「李」の意味、読み方や画数は?李に込める願い、李を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- 果樹の名前。バラ科の落葉小高木、すもも。裁判官、使者。中国の盛唐の時代の詩人・李白を指すことも。など。
- ▼「李」の漢字データを見る
- 漢字の意味から「李」は「草花・樹木」のイメージがあります。 ▼「李」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「李」は様々な読み方があり、一文字の名前では「もも」など、二文字名は「悠李(ゆうり)、李月(りつき)、桃李(とうり)、魁李(かいり)」などがあります。 ▼「李」を使った名前一覧を見る
画数 | 7画 |
---|---|
種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
名のり | もも |
訓読み | すもも |
音読み | リ |
部首 | 木(き/きへん) |
熟語 | 行李(こうり)・桃李(とうり) |
他字体 | |
意味 | 果樹の名前。バラ科の落葉小高木、すもも。裁判官、使者。中国の盛唐の時代の詩人・李白を指すことも。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「李」の意味
- すもも。バラ科の落葉小高木。
- おさめる。
- 中国、唐代の詩人・李白。
「李」は、バラ科の落葉小高木を意味する漢字です。
スモモ属の総称である「プラム」やセイヨウスモモをドライフルーツにした「プルーン」としても有名です。
「酢桃」とも書き、桃によく似た果実で桃よりも実が甘酸っぱいことが名前に由来しているとされています。
「李」の花言葉
早春に可憐な白い花を咲かせ、古来より日本で愛されてきた李の花言葉は「忠実」「貞節」「困難」「誤解」などです。
「誤解」が花言葉になった理由は、「李の木の下で冠を直すと遠目で見て李の実を盗んでいるように見える」という意味の「李下に冠正さず」に由来しています。
たとえ無意識でも紛らわしいことをすれば、立場が危うくなります。
「李」は用心深さや謙虚さの願いも名前に込められる漢字と言えるでしょう。
「おさめる」と言う意味も
「李」は果物を意味する漢字で知られている一方で、おさめるという意味もあります。
竹や柳、籐などを編んで作られた「行李(こうり)」にも用いられてます。
また中国、唐代で名を馳せた詩人・李白を意味する漢字でもあります。
「李」の漢字の成り立ち・由来
「李」は、「木」と「子」を組み合わせた会意文字です。
「子」には果実の意味もあり、果実がたくさん実っている様子から「すもも」の意味が生まれました。
「李」のイメージ、名前に込める願い
「李」は、甘酸っぱい果実と可憐な花が魅力の植物です。
万葉集の歌にも詠まれたこともあり、古くから多くの人から愛されてきた果物でもあります。
その魅力的な姿から、愛らしさ、可愛さ、可憐さなどが連想できるでしょう。
木は伸び伸びと枝を伸ばしたくさんの実を結ぶことから、生命力や瑞々しさ、実り豊かな様子も感じられます。
開花時期である春は命が芽吹く季節でもあるため、繁栄や豊かさも象徴します。
韓国や中国でも名前に多い漢字でもあるため、グローバルに活躍する才能にも恵まれるでしょう。
粘り強い子に
また、李は「桃三李四」とも言われるように実を結ぶまでに何年もかかります。
困難に打ち勝つ根気強さや努力、たとえくじけても立ち上がる忍耐強さなども連想できる漢字です。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 可愛い
- 愛らしい
- 可憐
- 淑やか
- 生命力
- 瑞々しい
- 実り豊か
- 強さ
- 繁栄
- グローバル
- 才能豊か
- 春
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

愛らしく魅力に溢れ、誰からも慕われる人になるように

伸び伸びと育ち、たとえ困難に直面しても打ち勝てる人になるように

世界にも通じる才能に恵まれて、実り多き人生を送れるように
「李」の読み方いろいろ
「李」の音読みは「リ」、訓読みは「すもも」です。名前に使える読み方は「もも」などです。
同じ「り」の響きである「莉」「梨」「璃」よりもスッキリとしたバランスの良い字体も魅力です。
「李」は特に「リ」の響きが人気があるため、男女問わず名づけに用いられます。
李を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「李」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 遊李(ゆうり)
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遊ぶの意味で馴染み深い「遊」を頭字に用いた名前です。
中性的な印象が強い「遊」は、「李」と組み合わせてもエネルギッシュで元気が良さそうな印象を与えます。
響きも「ゆうり」と柔らかく穏やかな印象になるので、男女ともに名付けることができるでしょう。
自由で伸び伸びとした大らかさも感じることができます。
縛られない自由な発想と世界で活躍できる才能に恵まれるようにと願いが込められる名前です。
- 李駆(りく)
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駆けるの言葉で知られている「駆」を添え字に用いた男の子の名前です。
馬が疾走する様子を連想する「駆」は、スピード感や瞬発力といったイメージが名づけに人気の漢字です。
同じく自然を感じる「李」との相性も良く、「りく」の響きも力強さや論理的な知的な印象を与えるでしょう。
時代を先読みし、誰からも慕われる魅力的な人に育って欲しいという願いを込めることができます。
- 李菜(ももな)
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李と同じく春に花が咲き乱れる姿が印象的な「菜」を添え字に用いた女の子の名前です。
色鮮やかで元気が出そうな明るい菜の花は、身近な人を元気づける姿が連想できます。
食用にもなるため、豊穣や恩恵などのポジティブなイメージも強い漢字です。
花言葉は、「快活」「明るさ」。李と同じく花が咲くような笑顔が素敵な姿が思い浮かびます。
可憐で、誰からも愛される人になるようにと願いを込めることができます。
- 杏李(あんり)
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アプリコットとも呼ばれる「杏」を頭字に用いた女の子の名前です。
李と同じく春に咲き実を結ぶ「杏」の花言葉は、「乙女のはにかみ」などです。
香りも良く味も美味しい杏は、李と同じく周囲の人を笑顔にし和ませてくれる魅力を持ちます。
外見だけでなく中身も美しい人に育って欲しいという気持ちを込めることができます。
心身ともに美しく、伸び伸びと育って欲しいという願いを込められる名前です。
- 侑李乃(ゆりの)
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「侑」を頭字に、「乃」を添え字に用いた女の子の名前です。
「侑」には、勧めるや助けるの意味があるため、優しいイメージがある漢字です。
和風なイメージもあるため、「乃」との相性も良い漢字でもあります。
どこかシックで大人っぽい字面の名前であるため、ゆったりとした余裕も感じることができます。
人を助けられる優しさと余裕を持ち、実り豊かな人生を送れるようにと願いを込めることができます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「李」は名前に良くない?名付けの際の注意点
「李」は桜に似た花と実が魅力の漢字ですが、一方で枯れてしまう植物を意味するため名づけに避けられることがあります。
冬には葉が全て落ちてしまう落葉樹でありどんなに花や実を結んでもいつかは枯れてしまうため、衰退や報われない努力などを連想してしまうという人が少なくないようです。
しかし李の実は甘酸っぱくて美味しく、沢山の人が自然と木の下に集まる魅力を秘めています。
「李」は実り豊かな人生を願うにはぴったりな漢字と言えるでしょう。
「李」を使った名前
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前日(4月20日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
3 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
8 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
9 | 彩 | 11 | いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 | |
10 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 |