「雨」の意味、読み方や画数は?雨に込める願い、雨を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- う、さめ、あめ。空から降ってくる水滴、恵みや恩恵、絶え間なくふりそそいでくるもののたとえ。など。
- ▼「雨」の漢字データを見る
- 漢字の意味から「雨」は「幻想的 希望 自然 夏」のイメージがあります。 ▼「雨」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「雨」は様々な読み方があり、一文字の名前では「うるる」など、二文字名は「雨音(あまね)、氷雨(ひさめ)、紫雨(しぐれ)、雨音(あまね)」などがあります。 ▼「雨」を使った名前一覧を見る
画数 | 8画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | さめ・ふる |
訓読み | あめ・あま |
音読み | ウ |
部首 | 雨(あめ/あめかんむり) |
学習漢字 | 学習漢字1年 |
熟語 | 山雨(さんう)・白雨(はくう)・村雨(むらさめ)・降雨(こうう)・時雨(じう/しぐれ)・梅雨(ばいう/つゆ)・陰雨(いんう)・晴雨(せいう)・煙雨(えんう)・慈雨(じう)・零雨(れいう)・雷雨(らいう)・暮雨(ぼう)・霖雨(りんう)・豪雨(ごうう)・暴風雨(ぼうふうう)・櫛風沐雨(しっぷうもくう) |
他字体 | |
意味 | う、さめ、あめ。空から降ってくる水滴、恵みや恩恵、絶え間なくふりそそいでくるもののたとえ。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「雨」の意味
- あめ。あめふり。
- 上空の水蒸気が高所で凝結し、水滴となって地上まで落ちてくる現象
- あめの降る日。雨天。
- 絶え間なく降り注ぐ、または落ちてくるもののたとえ
- 潤す
「雨」は、空で雲が発生しやがて地上に水滴が落ちてくる気象現象です。
「雨」の降る空は雨空、雨天とも言います。
シトシト、ポツポツ、ザーザーなど日本には雨を連想させる擬声音が多くあります。
止まることがない涙などを、絶え間なく天から落ちてくる雨のようだと例えられることもあるります。
雨を表現する熟語は多い
地理的に雨が多い日本は海外とは違い、雨を楽しみ慈しむ文化に恵まれています。
春雨、麦雨、秋雨、時雨など季節ごとに雨を意味する熟語も溢れており、知れば知るほど雨は美しく愛されてきた歴史があるのだと実感できるでしょう。
生命活動に欠かせない雨
海で生まれた雲が停滞し雨を降らせることで大地が潤い、人々が生きるのに必要な水や作物を育てるため潤すの意味もあります。
私たちが普段生活している中で何気なく降る雨ですが、もし降らなくなれば大変な事態にあることは間違いありません。
「雨」のイメージ、名前に込める願い
「雨」は、沢山の風流な熟語がある漢字です。
梅雨、五月雨、時雨、霧雨、春雨、村雨、白雨、飛雨など雨関連の熟語は、100以上あると言われています。
桜の花が咲く頃に降る雨は「花の雨」と言い、可愛らしいだけでなく春らしさも感じられる言葉です。
それぞれの季節特有の雨があるので、季節感だけでなく癒しや上品さ、趣も感じられるでしょう。
子どもがカッパと長靴を履いてはしゃぐ姿も想像出来るので、元気、活発、楽しいなども連想できます。
恵みの雨=優しさ、癒しのイメージ
昔から適度に降る雨は恵みとされてきました。
厚い雲からシトシトと降って来る雨は、大地を癒し草木の成長を促しやがて大輪の花や実を結ばせます。
春の花の開花を促すように降る雨は、「育花雨」と言います。
困っている誰かに手をさし伸ばせるような優しさや逞しさを思い浮かべられるでしょう。
透明な雨は、純粋さや素直さも連想できます。道行く人たちが差すカラフルな傘も雨天でしか見られない特別な光景です。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 恵み
- 豊か
- 成長
- 生命力
- 健康
- 季節感
- 情緒
- 趣
- 上品
- 繊細
- 爽やか
- 癒し
- 素直
- 純粋
- 力強い
- 逞しい
- 優しい
- 透明感
- カラフル
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

