさせます。また、木に若い枝が生え伸びていく様子を表しているように、子どもの成長や大きな可能性を願って名前に用いることができます。

「未」の漢字の作りや見た目は、枝がすらりと長く伸びたとてもスタイルの良い形をしています。この漢字の見た目から、名前のスタイルを整え、洗練されたスマートな印象を加えることができます。

「未」の読み方いろいろ

「未」の読み方は、音読みでは「ミ、ビ」、訓読みでは「いま(だ)、ま(だ)、ひつじ」、名前に使える名のりでは「いや、ひで」があります。

名前に「未」の漢字を用いる場合は訓読みの「ミ」で使われることがほとんどですので、読み間違いをされることがほぼありません。

また、女の子の名前に用いられるイメージですが、最近では同じ「ミ」の読みで、郁未、拓未など男の子の名前にも使われています。

「ミ」という明瞭な響きは男女問わずとても人気となっています。

「ミ」の読みで名前に使われる漢字は美、実、海をはじめ、全部で100くらいあり非常に多いです。

その中で「未」は画数が少なくシンプルで左右対称という特徴を持つ漢字となります。

「未」を名前に使う際の注意点

「未」という漢字の持つ「いまだ・・せず」という意味から、名前に使いにくいと思われることがあるようです。

このような意味にとらえられがちなのは「未○」という頭文字に用いた場合に多いようですので、打ち消しのイメージを無くしたい場合は、「○未」のように名前の後ろ、止め字に使うと良いでしょう。

打ち消しの意味はありますが、「非」「否」のように完全否定する漢字とは違い、「未」は「いまだ、まだ」という将来の可能性や成長を含んでいますので、願いを込める名付けにおいては気にする必要はありません。

「未」の漢字の説明の仕方

  • 未来の未(み)
  • 倖田來未の未(み)

「未」を使った熟語

前人未踏(ぜんじんみとう)
これまでに誰も足を踏み入れたことがないこと。いままで誰も成し遂げたことがないことを表す四字熟語です。「前人」は今までの人、「未踏」は誰もその場所に踏み込んでいないという意味です。大記録や偉業に対して使われる言葉で「前人未到」とも書きます。
未来永劫(みらいえいごう)
これから未来にわたる無限に長い年月、永遠を表す四字熟語です。「未来」は将来のこと、「永劫」は想像できないほどの長い年月を意味しています。「未来永劫に変わらぬ愛」などのように用いられます。

「未」を使ったおすすめの名前

「未」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

女の子の名前

結未(ゆみ)

「結」という女の子の名前で人気の漢字に「未」を止め字として組み合わせた名前です。「結」はその読みの通り「結ぶ、縁を結ぶ、実を結ぶ」という非常にポジティブなイメージがあります。この漢字に止め字として「未」を組み合わせて「これから未来にわたるまでずっと縁や実を結び続ける」という願いを込めた名前です。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「未」を使った女の子の名前をすべて見る

男の子の名前

匠未(たくみ)

「匠」という漢字は「タクミ、ショウ」の読みで男の子の名前に人気の漢字です。職人という意味を持っていて「プロフェッショナル」「創造」などのイメージがあり、逞しさや安定感を感じさせます。一文字で「タクミ」と読めますが「未」を組み合わせることにより、「未来、将来の可能性」という願いも加え、さらに見た目もスマートな名前になります。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「未」を使った男の子の名前をすべて見る

「未」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
139
2 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
485
3 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
187
4 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
309
5 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
106
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
241
7 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
306
8 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
106
9 11 いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。
267
10 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
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