「興」の意味、読み方や画数は?興に込める願い、興を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 起きる、盛んになる。勢いが増す。盛んにする。盛り上げる。おもしろみや興味。 など…
- ▼「興」の意味や由来
- 印象・願い
- 旺盛な好奇心で未来を切り開くように。周りを明るくするムードメーカーに。眠っている可能性を“再興”できる人に。
- ▼「興」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「興」は様々な読み方があり、一文字の名前では「こう、きょう、さき、こお」など、二文字名は「雲興(うんこう)、忠興(ただおき)、興彌(こうや)、興世(こうせい)」などがあります。
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| 画数 | 16画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | おき・き・さかん・さき・とも・ふか・ふさ |
| 訓読み | おこ(る)・おこ(す) |
| 音読み | コウ・キョウ |
| 学習漢字 | 学習漢字5年 |
| 熟語 | 不興(ふきょう)・余興(よきょう)・座興(ざきょう)・遊興(ゆうきょう)・復興(ふっこう)・感興(かんきょう)・即興(そっきょう)・勃興(ぼっこう)・文芸復興(ぶんげいふっこう) |
| 他字体 | |
| 意味 | こう、きょう、おこし。心に楽しさやおもしろみを感じる、その場かぎりのたわむれ、もち米などを蒸して水あめと砂糖で板状に固めたお菓子。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「興」の意味
- 起きる、盛んになる。勢いが増す。
- 盛んにする。盛り上げる。
- おもしろみや興味。
「興(こう/おこる)」は、物事が新たに始まり活気づくさまを表す漢字です。たとえば「産業が興る」「文化を興す」のように、勢いを帯びて盛んになる場面で使われます。
また「興味」「余興」などに見られるように、面白さや関心を示す語にも使われ、私たちの生活の中で活気や楽しさを伝える役割を担っています。
「興」のイメージ、名前に込める願い
「興」は“おこす・おこる”を軸に、物事を盛り上げていくダイナミックなエネルギーを宿す漢字です。
新しい流れを生み出し、停滞した空気を一変させるポジティブな勢いが感じられます。
好奇心を刺激し「面白い!」と心を動かす力があるため、学びや遊びにも前向きに取り組む姿を思い描きやすいのが魅力。
「興味」「興奮」「復興」など多彩な熟語が示す通り、楽しさと再生力の両面を併せ持つ点が名前に奥行きを与えてくれます。
活気を呼び込む字面は、組み合わせる漢字次第で柔らかくも力強くも演出できるのが魅力です。

旺盛な好奇心で未来を切り開くように
「興」は「興味津々」という言葉に代表されるように、知らない世界へ飛び込む探究心を連想させます。何事も面白がって挑戦できる姿勢は、変化が激しい時代を生き抜く大きな武器。学びも遊びも自ら深掘りし、豊かな知識と経験を積み重ねながら、自分だけの道を切り開いていく人物像を期待できます。
名前に「興」を入れることで、どんな場面でも「面白さ」を先に見つけ、前向きに行動できる人に育ってほしいという願いを込められます。

周りを明るくするムードメーカーに
「興」には<盛り上げる・興じる>というニュアンスも含まれます。場を活気づけ、仲間とともに喜びを共有できる人は、自然と周囲から信頼を集めるもの。学校や職場、地域などどんなコミュニティでも中心的存在となり、人と人をつなぎながら物事を円滑に進める姿をイメージできます。
人間関係が希薄になりがちな現代だからこそ、みんなを笑顔にし、輪をつくれるムードメーカーの資質は大きな魅力。名前に「興」を選ぶことで、その明るい吸引力が花開くことを願えます。

眠っている可能性を“再興”できる人に
「興」には“復興・再興”のように、失われた価値を再び立ち上げる意味もあります。社会や人の心の中に埋もれている可能性を見つけ出し、新たな形で蘇らせるクリエイティブな視点を授けてくれる漢字です。
伝統文化を現代風にアップデートしたり、廃れてしまった資源を活かして町を元気にしたり――そんな未来志向とリスペクト精神を兼ね備えた人物像を思い描くことができます。独自の切り口で世界を面白く“再興”していける人になってほしいという、先進的な想いを込められるのも「興」ならではの魅力です。
「興」を使った名前
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前日(12月24日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 3 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 9 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
| 10 | 颯 | 14 | はやて、さっと吹く風、疾風。風の吹く様子、その音。きびきびした様子。 |