恵みの雨のように人々を癒し助けられる存在になれるように

雨のように風流かつ上品で自分なりに日常を楽しめる心根の持ち主になれるように

季節感を大切できる才能あふれる人に育つように
「雨」の読み方いろいろ
「雨」の画数は8画。小学校1年生で習う漢字です。
「雨」の音読みは「ウ」、訓読みでは「あめ、あま」と読みます。名前に使える読み方は「さめ、ふる」です。
雨は漢字の中でも特殊な読み方が多い漢字です。
「秋雨(あきさめ)」「時雨(しぐれ)」「雨久花(みずおあい)」「雨打(ゆた)」などの読み方あります。
名付けで人気の読み方は?
女の子の名付けでは響きが可愛い「あ、う」、男の名前では爽やかな響きになる「あま、う、さめ」などが人気です。
シンプルな「あめ」の響きで1文字でも名付けられます。
雨は人々に恵みをもたらすものとされてきたので、植物や雨の情景を思い描けるような漢字との相性が抜群です。
雨の漢字の成り立ち・由来
「雨」は象形文字から生まれた漢字です。
天の雲から水滴がしたたり落ちる様子を表した象形文字の形が変化し、今の「雨」の形になったと言われています。
「あめ」を意味し、後に「⻗(あめかんむり)」も成り立ちました。
「雨」から生まれた「⻗」は、気象現象を意味する多くの漢字に使われています。
雷、霙(みぞれ)、雹((ひょう)霞、(かすみ)、靄(もや)などが馴染み深いでしょう。
雨」は神様からの恵み
多くの人が土から離れた現代において、雨は鬱陶しく感じるものに変化しました。
しかし、農業を営み土と密接に生活をしている人にとって、雨は農作物や木々の成長を助けてくれるなくてはならないものです。
干ばつが続くと飲み水を確保するために雨を天に乞うため、人々は雨乞いの儀式や雨を降らせる神様である龍神も祀ってきました。
特に春に降る雨である春雨は、花の父母と言われます。
日照りが続く中で降る恵みの雨は「慈雨」とも呼ばれ、大地を潤すのに不可欠な現象なんです。
「雨」の漢字の説明の仕方
- あめの「雨」
- 時雨の「雨」
- 坂本美雨の「雨」
「雨」を使った熟語
- 霖雨蒼生(りんうそうせい)
- 苦しんでいる人に向けて救いの手を差し伸べること、また民の苦しみを救う慈悲深い人のことです。
「霖雨」とは日照りなどで飲み水が不足した人々の渇きを癒し、植物を育成するのに不可欠な雨のことです。
特に三日以上降り続く恵みの長雨を指します。
「蒼生」とは青々と茂る草木を意味し転じて、万民を意味するようになりました。
多くの人民を救う意味から、政策の改善を願う例文などでもよく用いられます。 - 菜種梅雨(なたねづゆ)
- 3月中旬から4月上旬にかけて菜の花が咲く時期に降る暖かい雨のことです。
菜の花を菜種と呼ぶのは、野菜としてだけでなく種から油が採れることに由来します。
「春の長雨」とも言い、特にこの時期には関東平野などで北東風が吹きやすく前線が停滞しやすくなるため雨や雲が多い日が増えるようになります。
天候が不安定になりやすいため、春雷も発生しやすい時期です。
「雨」を使ったおすすめの名前~名前の由来&意味付け~
「雨」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
「雨」が付く女の子の名前(由来&意味付け)
紫雨(しう)

女の子の名前でも人気の漢字である「紫」と組み合わせた名前です。
赤と青が混ざり合うことでできる紫は、古来よりとても高貴な色とされてきました。
聖徳太子が定めた冠位十二階では最上級の色です。
古代ローマ帝国でも紫色は特権階級の色とされ、王侯貴族などのやんごとない生まれの貴人にのみ身に着けることが許されていました。
虹色の雲が美しい紫雲は吉兆の象徴でもあるので、雨とのつながりも深い漢字です。
上品で気品に満ちていて恵みをもたらせるような優しい女性になれるように、と願いが込められています。
おすすめの名前ピックアップ
「雨」が付く男の子の名前(由来&意味付け)
雨京(うきょう)

古風な印象を与える「京」と組み合わせた男の子の名前です。「京」は都の意味も持ちます。
常に経済や政治、流行の発信地である都は、最先端の技術や優秀な人が集まっているイメージです。
日本らしい「うきょう」の響きが特に印象的で、上品さも感じられるでしょう。
義理人情を大切にする古風な面も持ち大地を潤す雨のように社会の中心で活躍する人になれるように、と願いが込められています。
おすすめの名前ピックアップ
「雨」を使った名前
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前日(4月24日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
3 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
6 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 彩 | 11 | いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 | |
10 | 唯 | 11 | ただ、限定や強調を表す語。それだけ、ただひとつ。はい、返事、すぐに答える承諾の返事。 |