「果」の意味、読み方や画数は？果に込める願い、果を使った名前一覧
- 意味＆イメージ
- 木や草などの実。くだもの。物事の終わり、できばえ、仕上がり。果たす、成し遂げる、やり遂げる。思い切りのよい、思い切ってする、勇ましい。はたして、思った通り。本当に。原因があって生じたこと、むくい。など。
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- 漢字の意味から「果」は「希望 草花・樹木 秋」のイメージがあります。 ▼「果」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「果」は、名前として「穂果（ほのか）、楓果（ふうか）、果鈴（かりん）、果穂（かほ）、果音（かのん）、帆乃果（ほのか）、凛果（りんか）」などの読み方で使われています。 ▼「果」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 8画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | あきら・はた・まさる |
| 訓読み | は（たす）・は（てる）・は（て）【表外読み】くだもの・ おお（せる）・ はか |
| 音読み | カ |
| 部首 | 木（き／きへん） |
| 学習漢字 | 学習漢字4年 |
| 熟語 | 因果（いんが）・成果（せいか）・青果（せいか）・効果（こうか）・結果（けっか）・戦果（せんか）・業果（ごうか） |
| 他字体 | |
| 意味 | 木や草などの実。くだもの。物事の終わり、できばえ、仕上がり。果たす、成し遂げる、やり遂げる。思い切りのよい、思い切ってする、勇ましい。はたして、思った通り。本当に。原因があって生じたこと、むくい。 |
| イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「果」の意味
- くだもの。木や草の実。
- はたす。成し遂げる。おおせる。
- 思い切って決断する。思い切りが良い。
- はたして。予想通り。思った通り。
- 原因。因縁があって生ずるもの。報い。
「果」は、草木に実る果物を意味する漢字です。
また「やり果たす」といったように、果たす、成し遂げるの意味でも用いられます。
「勇猛果敢」や「果鋭」のように思い切りの良さや決断なども意味します。予想通りのことを「果然」と表現することもある漢字です。
「因果応報」のように、報いや原因があって生ずる結果の意味でも知られています。
「果報」はじっくりと待つもの
全ての行動には、良くも悪くも結果が伴います。
「果報は寝て待て」と言いますが、本来は「やってしまったことは落ち込んだり無駄な動きをしたりしない」という意味です。
「良い結果＝果報、幸せ」という印象が強い一方で、待つという行為も忍耐力が必要です。
どんな結果を待つにしろ、万端の準備が大切と言えます。
「果」は、自分ができることをしてから結果を待てる人になれるようにという願いも込めることができる漢字です。
「果」の漢字の成り立ち・由来
「果」は、象形文字です。木に果実がなっている様子を意味する象形文字から「果」が成り立ちました。
花から最終的に果実が成るため、「成し遂げる、結果」の意味が生まれました。
「果」のイメージ、名前に込める願い
「果」は可愛らしいイメージのある漢字です。
フレッシュで瑞々しい果物の印象から、エネルギッシュや豊穣を連想できます。
丸々と実った大ぶりの果実や小さく可愛らしい果実などその種類はさまざまです。
たくさんの実をつけることから、個性や多様性、繁栄などのイメージもあるでしょう。
味も美味しく栄養満点であるため、笑顔や癒し、健康なども思い浮かべることができます。
物事を成し遂げる力がある
「結果」「果報」の漢字でもあることから、思いやりや行動力、努力などがイメージできるでしょう。
「果敢」からは勇気やチャレンジ精神、好奇心旺盛で優しい姿も連想できます。
また果実には、芯や種があります。
将来性や次の時代を作っていく豊かな才能や強さも持ち合わせた漢字なのです。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 可愛らしい
- 瑞々しい
- フレッシュ
- 豊穣
- 笑顔
- 癒し
- 健康
- 思いやり
- 行動力
- 努力
- 勇猛果敢
- 将来性
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。
瑞々しく、可愛らしい子に育つように
たくさんの果物の実を結ぶ木のように実り豊かな人生を送れるように
どんなことにも臆さずにチャレンジし、善い行いが自分に返って来る人になるように
「果」の読み方いろいろ
