「泰」の意味、読み方や画数は?泰に込める願い、泰を使った名前一覧

泰

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意味&イメージ
やすい、やすらか。穏やか、安らか、落ち着いている。安心できる、ゆるやか。大きい、広い、豊か。悩みがない、心が穏やかな様子。はなはだしい、きわみ、非常に。おごる、おごりたかぶる。贅沢する。など。
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漢字の意味から「泰」は「おおらか 平和」のイメージがあります。 ▼「泰」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「泰」は、名前として「泰生(たいせい)、泰成(たいせい)、泰丞(たいすけ)、泰鷲(やすわし)、泰誠(たいせい)、泰世(たいせい)、泰介(たいすけ)」などの読み方で使われています。 ▼「泰」を使った名前一覧を見る
画数 10画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あきら・とう・とおる・ひろ・ひろし・やす・やすし・ゆたか・よし
訓読み 【表外読み】やす(い)・ やす(らか)・ おご(る)
音読み タイ
部首 氺(みず/さんずい/したみず)
他字体  異体字・古字
意味 やすい、やすらか。穏やか、安らか、落ち着いている。安心できる、ゆるやか。大きい、広い、豊か。悩みがない、心が穏やかな様子。はなはだしい、きわみ、非常に。おごる、おごりたかぶる。贅沢する。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「泰」の意味

  • やすい。やすらか。おだやか。
  • 大きい。ひろい。おちついている。
  • はなはだしい。きわみ。果て。
  • おごる。おごりたかぶる。

「泰」は、「泰平」「安泰」など安らかで穏やかな様子を意味する漢字です。

また、「泰然」など、大きく広い様子も意味します。

一方で、はなはだしいや極みといった「泰西」や驕るといった意味もあります。

「泰山は土壌を譲らず」の意味

中国山東省にある泰山は、標高が高く美しい山として有名です。

「泰山府君」という神も座す泰山は、「泰山は土壌譲らず」という古いことわざにも登場します。

どんなに小さな土塊でも受け入れて大きくなった泰山から、寛容で度量が広い人は、どんな小さな意見も見逃さずに大きなことを成し遂げるという意味です。

自己の成長や成功のためには、たとえ耳に痛い意見でも受け入れて学ぶことが重要であり、大きな目標に向かって揺るがず進む姿勢を表現していると言えるでしょう。

「泰」の漢字の成り立ち・由来

「泰」は、会意兼形声文字です。

「大」と「廾」と「水」が組み合わさって成り立ちました。

人が両手を広げながら、水を受けて汚れを洗い流す様子を表しており、そこから「広い、豊か」という意味が生まれました。

「泰」のイメージ、名前に込める願い

「泰」という漢字は、さまざまなポジティブなイメージや願いを込めることができる漢字です。

名前に使用することで、安定感と落ち着きを持ち、周囲の人々に慕われる存在に育ってほしいという願いを表現することができます。

平穏で穏やかな人物像

「泰」という漢字は、「泰平」や「安泰」など、世の中が平穏で穏やかな状態を意味する言葉によく用いられます。

このことから、名前に「泰」が使われる場合、安定感のある、落ち着いた性格を持つ人物像がイメージされます。

また、心の広さや深い包容力を持ち、どんな状況でも冷静でいられる姿勢が連想されます。

頼れるリーダーシップ

「泰」は、その名にふさわしい人徳を持つ人物を意味する「泰山北斗」にも使われています。

そのため、この漢字を名付けに使うことで、周囲に頼られる存在や、リーダーシップを発揮する人物に育ってほしいという願いを込めることができます。

しっかりと地に足をつけ、人々を導くことができるような、落ち着いたリーダーをイメージさせます。

豊かで包容力のある性格

「泰」は、「大きい」「広い」という意味を持つことから、物事を寛大に受け入れ、包容力のある性格を表現します。

人の小さなミスや弱さを受け止め、思いやりを持って接することができる、優しい人物像が連想されます。

また、ささいなことに動じず、広い視野で物事を見通す知性を感じさせます。

偉大さと美しさの象徴

「泰山」は中国にある名山で、その景観の美しさや雄大さから、「泰」という漢字には偉大さやスケールの大きさ、美しさといったイメージも含まれます。

名付けに使うことで、どっしりとした安定感を持ち、堂々とした姿勢で人生を歩む人物になってほしいという願いが込められます。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 平和
  • 平穏無事
  • 安全
  • 穏やか
  • 朗らか
  • 優しい
  • 温和
  • 包容力
  • 強さ
  • リーダー
  • 尊敬
  • 美しい
  • 偉大
  • スケールの大きさ

