「韻」の意味、読み方や画数は?韻に込める願い、韻を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- ひびき。音の余韻。詩歌で同じ音を一定の位置で繰り返すこと(韻を踏む)。趣・風流。漢字音で声母を除いた など…
- ▼「韻」の意味や由来
- 印象・願い
- 響きを届け、心を動かす人に。調和を生み出すリズムを持つように。人生に余白の美を奏でる存在に。
- ▼「韻」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「韻」は様々な読み方があり、一文字の名前では「ひびき、おと」など、二文字名は「韻生(ひびき)、韻暉(ひびき)、韻羽(おとは)、楓韻(かいん)」などがあります。
- ▼「韻」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 19画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | おと |
| 訓読み | 【表外読み】ひびき・ おもむき |
| 音読み | イン |
| 部首 | 音(おと/おとへん) |
| 熟語 | 気韻(きいん)・次韻(じいん)・余韻(よいん)・押韻(おういん)・畳韻(じょういん)・松韻(しょういん)・和韻(わいん)・風韻(ふういん)・音韻(おんいん)・神韻(しんいん)・頭韻(とういん) |
| 他字体 | 韵 異体字・同字 |
| 意味 | いん、おもむき。美しく調和した音、ひびき。漢字の一音節のうち、頭子音をのぞいた音。おもむき、風流。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「韻」の意味
- ひびき。音の余韻。
- 詩歌で同じ音を一定の位置で繰り返すこと(韻を踏む)。
- 趣・風流。
- 漢字音で声母を除いた部分(韻母)。
「韻」は、音の響きや余韻を指す漢字です。
特に「韻を踏む」といった表現からも分かるように、詩やラップなど、言葉の響きを楽しむ場面でよく使われます。同じ音を一定の間隔で繰り返すことで、快いリズム感が生まれ、聞く人に心地よさや面白さを与えます。
また、漢字の「音」を区分する要素としても知られています。日本語に限らず、中国語などでも韻の仕組みを理解することが、言葉の美しさに触れる一つの鍵になるでしょう。響きを楽しむ漢字、それが「韻」なのです。
「韻」のイメージ、名前に込める願い
「韻」は、耳に残る心地よいひびきや、言葉が連鎖して生むリズムをイメージさせる漢字です。
詩や音楽で韻を踏むように、人と人、出来事と出来事を美しい調和でつなぎ、余韻を残す存在を思い描けます。
響きの良さや芸術的な感性だけでなく、人の心に深く残る魅力や、場の雰囲気を整える力を感じさせます。
聞く人を惹きつける言葉選びができる、洗練されたコミュニケーション能力を期待できるのも大きなポイントです。
自分のリズムを大切にしながら、周囲とも美しくハーモニーを奏でる——そんな人物像を思い描ける漢字です。

響きを届け、心を動かす人に
この漢字には、発するひと言ひと言が人の心に温かい余韻を残し、行動や作品を通して周囲を感動させる人物像を連想させる力があります。プレゼンや表現活動だけでなく、普段の会話でも人の気持ちに寄り添い、前向きな気持ちを引き出せる存在になるよう願いを込められます。

調和を生み出すリズムを持つように
一定の位置で同じ音を繰り返す「韻」は、リズムが整うことで全体が心地よくまとまる様子を表します。この漢字には、自分らしいリズムを保ちながら周囲とも調和し、チームや家族、社会に穏やかなテンポをもたらす人になってほしいという願いを込められます。バランス感覚に優れ、周囲をまとめる潤滑油のような存在が思い浮かびます。

人生に余白の美を奏でる存在に
「韻」は音が止んだ後に残る静かな余韻まで含めた美しさを示します。そのイメージから、あえて言葉を尽くしすぎず、所作や沈黙にも品格を宿す人になってほしいという独自の願いを込めることができます。忙しさの中にも余白を見つけ、静かな感動を周囲に与える——そんな新しい美学を体現する人物像が期待できます。
「韻」を使った名前
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前日(12月23日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 3 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 9 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
| 10 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 |
