「美」の意味、読み方や画数は?美に込める願い、美を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- 見た目において美しい、きれい、かわいい、立派であること。色や形、音などが気持ちよく感じられる様子。褒める、たたえる。(食べ物が)うまい、おいしいなど。
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- 漢字の意味から「美」は「可愛い 美しい」のイメージがあります。 ▼「美」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「美」は、名前として「美月(みつき)、美結(みゆ)、美桜(みお)、美羽(みう)、美緒(みお)、美咲(みさき)、美琴(みこと)」などの読み方で使われています。 ▼「美」を使った名前一覧を見る
画数 | 9画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | うま・うまし・きよし・とみ・はし・はる・ふみ・みつ・よ・よし・よしみ |
訓読み | うつく(しい)【表外読み】よ(い)・ ほ(める) |
音読み | ビ【表外読み】ミ |
学習漢字 | 学習漢字3年 |
熟語 | 甘美(かんび)・華美(かび)・善美(ぜんび)・頌美(しょうび)・賞美(しょうび)・賛美(さんび)・耽美(たんび)・褒美(ほうび)・審美(しんび)・優美(ゆうび)・醜美(しゅうび)・艶美(えんび) |
他字体 | |
意味 | 見た目において美しい、きれい、かわいい、立派であること。色や形、音などが気持ちよく感じられる様子。褒める、たたえる。(食べ物が)うまい、おいしい |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「美」の意味
- 見た目に素晴らしい、形が良い、綺麗である
- 良くする、美しくする
- 美味い、おいしい、味わいが素晴らしい
- 褒める、褒め称える
- 立派である、優れている、正しい
「美」という漢字は、人であったり物であったり、心や態度にまでも何にでも組み合わせ素晴らしさを表現することが出来ます。悪い意味で使われることが無い代表的な漢字なのではないでしょうか。
古代中国では大きく立派なものが美しいもの、そして美しいものは善いものである、という意味があったようですが、現在では大きさに関わらず、小さいものでもシンプルなものでも美しいと言えます。
「美」の概念は時代により、また人により変化するものかもしれませんが、太古の昔から多くの人々が目指してきたものであることには変わりありません。
美の漢字の成り立ち・由来
「美」という漢字は「羊」+「大」という意味のある二つの漢字を組み合わせて出来たと言われています。
羊は古代中国では神事に使われるものとしても、食用としてもとても大事な生き物でした。その貴重な羊は大きければ大きいほど善いものだ、ということから、「大きくて立派な羊」=「美しい」という意味に繋がっていきました。
「羊」は善いもの、幸運のシンボル、美しいものの代表として捉えられていたため「善」や、めでたいことを意味する「祥」などの漢字に羊が使われているという説もあります。「美」はこの羊を使った漢字の代表とも言えます。
「美」のイメージ、名前に込める願い
様々な物に対して使われる美という漢字は、名前に付けた場合でも、見た目の美しさだけではなく、心の美しさ、優秀さ、また過ごす日々の美しさをも表すことが出来ます。
これらのことから、このような願いを込める事が出来ます。

女性らしい人になるように

見た目や立ち振る舞いも美しく綺麗な人になるように

綺麗な心を持った人になるように

外見と心を磨く、向上心に溢れた人になるように
「美」という漢字の特徴は、左右対称でバランスが良く、左右に大きなはらいがあり伸びやかで、その名の通りに見た目にも美しい漢字であることです。
それだけではなく、名前の先頭でも中間でも止め字に使っても収まりが良いです。
そのため、色んな漢字との組み合わせが可能であり、組み合わせる漢字により様々な願いを込めた名前にすることができます。
悪い意味で使われることが無く、そのまま美しいという意味を持つ美という漢字は、見た人が一瞬で、女性らしさや美しさ麗しさをイメージできるという特権を持つ貴重な漢字であるとも言えます。
そういう特権を持ちながらも、一般的で色んな意味が込められるため、名前負けを気にすることなく活用できる漢字です。
そのため、美の付く名前は名前ランキングでも毎年のようにトップ10入りしており人気となっています。
「美」の読み方いろいろ
「美」は様々な読み方ができる漢字です。音読みでは「ビ」、訓読みでは「うつく(しい)」、「うま(い)」、「よ(い)」。
また、名前に使うことが出来る名乗りでは「あい、うまし、きよし、し、とみ、はし、はる、ふみ、み、みつ、よ、よし、よしみ」と実に様々あります。
女性の名前のイメージのある漢字ですが、実は男性の名前にもよく美は使われています。
女性の場合は「ミ」という可愛らしい響きで使われることが多いですが、男性の場合は「ヨシ」と読むことが多く、また「ミ」も使われます。例えば「美彦(よしひこ)」、「勝美(かつみ)」、「喜美雄(きみお)」などがあります。
「美」を名前に使う際の注意点
「美」という漢字は純粋に良い意味しか持たないため、名付けの際にも特に注意する点はありませんが、男の子の名前に付ける際には少し考慮が必要かもしれません。
漢字のイメージとして、綺麗、かわいい、美しい等どうしても女性らしさが先に浮かびます。
しかし、美の持つ外見を表すだけでは無い、内面や振る舞いの美しさをも表す奥深い意味から、男の子の名前にも「美」を付けたいと考える方はいらっしゃいます。女性に間違われるのを避けたい場合は、「美翔(よしと)(よしき)」、「美将(よしまさ)」、「美勇斗(みゅうと)」などの男性らしい漢字と組み合わせるのがお勧めです。
「美」の漢字の説明の仕方
- 美しい、美人の美
- 中山美穂の美
- 浜辺美波の美
「美」を使った熟語
- 美意延年(びいえんねん)
- 心配事も無く楽しい心のまま生きれば、自然に長生きできるという意味の四字熟語。「美」は楽しむ、「意」は心、「延年」は長生きすること。
- 全十美(じゅうぜんじゅうび)
- 完全で全く欠点の無いこと。不十分な部分が無く完全であること。「十全」と「十美」はいずれも、少しの欠点もなく完璧であり、非の打ち所の無い様を表しています。例えば「十全十美な仕上がり」、「十全十美な準備」など、完全無欠と同じような意味で使われます。
「美」を使ったおすすめの名前
女の子の名前
美月(みつき、みづき)

月は女の子の名付けの中でも人気の漢字です。月には神秘的な雰囲気もあり、美しさと奥ゆかしさをイメージさせます。この月に、さらに美という漢字を組み合わせた、穏やかな美しさと聡明な雰囲気を持つ名前です。
結美(ゆみ、ゆうみ、ゆいみ)

結という漢字は、むすぶ・つなぐ、という意味があり名付けに人気の漢字です。人との結びつき、努力が実を結ぶという願いを込めることが出来ます。この結に美を組み合わると、とても響きの可愛らしい名前になります。
おすすめの名前ピックアップ
男の子の名前
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「美」を使った名前
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前日(4月20日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
2 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
3 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
8 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
9 | 彩 | 11 | いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 | |
10 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 |