「暖」の意味、読み方や画数は?暖に込める願い、暖を使った名前一覧
- 意味&イメージ
- だん、あたたかい。気温や温度がほどよく心地よい、金銭がじゅうぶんある状態、愛情や思いやりのあるさま。など。
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- 漢字の意味から「暖」は「春」のイメージがあります。 ▼「暖」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「暖」は様々な読み方があり、一文字の名前では「だん、はる、ひなた、のん」など、二文字名は「暖大(ひなた)、暖乃(はるの)、暖大(はると)、心暖(こはる)」などがあります。 ▼「暖」を使った名前一覧を見る
画数 | 13画 |
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種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | あつ・はる・やす |
訓読み | あたた(か)・あたた(かい)・あたた(まる)・あたた(める) |
音読み | ダン【表外読み】ノン |
部首 | 日(ひ/ひへん/にちへん) |
学習漢字 | 学習漢字6年 |
熟語 | 温暖(おんだん) |
他字体 | |
意味 | だん、あたたかい。気温や温度がほどよく心地よい、金銭がじゅうぶんある状態、愛情や思いやりのあるさま。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「暖」の意味
- あたたかい。あたたかさ。
- あたためる。あたたまる。
「暖」は、あたたかいやあたためるという意味を持つ漢字です。
また、あたためるやあたたまるといった意味でも用いられます。
日常生活でも目にする機会が多く、「温暖」や「緩和」などの言葉があります。
「暖」は春が近づく印
気候の暖かさの表現に使われる「暖」は、春の訪れを感じる漢字です。
江戸中期の俳人である服部嵐雪(はっとりらせつ)は、「梅一輪一輪ほどの暖かさ」という句を詠っています。
梅の花がほころんでいるのを見て、知らない間に暖かくなり、春の訪れを感じるという句です。
暖かさは安心するものです。冬の厳しい寒さがゆるみ、ふとした瞬間に春を実感する暖かさを感じられる「暖」は、心もほっこりする漢字と言えます。
「暖」の漢字の成り立ち・由来
「暖」は、形声文字です。
由来には諸説ありますが、太陽を意味する象形文字の「日」とゆるむという意味がある「爰」が組み合わさって成り立ちました。
「暖」のイメージ、名前に込める願い
「暖」は、温かさや安心感を連想できる漢字です。
太陽が連想できることから、心がほっこり温かくなる様子や朗らかさ、素直さ、明るさ、寛大な様子もイメージできる漢字と言えます。
どんな時でも明るく、周囲が和む様子がうかがえます。
一緒にいて心穏やかになれる人物を連想することができるでしょう。
南の国や命の始まりのイメージも
温暖な気候が魅力の南の国は、陽気で美しい森や海といった色彩豊かなイメージもあるでしょう。
また春は、命が育まれる季節です。
段々天候が安定し気温も温かくなると、たくさんの命が成長し動物の行動も活発になります。
春生まれの赤ちゃんの名前にもぴったりと言えるでしょう。梅や桃、桜など、花を連想できるため、華やかさや癒しも連想できる漢字と言えます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 温かい
- 安心
- 朗らか
- 穏やか
- 明るい
- 素直
- 寛大
- 平和
- 和やか
- 陽気
- 癒し
- 春・太陽
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

穏やかで温かみのある人になるように

素直で明るい人生を歩めるように

陽気で優しく、誰からも愛される人になるように
「暖」の読み方いろいろ
「暖」の音読みは「ダン、ノン、ナン」、訓読みは「あたた(か)、あたた(かい)、あたた(まる)、あたた(める)」です。 名乗りに用いられる読みは「あつ、はる、やす」になります。 1文字では「だん、のん、あつし、はる、ひなた」、男の子なら「国暖(くにはる)」女の子なら「可暖(かのん)」といった読みで名付けることができます。 名付けランキングでは、例年上位にランクインするほど人気がある漢字です。
暖を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「暖」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 暖(はる、だん、のん)
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「暖」を1文字で名付けた名前は、シンプルさが魅力です。
「はる」は男女問わず付けられる響きです。男の子なら力強い「だん」という響き、女の子なら「のん」のやわらかい響きも素敵ですね。
ご両親が名前に込めた想いがストレートに伝わるため、周囲も覚えやすく親しまれるようになるでしょう。
優しく、家族や大切な人の心を温かくしてくれるような人柄が連想できます。太陽のように明るく照らしてくれる存在になるでしょう。
1文字の名前はおしゃれでスタイリッシュなイメージもあります。頼りがいのある人になるように、という願いも込められる名前です。
- 嵩暖(たかはる)
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男の子の名前に人気の「嵩」を頭字に用いた名前です。
「嵩」は、そびえ立つ大きな山を意味することから、スケールの大きさや立派な姿、どっしりと構えられる強さなどが連想できます。
「暖」と組み合わせることで、朗らかで頼り甲斐のある人物が連想できるでしょう。
周囲の人を尊重し、どんな時にも頼られる有能さや落ち着きのある人に成長するように、という願いが込められる名前です。
- 暖人(はると)
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「と、ひと」の読みで人気のある「人」を添字に用いた名前です。
「人となり」「人柄」など性格や気質を意味する言葉も多い「人」は、優しさや思いやりを連想できる漢字です。
協調性があり、人とのつながりを大切にし協力できる人柄を連想できるでしょう。
自分の意志を尊重する芯の強さもイメージできます。
「暖」と組み合わせることで、暖かい人になるように、一緒にいて安心できる人になるようにといった願いが込められます。
- 悠暖(ゆのん)
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「悠」を頭文字に用いた女の子の名前です。
「悠々自適」「悠久」などの言葉から、マイペースでどんなことにも冷静かつ確実に取り組む姿や健康で長生きができる人生をイメージできます。
焦らずに不測の事態にも対処できる姿は芯が強く、朗らかで温かみがある姿もうかがえるでしょう。
「暖」との相性も良いため整った印象があり、響きも可愛らしいです。
穏やかで自分のペースで人生を歩めるようにという願いが込められます。
- 暖乃(はるの)
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名前が古風な印象になると人気がある「乃」を添字に用いた名前です。
「乃」は、弓が垂れた様子から「そのまま」や「まっすぐ」という意味があります。
曲線が緩やかで穏やかな印象を与え、日本らしさを感じることができるため、奥ゆかしさも連想できるでしょう。
温かみを感じる「暖」と対照的に画数が少ないため、メリハリのある美しさがある名前です。
優しい心を持った慎ましやかな人になるようという願いが込められます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「暖」は名前に良くない?名付けの際の注意点
「暖」は穏やかさが連想できる漢字として人気がありますが、名前としてどう読めばわからないという意見が多いという特徴があります。
音読みである「だん、のん」はわかっても、一目で「はるか、あつし」と読むのは難しいでしょう。
他の漢字と組み合わさった名前なら、さらに正しい読みは分かりにくくなります。
何度も説明を求められたり、身分証の確認をされた時に混乱させやすいというデメリットも心配です。
「暖」はイメージも意味も、ポジティブです。想いを込めるご両親が納得できる字を選ぶことが大切ですが、読み方は周りの意見を聞いて慎重に決めましょう。
「暖」を使った名前
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前日(4月18日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
2 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
4 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
5 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
6 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
7 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
9 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
10 | 彩 | 11 | いろどる、色をつける、配色する。さまざまな色の組み合わせ。色を組みあわせて飾ること。いろどり、あや、模様。ツヤ、輝き、光。美しい、飾りがある、模様がある。様子、姿。化粧する。美しさを付け加える。 |