「彦」の意味、読み方や画数は?彦に込める願い、彦を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- 才知や徳行、才徳にすぐれた青年、美男子。立派な男性。男子の美称。知恵や才能に優れた男性のこと。など。
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- 漢字の意味から「彦」は「聡明 古風・和風」のイメージがあります。 ▼「彦」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「彦」は、名前として「彦之進(ひこのしん)、京彦(きょうひこ)、彦五郎(ひこごろう)、彦三郎(ひこさぶろう)、緑彦(みどりひこ)、彦右衛門(ひこえもん)、東彦(ひがしひこ)」などの読み方で使われています。 ▼「彦」を使った名前一覧を見る
画数 | 9画 |
---|---|
種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
名のり | お・さと・ひろ・やす・よし |
訓読み | ひこ |
音読み | ゲン |
部首 | 彡(さんづくり) |
他字体 | 彥 旧字体 |
意味 | 才知や徳行、才徳にすぐれた青年、美男子。立派な男性。男子の美称。知恵や才能に優れた男性のこと。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「彦」の意味
- 美しい男性、立派な男性
- 男性の美称
- 男子の名前に使われる接尾語
「彦」は、古くから日本で広く使われてきた漢字で、主に男性の名前に用いられます。
男性の美称としての「彦」
「彦」は、本来「美しい男性」や「立派な男性」を意味する言葉です。単に外見の美しさだけでなく、内面的な美しさや立派さも含んでいます。
そのため、男性の美称として使われ、名前に「彦」を付けることで、その人物への敬意や期待が込められます。
七夕物語の彦星
「彦」という漢字は、七夕伝説に登場する彦星(ひこぼし)にも使われていますね。
彦星はわし座の1等星・アルタイルで、牽牛星(けんぎゅうせい)とも呼ばれており、織姫のこと座の1等星・ベガと共に夏の夜空に美しく輝きます。
彦星と織姫の七夕物語は、年に一度の再会を果たす純粋な愛の象徴として広く親しまれているので、普遍の愛、真摯な愛を名前に込めることができるでしょう。
「彦」の漢字の成り立ち、由来
「彦」という漢字は、元は「彥」と書かれ、「文」「厂」「彡」の組み合わせで成り立っています。
「文」は「入れ墨」、「厂」は額、「彡」は美しいを意味し、額に美しい入れ墨を入れる儀式を表しているとされています。
そこから転じて、「美しく立派な男性」を意味するようになりました。
「彦」のイメージ、名前に込める願い
立派な男性の象徴
「彦」という漢字は、古来より優れた男性を表す言葉として使われてきました。この漢字を名前に持つ人は、知性と品格を兼ね備えた、理想的な男性像を体現することが期待されます。
輝き続ける存在
七夕伝説の彦星とのつながりから、「彦」には天空で輝く星のイメージもあります。広大な宇宙を背景に、明るく輝き続ける存在として、多くの人々の道標となるような人物を連想させます。
伝統と革新の調和
「彦」は古い歴史を持ちながらも、現代の名付けでも人気がある漢字です。伝統的な価値観を大切にしつつ、新しい時代に適応できる柔軟性を持った人物像を想起させます。
- 優秀
- 知的
- 品格
- リーダーシップ
- 輝かしい
- 誠実
- 信頼感
- 柔軟性
- 先見性
- 創造力
- 伝統的
- 革新的
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

知性と品格を兼ね備えた、理想的な人物に成長してほしい

多くの人々の道標となる、輝かしい存在になってほしい

伝統を重んじつつ、新しい時代を切り開く人になってほしい
「彦」の読み方いろいろ
「彦」の読み方は、音読みが「ゲン」、訓読みが「ひこ」、名のりでは「お、さと、ひろ、やす、よし」などがあります。
「彦」は古風な響きでありながらも、優れた人物や尊敬される若者を意味するため、男の子の名付けにおいて人気があります。
特に「ひこ」という読み方は、親しみやすく、伝統的な印象を与えるため、多くの名前で用いられています。
彦江を使った男の子の名前~由来&意味付け~
「彦」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 晴彦(はるひこ)
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「晴れやか」という意味の「晴」を用いた名前です。
「晴」は明るくて元気なイメージを持ち、快晴の空のように清々しい気持ちを与えてくれます。
「彦」と組み合わせることで、明るく優れた若者というイメージが強調されます。
周囲に光をもたらし、常に前向きで明るい人生を歩んでほしいという願いが込められています。
- 光彦(みつひこ)
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「光」は輝きや希望を象徴し、その光が周囲を照らすような存在をイメージさせます。
「彦」と組み合わせることで、知識と知恵を持った立派な若者を連想させます。
人々に希望を与え、周囲を明るく照らす存在になってほしいという願いが込められています。
- 智彦(ともひこ)
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「智」は知恵や賢さを意味するので「智彦」という名前は、知識を持ち、賢明な判断を下せる優れた人物を連想させます。
困難な状況でも冷静に対応し、知識を活かして成長してほしいという願いが込められています。
- 爽彦(あきひこ)
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「爽彦」という名前は、爽やかな風のように心地よい存在を連想させます。
周囲に心地よい風を送り、清々しい気持ちで人生を歩んでほしいという願いが込められています。
また、常に新鮮な視点を持ち、周囲から信頼される人物になることへの期待も表現されています。
- 志彦(ゆきひこ)
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意志や志望を意味する「志」を、名のりの「ゆき」の響きで使った名前です。
「志彦」という名前は、強い意志を持ち、目標に向かって努力する姿を連想させます。
強い志を持ち、夢や目標に向かって邁進してほしいという願いが込められています。
- 虹彦(にじひこ)
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多彩な色と美しさをイメージできる「虹」を使った名前です。
「彦」と組み合わせることで、多彩な才能を持った優れた人物を連想させます。
また、雨上がりの虹のように、困難を乗り越えた後に美しく輝く存在となり、多くの人々に希望と喜びをもたらす人生を歩んでほしいという期待も表現されています。
「彦」を使った男の子の名前リスト
「彦」を使った名前
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前日(5月7日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
4 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
5 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
6 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
7 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
8 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 | |
9 | 唯 | 11 | ただ、限定や強調を表す語。それだけ、ただひとつ。はい、返事、すぐに答える承諾の返事。 | |
10 | 依 | 8 | 寄りかかる、頼りにする。もたれかかる。よりどころにする、根拠にする。従う。そのまま、元のまま、以前のまま、昔ながら。はっきりしない、ぼんやりしている。弱いものを大切にする。助ける。 |