「蔵」の意味、読み方や画数は?蔵に込める願い、蔵を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 物や財産をしまっておく建物、倉庫。品物や財産を納めて保管・蓄える。(仏教)すべてを包み込むもの(三蔵 など…
- 「蔵」は「堅実、裕福、古風・和風」のイメージがあります。
- ▼「蔵」の意味や由来
- 印象・願い
- 大切なものを守り抜く人になるように。知識と経験をたくわえ社会に活かすように。心の宝物を静かに育み表現できるように。
- ▼「蔵」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「蔵」は様々な読み方があり、一文字の名前では「おさむ」など、二文字名は「武蔵(むさし)、咲蔵(さくら)、平蔵(へいぞう)、重蔵(じゅうぞう)」などがあります。
- ▼「蔵」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 15画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | おさむ・ただ・とし・まさ・よし |
| 訓読み | くら【表外読み】おさ(める)・ かく(れる) |
| 音読み | ゾウ【表外読み】ソウ |
| 部首 | 艹(くさ/くさかんむり/そうこう) |
| 学習漢字 | 学習漢字6年 |
| 熟語 | 土蔵(どぞう)・穴蔵(あなぐら)・包蔵(ほうぞう)・死蔵(しぞう)・所蔵(しょぞう)・秘蔵(ひぞう)・埋蔵(まいぞう)・腹蔵(ふくぞう)・無尽蔵(むじんぞう) |
| 他字体 | 藏 異体字・人名用漢字 |
| 意味 | ぞう、くら。荷物を保管しておく場所、おもに火災や盗難から荷物を守るための場所。大切なものを守るもののたとえ。 |
| イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「蔵」の意味
- 物や財産をしまっておく建物、倉庫
- 品物や財産を納めて保管・蓄える
- (仏教)すべてを包み込むもの(三蔵など)
「蔵」は、本来「物をしまっておく場所」、すなわち倉や土蔵を指す漢字です。
そこから派生して、中に納めて保管・蓄えること、あるいは人目につかないように隠しておくという動作も表します。
比喩的には、思いや考えを心の奥に秘めるという意味でも用いられます。
さらに仏教では、教えや経典を収める「三蔵(経蔵・律蔵・論蔵)」の語に見られるように、すべてを包み込むものという意味合いもあります。
このように「蔵」には、大切なものを守り伝えるという深いイメージが込められています。
「蔵」のイメージ、名前に込める願い
「蔵」は“価値あるものを静かに守り育む場所”を示す漢字です。
昔の土蔵や米蔵のイメージから、堅実さ・裕福さ・落ち着きといった印象が生まれます。
さらに「心に秘める」「たくわえる」といった意味から、知識や思いやりを内側で熟成させる人物像も想像できます。
ひと目につかないところで努力し、時機が来たら力を発揮する──そんな奥ゆかしさと確かさを感じさせる漢字です。

大切なものを守り抜く人になるように
「蔵」には財産や宝物を安全に保管する倉のイメージがあり、転じて“信念や仲間を守り抜く強さ”を願うことができます。
堅牢な蔵は外の変化に動じず中身を守り続けます。その姿に重ね、逆境に負けず、大切な人や価値観を守る芯の強さを託せます。

知識と経験をたくわえ社会に活かすように
「蔵」には「蓄える・保存する」という意味があります。学びや経験を時間とともに熟成させ、必要なときに取り出して活かせる人物像をイメージできます。
表に出す前にじっくり磨きをかける姿勢は信頼を集め、堅実で頼りにされる存在へと成長することを期待できます。

心の宝物を静かに育み表現できるように
蔵が「内に秘める場所」であることから、“人知れず磨いた感性や創造力を、ふとした瞬間に輝かせる”という独自の願いも込められます。
外からは見えにくい感情や芸術的才能をゆっくり育て、成熟したときに世に出して彩りを与える──そんな新しい視点を持った生き方を後押しします。
「蔵」を使った名前
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前日(12月27日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 3 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 5 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 6 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 7 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 8 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
| 9 | 橙 | 16 | だいだい。ミカン科ミカン属の果物、お正月の鏡餅やしめ縄中央の飾りなどに使われる。先祖代々栄えるとかけて縁起のよい果物とされる。 | |
| 10 | 桜 | 10 | さくら、バラ科の落葉小高木。しなみざくらや中国原産のゆすらうめを指すことも。桜色の略。 |
