「蔵」の意味、読み方や画数は?蔵に込める願い、蔵を使った名前一覧

蔵

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意味・イメージ
物や財産をしまっておく建物、倉庫。品物や財産を納めて保管・蓄える。(仏教)すべてを包み込むもの(三蔵 など…
「蔵」は「堅実、裕福、古風・和風」のイメージがあります。
「蔵」の意味や由来
印象・願い
大切なものを守り抜く人になるように。知識と経験をたくわえ社会に活かすように。心の宝物を静かに育み表現できるように。
「蔵」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「蔵」は様々な読み方があり、一文字の名前では「おさむ」など、二文字名は「武蔵(むさし)、咲蔵(さくら)、平蔵(へいぞう)、重蔵(じゅうぞう)」などがあります。
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画数 15画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり おさむ・ただ・とし・まさ・よし
訓読み くら【表外読み】おさ(める)・ かく(れる)
音読み ゾウ【表外読み】ソウ
部首 艹(くさ/くさかんむり/そうこう)
学習漢字 学習漢字6年
熟語 土蔵(どぞう)・穴蔵(あなぐら)・包蔵(ほうぞう)・死蔵(しぞう)・所蔵(しょぞう)・秘蔵(ひぞう)・埋蔵(まいぞう)・腹蔵(ふくぞう)・無尽蔵(むじんぞう)
他字体  異体字・人名用漢字
意味 ぞう、くら。荷物を保管しておく場所、おもに火災や盗難から荷物を守るための場所。大切なものを守るもののたとえ。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「蔵」の意味

  • 物や財産をしまっておく建物、倉庫
  • 品物や財産を納めて保管・蓄える
  • (仏教)すべてを包み込むもの(三蔵など)

「蔵」は、本来「物をしまっておく場所」、すなわち倉や土蔵を指す漢字です。

そこから派生して、中に納めて保管・蓄えること、あるいは人目につかないように隠しておくという動作も表します。

比喩的には、思いや考えを心の奥に秘めるという意味でも用いられます。

さらに仏教では、教えや経典を収める「三蔵(経蔵・律蔵・論蔵)」の語に見られるように、すべてを包み込むものという意味合いもあります。

このように「蔵」には、大切なものを守り伝えるという深いイメージが込められています。

「蔵」のイメージ、名前に込める願い

「蔵」は“価値あるものを静かに守り育む場所”を示す漢字です。

昔の土蔵や米蔵のイメージから、堅実さ・裕福さ・落ち着きといった印象が生まれます。

さらに「心に秘める」「たくわえる」といった意味から、知識や思いやりを内側で熟成させる人物像も想像できます。

ひと目につかないところで努力し、時機が来たら力を発揮する──そんな奥ゆかしさと確かさを感じさせる漢字です。

大切なものを守り抜く人になるように

「蔵」には財産や宝物を安全に保管する倉のイメージがあり、転じて“信念や仲間を守り抜く強さ”を願うことができます。

堅牢な蔵は外の変化に動じず中身を守り続けます。その姿に重ね、逆境に負けず、大切な人や価値観を守る芯の強さを託せます。

知識と経験をたくわえ社会に活かすように

「蔵」には「蓄える・保存する」という意味があります。学びや経験を時間とともに熟成させ、必要なときに取り出して活かせる人物像をイメージできます。

表に出す前にじっくり磨きをかける姿勢は信頼を集め、堅実で頼りにされる存在へと成長することを期待できます。

心の宝物を静かに育み表現できるように

蔵が「内に秘める場所」であることから、“人知れず磨いた感性や創造力を、ふとした瞬間に輝かせる”という独自の願いも込められます。

外からは見えにくい感情や芸術的才能をゆっくり育て、成熟したときに世に出して彩りを与える──そんな新しい視点を持った生き方を後押しします。

「蔵」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
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168
7 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
288
8 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
461
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26
10 10 さくら、バラ科の落葉小高木。しなみざくらや中国原産のゆすらうめを指すことも。桜色の略。
152

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