「祥」の意味、読み方や画数は?祥に込める願い、祥を使った名前一覧

祥

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意味&イメージ
さち、さいわい、幸せ。よいこと、めでたいこと、ありがたいこと。物事が起こる前触れ、吉事の前兆、吉兆。喪が明ける際。など。
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漢字の意味から「祥」は「幸運」のイメージがあります。 ▼「祥」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「祥」は様々な読み方があり、一文字の名前では「しょう、さち、あきら」など、二文字名は「祥子(しょうこ)、祥平(しょうへい)、祥生(しょうせい)、祥子(さちこ)」などがあります。 ▼「祥」を使った名前一覧を見る
画数 10画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あきら・さき・さち・さむ・さか・ただ・なが・やす・よし
訓読み 【表外読み】さいわ(い)・ さち・ きざ(し)
音読み ショウ
部首 礻(しめす/しめすへん)
熟語 不祥(ふしょう)・吉祥(きっしょう)・瑞祥(ずいしょう)・嘉祥(かしょう)・慶祥(けいしょう)
他字体  旧字体・人名用漢字
意味 さち、さいわい、幸せ。よいこと、めでたいこと、ありがたいこと。物事が起こる前触れ、吉事の前兆、吉兆。喪が明ける際。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「祥」の意味

  • さいわい。さと。めでたいこと。
  • きざし。前触れ。
  • 喪明けの祭り。

「祥」は、「嘉祥」や「祥雲」などめでたいことや、幸運の前触れを意味する漢字です。

また、「祥月」など喪明けを意味することもあります。

見ることができたらラッキーな「祥雲」

「祥雲」は、「瑞雲」としても知られる縁起の良い雲の一種です。

「瑞気祥雲」という四字熟語があり、これは特に吉兆を意味するものです。

限られた気象条件で現れる虹色の彩雲のことを指し、幸運の前兆とされています。

めでたいことの前触れは世界中にありますが、青空に浮かぶ虹色の雲を見た日は、一日を気分良く過ごせるでしょう。

空を見上げて自然の美しさを感じる心は、豊かな感性をも連想させます。

「祥」の漢字の成り立ち・由来

「祥」は、会意兼形声文字です。

神様へ生贄を捧げる台を意味する「示」と羊の首を意味する「羊」が組み合わさって成り立ちました。

神様に羊を捧げて祈る様子から、「祝い事」の意味が生まれました。

「祥」のイメージ、名前に込める願い

「祥」は、めでたいお祝い事をイメージできる漢字です。

喜びや笑顔、明るく輝く様子も連想できます。

節目のイベントを迎えることは、幸運や幸せ、恵みに溢れていると言えます。

ポジティブなイメージもあるため、さまざまな願いを名前に込めることができます。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

人生にたくさんの幸運が訪れるように

めでたいことを意味する「祥」を名前に用いることで、幸せを感じることができる出来事がたくさん訪れるようにという願いが込められます。

自分の誕生日はもちろん、新しい家族の誕生や七五三などの節目のお祝い、スポーツや勉学での活躍、結婚など、人生で起きる祝い事は多くあります。

明るく、楽しい人生や円満な家庭に恵まれる様子も連想することができるでしょう。

幸せで笑顔が多い人に成長できるように

「祥」は、幸せなイメージから笑顔や朗らか、穏やかな様子を連想することができます。

周囲の人に愛されてきた人は、笑顔が素敵で心身ともに強く、温和な人柄の持ち主になりやすいという特徴があります。

平和な人生のイメージから、「トラブルに巻き込まれない人生になるように」「暖かく明るい道を歩んでいけるように」といった願いを名前に込めることができます。

良き出会いに恵まれる人生になるように

「祥」は、周囲の人たちとの縁に恵まれる様子もイメージできる漢字です。

人生をより楽しく、幸せなものにするためには、周囲の力も深く関係します。

明るく朗らかな人柄を魅力は、似た人たちを惹きつけることにもつながります。

優しい人たちに恵まれ、時には助けてもらうことを願うことができるでしょう。

良き出会いに恵まれ、将来新しい家族を作る様子も連想できます。

「祥」の読み方いろいろ

「祥」の音読みは「ショウ」、訓読みは「さいわ(い)、きざ(し)、さち」です。

名乗りに用いられる読みは、「あきら、さか、さき、さむ、ただ、なが、やす、よし」になります。

中性的なイメージと読みから、男女問わず名付けに用いられる漢字です。

祥を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「祥」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