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

平穏無事で穏やかな日々が続く人生になることを願って

温和で優しく、みんなに慕われる人になるように

山のように大きく、寛大な人になるように

「泰」の読み方いろいろ

「泰」の音読みは「タイ」、訓読みは「やす(い)、やす(らか)、おご(る)」です。

名乗りに用いられる読みは、「とう、ひろ、ひろし、やす、やすし、ゆたか、よし」などです。

特に「たい、やす、ひろ」などの読みは、性別問わず名前に人気があります。

泰を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「泰」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

泰成(たいせい)

「成」を用いた男の子の名前です。

「成長」や「成功」から、「大きく健やかに育つように」「努力を重ね、多くの成功を収めることができるように」といった願いを込めることができる漢字です。

「泰」と組み合わせることで、トラブルが少ない平穏な人生や誰かを助ける心優しさなどを思い浮かべることができるでしょう。

ふんわりとした優しい雰囲気を持ち、踏ん張り時に今までの努力を全力で出し切ることもできるはずです。

⇒ 泰成の姓名判断をチェック

颯泰(そうた)

「颯」は、爽やかでスピード感がある様子から、男の子の名付けに人気がある漢字です。

清らかという意味もあるため、純真で誠実なイメージも名前に加えることができるでしょう。

「泰」と組み合わせることで、「安定した人生を送ることができるように」といった願いを込めることができます。

「風のように清らかで優しく、安全な日々を送ることができるように」といった願いが込められる名前と言えます。

⇒ 颯泰の姓名判断をチェック

泰河(たいが)

「泰」に「河」を組み合わせることで、スケールの大きさや壮大なイメージにすることができます。

「大河」と同じ読みであるため、器が大きく少しのことでは動じない人柄も連想できるでしょう。

文化の発展に不可欠な河は、掴みどころがない水から、包容力や柔軟さなども連想できる漢字として人気があります。

「泰」との相性も良く、楽しいことがたくさん訪れる人生を送ることが期待できる名前と言えるでしょう。

⇒ 泰河の姓名判断をチェック

明泰(あきやす)

「明」は「明星」「明朗」などの言葉から、明るく朗らかな印象で人気の漢字です。

「明朗快活な子に成長するように」といった願いを込めることができるでしょう。

「泰」と組み合わせることで、いつも余裕がある人への成長が期待できます。

「明泰」は、衣食住に困ることなく、良縁に恵まれて楽しい人生を送ることを期待できる名前です。

笑顔が愛らしく、多くの人に明るさや幸福を振りまく人物に成長してくれるでしょう。

⇒ 明泰の姓名判断をチェック

泰緒(たお)

「緒」を添字に用いた女の子の名前です。

「緒」には「鼻緒」などの言葉から、なくてはならない物や解決のための糸口といったイメージがあります。

中性的でスタイリッシュな印象もあるため、聡明で理知的な大人っぽい女性が連想できるでしょう。

「泰」と組み合わせることで、「日々を平和に過ごせるように」といった願いを込めることができます。

名前に重厚感もあるため、深みのある人物への成長が期待できるでしょう。

⇒ 泰緒の姓名判断をチェック

「泰」を使った男の子/女の子の名前リスト

男女どちらにも名付けられる名前

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「泰」は名前に良くない?名付けの際の注意点

平和をイメージできる「泰」ですが、驕るという意味もあります。

驕るは、権力や財力に物を言わせて、思い上がった振る舞いをすることであるため、子どもの将来を思ってつける名前には不向きでは?という意見もあるようです。

一方で、「泰」は「泰平」のイメージが強く、驕るというイメージはほとんどありません。

どんな人でも完璧ではないため、調子に乗ったままでいるのか、反省して次へ活かすことができるのかは、その人次第です。

「泰」は子どもの人生が平和なものになることを願うのにぴったりな漢字であるため、自信を持ちましょう。

「泰」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
317
2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
191
3 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
141
4 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
111
5 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
487
6 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
314
7 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
110
8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
243
9 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
325
10 7 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。(時間や場所)において。
137

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