「寧」の意味、読み方や画数は?寧に込める願い、寧を使った名前一覧

寧

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意味&イメージ
やすい、やすらか、心が穏やかな状態、落ち着いていること。安心させる、落ち着かせる。ねんごろ、親しい様子。心がこもっている。むしろ、どちらかといえば。など。
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漢字の意味から「寧」は「おおらか 優しい」のイメージがあります。 ▼「寧」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「寧」は、名前として「寧々(ねね)、寧音(ねね)、心寧(ここね)、天寧(あまね)、夏寧(なつね)、彩寧(あやね)、桃寧(もね)」などの読み方で使われています。 ▼「寧」を使った名前一覧を見る
画数 14画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり さだ・しず・ね・やす・やすし
訓読み 【表外読み】やす(い)・ ねんご(ろ)・ むし(ろ)・ なん(ぞ)・ いずく(んぞ)
音読み ネイ【表外読み】デイ・ ニョウ
部首 宀(うかんむり)
熟語 丁寧(ていねい)・仮寧(けにょう)
他字体  異体字・本字
意味 やすい、やすらか、心が穏やかな状態、落ち着いていること。安心させる、落ち着かせる。ねんごろ、親しい様子。心がこもっている。むしろ、どちらかといえば。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「寧」の意味

  • やすい。安んじる。安らかに落ち着いている。
  • ねんごろ
  • むしろ。どちらかというと。
  • なんぞ。いずくんぞ。
  • 里帰りする

「寧」という漢字は「安らか」という意味を持っています。

「安らか」とは、「安寧(あんねい)」という言葉に使われているように、「何の心配もない様」「ゆったりと落ち着いている様」を表します。

「ねんごろ」という意味を持っていますが、これは「丁寧(ていねい)」という意味で「心がこもっていて、細かいところまで気をくばること」を表します。

「むしろ(~より~が良い」という選択の助詞。

「なんぞ(どうして~だろうか)」などの反語の助詞でも用いられています。

「寧」の漢字の成り立ち・由来

「寧」という漢字は「宀+心+皿+示」の組み合わせで成り立っています。

「宀(うかんむり)」は屋根を表し、「心」は心臓を表しています。

由来は諸説ありますが、一説には「宀+心+皿」で屋内に食器を置き、落ち着いている様子を表し、そこに「神様にささげものをする台」という意味の「示」を組み合わせることで、「神に願い事をして心安らかにしている」という意味が生まれ、そこから「寧」という漢字が「安らか」という意味で使われるようになったとされています。

「寧」の名前の意味やイメージ、込める願い

「寧」の持つ「安らかに落ち着いている」という意味からは、「穏やかな心」「あたたかく優しい心」など、とても落ち着いた平和な雰囲気をイメージさせます。

「寧」という漢字は「安寧(あんねい)」という言葉にも使われています。

この言葉から、この先の人生が何の心配事もなく、順調に進んでいくようにと願いを込めることができます。

「ゆったりと落ち着いている」という意味からは、心の余裕を感じさせます。

心の余裕は自分のことだけではなく、周囲の人にも気を配ることができる、周囲の人も幸せにできる、そんな人を想像できます。

  • 安心
  • 平和
  • 温厚
  • 安らか
  • 思いやり
  • 丁寧

これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

穏やかな温厚な性格の人になるように

周囲の人を思いやる心を持った人になるように

平和で温かな人生が歩めるように

「寧」の読み方いろいろ

「寧」の読み方は、音読みが「ネイ」、訓読みは「やす(い)、ねんご(ろ)、むし(ろ)、なん(ぞ)、いずく(んぞ)」(いずれも常用漢字表外)があります。

名前に用いられている名のりでは「ね、さだ、しず、やすし」などがあります。

名前に一番多く使われている読み方は「ね」です。

「ね」の読みを持つ漢字は「子、音、根」などがありますが、数は多くありません。「ね」という読みの響きはとても個性的で可愛らしく人気があります。

「寧」は「ね」の響きを持った数少ない貴重な漢字と言えます。

男の子の名前にも用いられている漢字です。

男の子の名前の場合は「寧士(やすし)」のように「やす」の読み方が用いられることが多いようです。

寧がつく男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「寧」がつく名前を由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

時寧(ときね、ときやす)

頭文字に用いた「時」は時間を意味する漢字で、時の流れ、歴史、未来をイメージさせます。

「とき」という読みの響きも個性的で男の子の名前に用いると格好良い雰囲気を持ちます。

「どんな時でも周囲を和ませる人になるように」などの願いを込めることができます。

「ときね」という読みは柔らかい響きを持ち、「ときやす」を用いると男の子らしい響きになります。

⇒ 時寧の姓名判断をチェック

寧明(やすあき)

「寧」を「やす」の読みで用いた名前です。

「やす」の響きは名前の持つ「安らか」という願いを強調してくれます。

「明」と組み合わせることにより「安らかで明るい」イメージとなり、温かい雰囲気を持った名前になります。

「多くの仲間に恵まれた明るい人生になるように」などの願いを込めることができます。

⇒ 寧明の姓名判断をチェック

彩寧(あやね)

頭文字に用いた「彩」という漢字は「彩り(いろどり)」という言葉があるように、カラフルで華やかなイメージがあり、女の子の名付けに人気があります。

「寧」との組み合わせにより、華やかながらも温かな雰囲気を持つ名前になります。

「周囲を明るく温かく包み込むような人になるように」などの願いを込めることができます。

⇒ 彩寧の姓名判断をチェック

寧々(ねね)

「々」は漢字ではなく、同じ漢字を重ねて使う時に用いられる記号・符号で読みも持っていませんが、名前に用いることができます。

「ねね」「なな」「のの」のように響きを繋げることができたり、用いた漢字を繰り返すことで意味を強調させることができます。

「温もりのある心を持った素敵な女性になるように」などの願いを込めることができます。

⇒ 寧々の姓名判断をチェック

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「寧」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
139
2 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
485
3 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
187
4 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
309
5 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
106
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
241
7 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
306
8 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
106
9 11 いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。
267
10 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
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