「啓」の意味、読み方や画数は?啓に込める願い、啓を使った名前一覧

啓

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意味&イメージ
ひらく。開ける、開放する。教え導く、諭す、理解させる。物事を始める、物事を起こす。 さきばらう、先に立って導く、先に立って人を払う。軍の先鋒。申す、申し上げる。出発する、身分の高い人の外出。など。
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漢字の意味から「啓」は「リーダー 聡明」のイメージがあります。 ▼「啓」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「啓」は様々な読み方があり、一文字の名前では「けい、ひろむ、はじめ、ひろ」など、二文字名は「啓太(けいた)、啓人(けいと)、啓人(かいと)、啓人(ひろと)」などがあります。 ▼「啓」を使った名前一覧を見る
画数 11画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あき・あきら・さとし・たか・のぶ・のり・はじめ・はる・ひ・ひら・ひらき・ひろ・ひろし・ひろむ・ゆき・よし
訓読み 【表外読み】ひら(く)・ もう(す)
音読み ケイ
部首 口(くち/くちへん)
熟語 天啓(てんけい)・拝啓(はいけい)
他字体  異体字・本字
意味 ひらく。開ける、開放する。教え導く、諭す、理解させる。物事を始める、物事を起こす。 さきばらう、先に立って導く、先に立って人を払う。軍の先鋒。申す、申し上げる。出発する、身分の高い人の外出。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「啓」の意味

  • ひらく。教え導く。
  • あける。開放する。先ばらいをする。
  • 申す。申し上げる。
  • 出発する。

「啓」という漢字は、「啓示」「啓発」という言葉にあるように「わからないことを教えて導く」という意味や、「ひらく」「開放する」などの意味を持っています。

「申す」「申し上げる」という「言うの謙譲語」という意味も持っています。

神仏に願いを申し述べる「啓白」や、つつんで申し上げるという意味の「拝啓」などの言葉に使われており、相手を敬う気持ちが込められています。

「啓」の漢字の成り立ち・由来

「啓」という漢字は「戸」「攵」「口」と3つの組み合わせで成り立っています。

由来は諸説ありますが、「戸」は神棚の扉、「攵」は手を、「口」は神様への祈りに用いる器を意味しており、この組み合わせにより「神棚に向かってお祈りをする」様子を表しているとされています。

ここから、神棚の扉を「ひらく」、口を開いて「申し上げる」、神様が「教え導く」などの意味が生まれました。

「啓」のイメージ、名前に込める願い

「啓」という漢字は、その由来に神様に関わっていることから、神聖な雰囲気や、神聖な力、縁起の良さを感じさせます。

「教え導く」という意味からは、賢さや頭の良さ、知的な雰囲気を感じさせます。賢さだけではなく、謙虚さも兼ね備えた漢字だと言えます。

「ひらく」という意味も持っていることから、目の前が開ける、視界が開けて明るくなるようなポジティブなイメージも持っています。

  • 賢い、知的
  • 聡明
  • 自立
  • 前向き、前進
  • 謙虚さ
  • 自信
  • リーダー

これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

周りから慕われる人になるように

知的で聡明な雰囲気をもった人になるように

自分に自信を持って前に進んで欲しい

「啓」の読み方いろいろ

「啓」の読み方は、音読みが「ケイ」、訓読みは「ひら(く)、もう(す)」、名前に使われる名のりでは「あき、あきら、さとし、たか、のぶ、のり、はじめ、はる、ひ、ひら、ひろ、ひろし、ひろむ、よし」など多くの読み方で使われています。

「啓」は「ケイ」の読みで用いられる場合が一番多いようです。

他の漢字と組み合わせがしやすく、多くは二文字や三文字の名前の頭文字に使われています。

「ケイ」という読みの響きは、男女ともに人気があり、様々な漢字で用いられています。

読み方が多いのは良い面も悪い面も

読み方のバリエーション、名のりの読みが非常に多いというのが「啓」の漢字のポイントです。

様々な漢字と組み合わせて、様々な読みで用いることができます。

それだけ名前に人気の漢字だと言えますが、読み間違いをされやすいと言う面も含んでいます。

名づけた名前には他にどのような読みができるのか、確認しておくと良いでしょう。

啓を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「啓」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

啓太(けいた)

「大きい」という意味を持つ「太」を組み合わせた名前です。太陽の明るさや安心感をイメージさせる漢字です。

また、止め字の「た」は男の子の名前に人気があります。

「啓」と組み合わせることにより、よりポジティブなイメージが広がります。

「賢く逞しく育って欲しい」「活発で周りを引っ張っていける人になるように」などの願いが込められます。

⇒ 啓太の姓名判断をチェック

啓士郎(けいしろう)

「士」は「立派な人」「兵士」などの意味を持つ漢字です。

「郎」は「男の人」「良い男」を表しています。

「士郎」の組み合わせで立派な良い男の人を意味しており、名付けでも多く用いられている人気の組み合わせです。

「周囲から愛され、尊敬される立派な人になるように」などの願いが込められます。

⇒ 啓士郎の姓名判断をチェック

啓子(けいこ)

「子」という漢字は、子どもの子に使われているように、小さく可愛い存在や、女性の象徴として用いられています。

また「子孫繁栄」の願いが込められた縁起の良い漢字とも言われています。

「けいこ」という昔からある読みの響きは古風な雰囲気があり、近年この古風さが人気となっています。

「聡明でおしとやかな女性に成長するように」などの願いが込められます。

⇒ 啓子の姓名判断をチェック

啓乃(あきの、ひろの)

「啓」を「あき」の読みで用いた名前です。

「乃」という漢字は「すなわち」という意味を持ち、「の」という読みは名前の止め字として特に女の子に人気があります。

大きな意味を持たない漢字なので、頭文字の「啓」を強調させ、女性らしさを加えてくれます。

「賢さと謙虚さを持った、周囲に愛される人になるように」などの願いが込められます。

⇒ 啓乃の姓名判断をチェック

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「啓」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
306
2 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
139
3 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
484
4 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
105
5 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
305
6 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
187
7 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
323
8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
239
9 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
103
10 11 いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。
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