「犀」の意味、読み方や画数は?犀に込める願い、犀を使った名前一覧

犀

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意味・イメージ
獣の名。サイ。するどい。かたい。 など…
「犀」は「秋」のイメージがあります。
「犀」の意味や由来
印象・願い
金木犀のように愛される人になれるように。朗かで、幸福に満ちた人生を歩めるように。美しい秋に生まれたことを忘れないように。
「犀」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「犀」は様々な読み方があり、一文字の名前では「せい、さい」など、二文字名は「犀良(せいら)、凱犀(かいせい)、一犀(いっせい)、琉犀(りゅうせい)」などがあります。
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画数 12画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり かた
訓読み かた(い)・するど(い)
音読み サイ・セイ
部首 牛(うし/うしへん)
他字体
意味 せい、さい。サイ科の哺乳動物の総称。硬い、するどい。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「犀」の意味

  • 獣の名。サイ。
  • するどい。かたい。

「犀」は、動物のサイを意味する漢字です。

サイの硬い皮膚や角から、するどいやかたいという意味も持ちます。

金木犀の花言葉

秋になると良い香りが漂う金木犀の花言葉は、「謙虚」「謙遜」「真実」などです。

オレンジがかった小さな花をたくさん咲かせ、中国では金木犀の開花は幸せを呼ぶと言われています。

防風林として庭に植えている家も多いため、金木犀が咲くと秋の訪れを感じる人も多いでしょう。

香りは癒しをもたらすため、ハンドクリームやアロマなどにも使われます。

ちなみに、淑やかな美しさが魅力の銀木犀は、金木犀の基本種に当たる樹木です。

「犀」の漢字の成り立ち・由来

「犀」の成り立ちは諸説あります。

一説では「尾」と「牛」が組み合わさったとされており、角のある牛=サイを表すとされています。

「犀」のイメージ、名前に込める願い

「犀」は、金木犀のイメージから秋を連想することのできる漢字です。

会うのを楽しみにしていた我が子が誕生した季節につなんだ漢字を名前に用いるケースは少なくありません。

小さく可愛い花が咲き乱れ、秋の訪れの代名詞といえる金木犀の「犀」は、秋に生まれた子にぴったりの漢字と言えるでしょう。

芳香から、癒しや人の心を掴むことができる魅力も連想できます。

金木犀の花言葉から、謙虚で慎み深い人になるようにという願いも込められるでしょう。

幸せを呼ぶ木であるため、人生に幸福が舞い込むようにといったイメージもできます。

庭木として目にすることも多いため、人の役に立てるような人、優しく丈夫に成長できるといった様子もうかがえる漢字です。

香りが風に乗ってふわりと流れる様は、淑やかさや朗らかな気持ちになります。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 可愛い
  • 愛らしい
  • 淑やか
  • 癒し
  • 魅力
  • 馴染み深い
  • 健康
  • 成長
  • 謙虚
  • 慎み深い
  • 幸福
  • 秋・自然

これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

金木犀のように愛される人になれるように

朗かで、幸福に満ちた人生を歩めるように

美しい秋に生まれたことを忘れないように

「犀」の読み方いろいろ

「犀」の音読みは「せい、さい」です。名乗りに用いられる読みは、「かた」です。

性別問わず名付けに使える「犀」は、「犀良(せいら)」「壱犀(いっせい)」などの名前に用いられます。

犀を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「犀」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

犀(せい、さい)

「犀」を1文字で名付けることで、秋らしさや中性的でおしゃれなイメージを与えることができます。

金木犀や銀木犀を連想できるため、周りの人に覚えてもらいやすくなるでしょう。

人気がある樹木であることから、魅力あふれる人になるようにといった想いを名前に込めることができます。

ふわりと香る芳香から、温和で一緒にいて癒される人に成長できるようにという願いが込められる名前です。

⇒ 犀の姓名判断をチェック

犀矢(せいや)

「や」の読みで人気のある「矢」を添字に用いた男の子の名前です。

矢は、魔を退けるために欠かせない縁起物です。お正月に見たことがある人も多いでしょう。

「犀」も縁起物である金木犀を連想しやすいため、祝福が多い人生を歩めるようにといった想いを込めることができます。

また「矢」は画数が少ないため、「犀」と組み合わせることでメリハリのある名前になります。

「せいや」の読みもクールで、清らかな印象になります。

⇒ 犀矢の姓名判断をチェック

犀蔵(さいぞう)

「蔵」を添字に用いた男の子の名前です。

大切な物を保管するための「蔵」は、温和で芯が強い様子を連想できます。

土地が広くなければ建てられないため、財や豊かさもうかがえる感じです。

「金木犀」同様、日本では見る機会が少なくないことから、親しみやすさや和風なイメージを持つ名前です。

古風なイメージ以外にも、守る、保管するという役割から、頼りにされる優しい人柄を持つ人に成長して欲しいという願いが込められます。

⇒ 犀蔵の姓名判断をチェック

犀蘭(せいらん)

「蘭」を添字に用いた女の子の名前です。金木犀が秋の花なら、蘭は春が旬の花です。

特にプレゼントとしても人気の胡蝶蘭は、蝶が飛んでいるかのような姿から幸せを呼ぶとされています。

開花すると幸せをもたらすとされる金木犀と同じため、縁起が良く華やかな名前といえるでしょう。

見た目も可愛らしく、「せいらん」の読みは海外でも通じます。

魅力的で、幸福に溢れた人生を歩めるようにといった願いが込められます。

⇒ 犀蘭の姓名判断をチェック

七犀(ななせ)

「七」を頭字に用いた女の子の名前です。

「なな」の読みで人気の「七」は、ラッキー7が連想できる漢字です。

幸運に恵まれる人生を歩めるように、といった願いを名前に込められると人気があります。

メリハリがあるため、スタイリッシュで整った印象の名前です。可愛らしさや癒しも感じられる名前といえるでしょう。

優しく幸せが溢れるようにという、願いが込められます。

⇒ 七犀の姓名判断をチェック

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「犀」は名前に良くない?名付けの際の注意点

「犀」は、金木犀を連想できる素敵な漢字です。

しかし、動物のサイを意味するため、あまり良くないという意見もあるようです。本能を優先し、気性が荒い種類もいる動物を意味する漢字は、人の名前に向かないという考えがあります。

金木犀も、花が散ってしまう植物であることにネガティブなイメージを持つ人も少なくないでしょう。

しかし男の子の名前に「馬」が多いように、必ずしも動物の漢字だからといって避ける必要はありません。

サイは心優しく、時には勇敢な動物です。「犀」を用いた名前は、金木犀のように愛らしくなるでしょう。

「犀」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
194
2 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
141
3 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
491
4 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
333
5 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
113
6 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
317
7 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
243
8 14 はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。
109
9 11 ただ、限定や強調を表す語。それだけ、ただひとつ。はい、返事、すぐに答える承諾の返事。
44
10 8 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。
42

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