祥(しょう、よし)

「祥」は、めでたいことを意味する漢字であるため、「人生に喜びがたくさん訪れるように」といった願いを込めることができます。

シンプルな字面であるため、おしゃれでスタイリッシュな印象の名前になるでしょう。

トラブルに巻き込まれることなく、平和な毎日を送ることができる様子もうかがえます。

人に愛され、大切にされるような優しい人柄と柔和な雰囲気もうかがえる名前です。

⇒ 祥の姓名判断をチェック

祥春(よしはる)

「春」を添字に用いた男の子の名前です。

気候が穏やかで、命が活動を始める春は、「朗らかで生き生きとした楽しい人生になるように」という願いを込めることができます。

明るくポジティブなイメージのある「祥」との相性も良いと言えるでしょう。

「よしはる」の響きは、伸びがあるため温和や優しさを連想することができます。

字面のバランスも良く、直線が多いことから真面目で利発な人への成長も願うことができる名前といえます。

⇒ 祥春の姓名判断をチェック

祥平(しょうへい)

「平」を添字に用いた男の子の名前です。

「しょうへい」は読みやすい読みであるため、周囲の人の記憶に残り、愛される様子が連想できるでしょう。

字面も美しく、書きやすさも魅力の一つです。

「平」は「平穏」「平和」から、穏やかな毎日や安全な世の中を連想できる漢字です。

健やかな成長やトラブルとは無縁の人生を願うこともできます。

「祥」と組み合わせることで、我が子の誕生を祝福する気持ちも込めることができます。

⇒ 祥平の姓名判断をチェック

祥智(さち)

「智」を名前に用いることで、賢さや物事を正しく理解している知的な印象を加えることができます。

画数が多いため、名前に深みが出ることも期待できるでしょう。

「智」は、努力家で好奇心旺盛な様子もイメージできる漢字として人気があります。

「祥」も「智」も和風なイメージがあるため、日本人らしさも感じられる名前になります。

「正しい判断を下し、平和な毎日を過ごせるように」といった願いが込められる名前です。

⇒ 祥智の姓名判断をチェック

祥香(よしか、しょうか)

「香」を添字に用いた女の子の名前です。

「よしか」もしくは「しょうか」の読みで名付けることができます。

「よしか」は優しく幸運に恵まれる様子を、「しょうか」は知的でおしゃれな人柄を連想することができるでしょう。

上品で気品も持つ姿をイメージすることができます。

「祥」と組み合わせることで、我が子の誕生を祝福し、「これからの将来に笑顔や祝い事がたくさん訪れるように」といった思いを込めることができます。

⇒ 祥香の姓名判断をチェック

「祥」を使った男の子/女の子の名前リスト

男女どちらにも名付けられる名前

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「祥」は名前に良くない?名付けの際の注意点

「祥」は、縁起の良いイメージがある一方、成り立ちが生贄という殺生に関する漢字であるため気になる人もいる可能性がある漢字です。

一方で子どもの名前に使うことができる漢字の中には、ポジティブなイメージがあっても不穏な成り立ちや一部にネガティブな意味を持つものが少なくありません。

「祥」という漢字を聞いて、羊を生贄としていたということを思い浮かべる人は少ないと言えるでしょう。

子どもに贈る最初のプレゼントである名前は、両親が後悔しない漢字を選ぶことが大切と言えます。

「祥」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
140
2 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
485
3 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
187
4 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
309
5 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
306
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
241
7 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
106
8 11 ただ、限定や強調を表す語。それだけ、ただひとつ。はい、返事、すぐに答える承諾の返事。
42
9 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
325
10 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
106

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