「敬」の意味、読み方や画数は?敬に込める願い、敬を使った名前一覧

敬

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意味&イメージ
うやまう、とうとぶ、たっとぶ、尊敬する。慎む、慎重に行う、控えめにする。うやうやしい。かわいい、愛らしい、憎めない。など。
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漢字の意味から「敬」は「上品」のイメージがあります。 ▼「敬」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「敬」は様々な読み方があり、一文字の名前では「けい、たかし、たか」など、二文字名は「敬人(けいと)、敬太(けいた)、敬子(けいこ)、敬斗(けいと)」などがあります。 ▼「敬」を使った名前一覧を見る
画数 12画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あき・あつ・いつ・うや・かた・さとし・たか・たかし・とし・のり・はや・ひろ・ひろし・ゆき・よし
訓読み うやま(う)【表外読み】つつし(む)
音読み ケイ【表外読み】キョウ
部首 攵(ぼくにょう/ぼくづくり)
学習漢字 学習漢字6年
熟語 不敬(ふけい)・失敬(しっけい)・畏敬(いけい)・崇敬(すうけい)・尊敬(そんけい)・愛敬(あいけい/あいきょう/あいぎょう)
他字体
意味 うやまう、とうとぶ、たっとぶ、尊敬する。慎む、慎重に行う、控えめにする。うやうやしい。かわいい、愛らしい、憎めない。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「敬」の意味

  • うやまう。うやまいつつしむ。

「敬」は、「尊敬」「敬愛」など、目上の人に敬意を払ったり尊重したりする漢字です。

手紙に最後に加える「敬具」や「尊敬語」など、日本人にとって馴染み深い漢字の一つです。

日本地図の制作者の一人・伊能忠敬

古くから「敬」は名前に用いられてきましたが、特に有名な偉人といえば、やはり伊能忠敬です。

伊能忠敬は、17年かけて実測による日本地図の作成を、生涯をかけて指揮をした人物です。

緻密な精度を誇る「大日本沿海輿地全図」は、その精度の高さから幕府の重要な資料として扱われました。

残念ながら伊能忠敬は、地図の完成を待たずに亡くなってしまいますが、まさに日本が誇る偉人の一人と言えるでしょう。

「敬」の漢字の成り立ち・由来

「敬」は、会意兼形声文字です。

神に祈りを捧げる様子を意味する「苟」と、右手を表す「攵(攴)」が組み合わさって成り立ちました。

この組み合わせにより、相手に対して敬意を持って慎み深く接することを意味する「敬」という漢字が形成されました。

「敬」のイメージ、名前に込める願い

「敬」は、敬うという言葉から相手に対して深い敬意を抱き、謙虚で丁寧な態度を取る人物像が浮かび上がります。

古くから日本文化において重要視されてきた「敬」の精神は、人間関係の基盤となる信頼や尊敬の礎となります。

この漢字を名に込めることで、誰からも信頼され、礼儀を重んじる素晴らしい人格を育むことを願うことができます。

豊かな経験と知識を持つ賢者のイメージ

また、知恵や経験を積み重ね、深い洞察力を持つ賢者のようなイメージもあります。

謙虚でありながらも、自分の意見をしっかりと持ち、周囲に良い影響を与える存在としての成長を願うことができるでしょう。

穏やかで落ち着いたリーダーシップ

「敬」という字は、強いリーダーシップを持ちながらも、他者を思いやり、穏やかで落ち着いた人物を連想させます。

また、柔軟で寛大な心を持ち、困難な状況でも揺るがない精神力を持つ人物像が浮かび上がります。

このようなリーダーシップは、周囲の人々に安心感を与え、信頼される存在として活躍するでしょう。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 謙虚
  • 思慮深い
  • 懐が深い
  • おおらか
  • 素直
  • 穏やか
  • 魅力的
  • 尊敬
  • 信頼
  • 賢い
  • 威厳

これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

周囲から尊敬される魅力的な存在になるように

常に学び続け、自己成長を怠らない姿勢を持てるように

謙虚な心を忘れず、礼儀正しい人になるように

「敬」の読み方いろいろ

「敬」の音読みは「ケイ、キョウ」、訓読みは「うやま(う)、つつし(む)」です。

名乗りに用いられる読みは、「あき、あつ、いつ、うや、かた、さとし、たか、たかし、ちか、とし、のり、はや、ひろ、ひろし、ゆき、よし」です。

「敬」は、特に男の子の名前に人気がある漢字で、1文字で「けい、たかし、ひろし」などと名付けることもできます。

敬を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「敬」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

智敬(ちはや)

「叡智」といった言葉がある「智」を頭字に用いた名前です。

「ちはや」は、百人一首にある在原業平の歌「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川~」の「ちはや」と同じ響きであるため、性別問わず名付けられる魅力に溢れています。

可愛らしく古風な日本らしい響きと言えるでしょう。

「敬」から、尊敬される慎み深い人柄を連想できます。

知的で男女問わず、仲良くなれる優しさがうかがえるでしょう。

⇒ 智敬の姓名判断をチェック

敬太(けいた)

男の子の名前に高い人気を集める「太」を用いた名前です。

「けいた」の読みは非常に読みやすく、親しみやすさや覚えやすさがうかがえます。

大らかで優しく、懐が深い人物を連想できるでしょう。

太いは、豊かと通じるところもあるため、金銭や食べ物に困らない人生になることを期待できます。

「敬」と組み合わせることで、「人から尊敬される人格者となり、輝くような日々を送ることができるように」といった願いが込められます。

⇒ 敬太の姓名判断をチェック

敬明(たかあき)

「あき」の読みの中でも人気がある「明」を名前に用いることで、「ポジティブで明るい人柄になるように」といった願いを込めることができます。

また「明」は、「知識に明るい」「将来が明るい」「表情が明るい」などの言い方ができます。

優しい魅力的な人物には、人が自然と集まり、尊敬されるでしょう。

人から嫌がられることも率先して行うことから慕われ、明るい性格の持ち主を連想できる名前と言えます。

⇒ 敬明の姓名判断をチェック

令敬(のりたか)

頭字に「令」を用いた男の子の名前です。

「律令」や「令状」などから、真面目で正義感が強い姿が連想できます。

現在の年号である「令和」や「令嬢」などの漢字でもあるため、時代を牽引するリーダーシップや気品もイメージしやすいでしょう。

「令」はシンプルな字面であるため「敬」との相性が良く、穏やかで洗練されたイメージを与える名前と言えます。

「礼儀正しく人が集まる人になるように」といった願いが込められます。

⇒ 令敬の姓名判断をチェック

美敬(みのり、みゆき)

「美」を頭字に用いた女の子の名前です。

「のり」の読みに「敬」を用いることで、大人っぽく上品な印象にすることができます。

「みゆき」の読みは、女性らしく賢さや器量の良さなどがイメージできるでしょう。

外見だけではなく、内面も美しい人物を連想できます。

心根が素直で、人を尊敬し尊敬される人柄がうかがえます。

「友人に恵まれ、笑顔の多い美しい毎日に恵まれるように」といった願いが込められる名前です。

⇒ 美敬の姓名判断をチェック

「敬」を使った男の子/女の子の名前リスト

男女どちらにも名付けられる名前

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「敬」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
139
2 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
485
3 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
187
4 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
309
5 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
106
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
241
7 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
306
8 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
106
9 11 いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。
267
10 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
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