「果」の音読みは「カ」、訓読みは「は(たす)、は(て)、は(てる)」です。 表外読みの音読みは「ワ、ラ、カン」、訓読みは「おお(せる)、くだもの、はか」と読みます。 前に使える読み方は「あきら、か、はた、はたす、まさる」です。 「果」は特に女の子の名づけに人気があり、「カ」の響きで頭字・添え字ともに好んで用いられます。
果を使った男の子/女の子の名前～由来＆意味付け～
「果」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 大果（だいか）
-
男の名付けに例年高い人気を誇る「大」を頭字に用いた名前です。
壮大さや器の大きさを連想させる「大」は、果物の実が大きい様や大成し偉大な結果を残せるようにと願いを込められるので、「果」との相性も良いと言えます。
周囲を明るくすることに長け、ムードメーカー的な存在にもなれるでしょう。
どんなことにもチャレンジ精神旺盛で困っている人を助けられる優しい人になるようにと願いが込められる名前です。
- 誠果（せいか）
-
「誠実」の言葉で人気のある「誠」を頭字に用いた男の子の名前です。
嘘をつかないという意味を持つ「誠」は、誰に対しても素直で清廉な印象を与えます。
朗らかで一緒にいて癒される人物が連想できるでしょう。
「果」と組み合わせることで、どこか可愛らしく朗らかなイメージも与えます。実直で真っ直ぐな成長も願うことができます。
誰に対しても誠実で、幸福と繁栄に恵まれた人生を送れるようにと願いが込められる名前です。
- 詩果（うたか）
-
詩を頭字に用いた女の子の名前です。「詩」は、短い文の中でさまざまな感情が湧く文学の一つです。
情緒的で優れた文才や素直さ、多彩な才能などを感じることができるでしょう。
多様な価値観を大切にし、自分が感じることを素直に表現できる情緒豊かな印象も与えます。
可愛らしい漢字であるため、「果」との相性も良く字面のバランスも整っています。
多彩な才能に恵まれ結果が出せる人になるように、という願いが込められます。
- 妃果里（ひかり）
-
王侯貴族の配偶者を意味する「妃」を頭字に、故郷といった意味を持つ「里」を添え字に用いた女の子の名前です。
「妃」は地位の高さから誇り高さや気品を感じられる漢字として、女の子の名付けに人気があります。
可愛らしいイメージのある「里」と組み合わせることで、素直さや癒しなどの印象も与える名前になっています。
可愛らしく気品もあり、大切な人を癒せる人になるようにと願いが込められる名前です。
- 美果（みか）
-
「美」を頭字に用いた女の子の名前です。
「美しい」という意味を持つ「美」は、外見だけでなく内面の美しさも連想できます。
上品な所作や立ち姿、話し方、教養など「美しい」と感じる要素は一つではありません。
「みか」の響きは大人っぽく理知的なイメージを与えるため、客観的に自分を見つめ周囲の人を尊重できる人物の姿が連想できます。
外見・内面問わず美しく、自ら善行ができる人になるようにという願いが込められます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「果」は名前に良くない？名付けの際の注意点
「果」は、瑞々しい果物を連想できる漢字です。豊かさが連想できる一方で、「果て」の意味から名付けに使うことを心配する声も少なくありません。
「果てる＝終わる」の意味があるため、幸福が長く続かないのではないか、長生きできないのではないかと感じる人もいるようです。
しかし漢字には、それぞれいろいろな意味や成り立ちがあります。
「果」は、実を結ぶ＝結果が出ると捉えることもできるため、充実した人生を送って欲しいという願いを込めたい時にぴったりの漢字です。
「果」を使った名前
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前日（4月30日）
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 3 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 4 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 5 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 6 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花（まつりか）。ジャスミン。 | |
| 7 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 8 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
| 9 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 10 | 那 | 7 | 多い。美しい。疑問や反語を表す語、なんぞ、いかんぞ、いかん。あれ、あの。どれ、どの。（時間や場所）において。 |